白夢ノ世界デ創リシ化身-3
今日は二話投稿だぜー
これは一話目です。
追記:【身体強化魔法】の表記を変更しました。
さて、板にスキルの一覧が浮かび上がって来た。こっちの板はステータスのようだね。
お疲れ様。浮遊盤君に敬礼。
「まず、ステータスについて話しますね。ステータスは種族ごとに秀でているものと劣っているものがあります。ステータスには、体力、魔力、筋力、頑丈、敏捷、器用、知力、精神があり、レベルアップ時に貰えるステータスポイントで好きなものを上げることができます」
これは調べたから知ってる。
体力はそのままお馴染みのHP。当然、0になったら死ぬ。
魔力もMPと考えて良いかな。0になったら状態異常にもかかるらしい。
筋力は物理の攻撃力。脳筋さんが極振りしそう。
頑丈は物理の防御力。なんか、これに極振りして無双していた人がいた気がする……。
敏捷は足の速さ。脚力にも表れてるかな。
器用は生産系のプレイヤーが重宝しそうなステータス。攻撃で言えば、テクニカルな技を磨けるステータスだね。
知力は魔法の攻撃力。これを上げたからと言って頭が良くなる訳ではないよ。
精神は魔法の防御力。魅了とかの精神系状態異常のレジストにも使われる。
「種族を選んだ際にもステータスポイントは存在しますよ。ニーヴィスちゃんの種族では、30ポイントですね。因みに人族は100ポイント。ポイントが低い代わりに基礎ステータスが高いからそうなりますね」
そう。種族によって、基礎ステータスというものが存在する。人族は初めのステータスは体力以外全て0なんだけど、その他の種族は初めからステータスに補正が存在している。レアな種族程、その補正が大きい。つまり、私の種族のレア度はかなり高いので、ステータスも最初から強いのだ。
因みに、浮遊盤に映し出されている私の種族のステータスはこうなってる。
▼ ▼ ▼
名前 ニーヴィス Lv.1
種族 闇と氷の混沌精霊
属性 闇 氷
職業 神の使徒
状態 空虚
体力 100 / 100
魔力 300 / 300
筋力 15
頑丈 0
敏捷 30
器用 15
知力 95
精神 80
ステータスポイント 30
スキル
なし
種族スキル
【闇魔法 Lv.1】【氷魔法 Lv.1】【浮遊 Lv.1】
【精神生命体・混沌】【闇の精霊の力・混沌】【氷の精霊の力・混沌】
▲ ▲ ▲
さすがぶっ壊れ種族。
知力なんてもう少しで100行くよ。
というかちょっと待て。職業職業。
今作の職業というものは、『戦士』とか『魔法使い』とかいう戦闘などに直結しないものらしい。正しい意味で職業なんだって。冒険者なら『冒険者』、国に所属する騎士になら『騎士』。救世主として向こうの世界に行くけど、就職することもできるのが醍醐味らしい。
だけどさ……ルナリア様……トラブルホイホイっぽい職業なんだけど。これ。
まあ、貰えるものか貰っとこうという打算があったのは否めないんだけどさ。
閑話休題。現実逃避の誤字じゃないですよ。本当に。
人族から種族の特徴が離れれば離れる程、レベルアップ時に貰えるステータスポイントも減る。確か人族は一つレベルが上がるごとに5くらい貰えてた気がする。レベルが10の倍数になるごとにボーナスと言うことで2倍だったかな。
えーと、この種族はステータスポイントが2か。レベルアップ時に、強制的に種族の特徴として秀でているステータスが上げられるから、トータルでは圧倒的に勝っているんだけど、好きなステータスを上げられないのは辛い。
わかりやすく言えば、人族からレア種族になるにつれて、ステータスが自由に上げられない昔のRPGゲームのキャラクターっぽくなる訳だ。
「補足をしておくと、体力はポイントを1振る度に5、魔力は2上がりますね」
そのRPGのキャラクターのステータスが、HPと攻撃力が同じだったらおかしいもんね。
「はい、では次に、スキルの方を説明しますね!このスキルは種族スキルとは少し違う扱いになります。この板に表示されているスキルの内、10個まで選ぶことができますね。取りたかったスキルが取れなくても、これから行く世界の行動でスキルをとることが出来ます。例えば、【剣術】だと、剣を振るなどで取得できますね」
私はここで、必須なスキルを取って行こうかなと思う。
最悪、取ろうと思えばプレイ中にも取れる訳だし。
「スキルには、レベルが存在するものとしないものがあります。そのレベルはスキルレベルと呼ばれていますね。スキルレベルが上がるとその能力等が上がりますが、スキルを使用するとそのスキルでより多い経験値を獲得できます」
「そう言えば、魔法については……?」
さっき、種族スキルで【氷魔法】と【闇魔法】があったけど、その中に魔法が内包されていた。レベル毎に魔法取得はさすがになさそうだし……。
「はい!【氷魔法】や【剣術】などには、魔法やアーツと呼ばれる技のようなものがあるのですが、数レベルごとに取得されます。タイミングはスキルによって変わりますね」
おお。剣で斬撃を飛ばすとかできるのかな?まあ、やってみれば分かるでしょ。
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と言うことで、スキルを選んだりステータスポイントを振ったりした結果、次のようになった。
▼ ▼ ▼
名前 ニーヴィス Lv.1
種族 闇と氷の混沌精霊
属性 闇 氷
職業 神の使徒
状態 空虚
体力 100 / 100
魔力 300 / 300
筋力 45
頑丈 0
敏捷 30
器用 15
知力 95
精神 80
ステータスポイント 0
スキル
【剣術 Lv.1】【身体強化魔法 Lv.1】【付与魔法 Lv.1】
【鑑定 Lv.1】【看破 Lv.1】【直感 Lv.1】
【並列詠唱 Lv.1】【料理 Lv.1】【体力自動回復 Lv.1】
【魔力自動回復 Lv.1】
種族スキル
【闇魔法 Lv.1】【氷魔法 Lv.1】【浮遊 Lv.1】
【精神生命体・混沌】【闇の精霊の力・混沌】【氷の精霊の力・混沌】
▲ ▲ ▲
はい、お気づきでしょうか?
ステータスポイントは全て筋力に振った。だって剣持ちたいんだもん!
知ってます?攻撃は当たらなければ良いんですよ!
【剣術】のアーツはまだみたいだね。気楽に待ちましょう。初めて剣を使う人の為の補正が主な役割。
【身体強化魔法】と【付与魔法】の違いは、体を強化するか、魔法を強化するかの違い。
勿論使用すると魔力を消費する。
【身体強化魔法】は、筋力、頑丈、俊敏、器用を発動継続時間に反比例させて強化する。
【付与魔法】は、今は【散発付与】ってのが使える。後で試してみよう。
【鑑定】はお馴染み。相手の名前やステータスが分かる。このスキルレベルや相手のレベルとかで見れる情報量が変わるみたい。
因みに今は、名前、レベル、種族、HPくらいしか分からない。
【看破】は相手の弱点が分かる。【直感】もそのままかな。というか、【直感】ってどうやって再現してるんだろう?
【並列詠唱】はまだ何もないね。名前からしてスキルレベルが上がれば、二つ同時に魔法を発動できたりするのでしょう。
生産系は【料理】を取った。十年間ぐらい前から作っていた料理の腕を見せてやる!
【体力自動回復】と【魔力自動回復】は説明することないかな。二十秒ごとにそれぞれ0.5%回復です。
試しに【火魔法】とかも取得しようとしてみたけど、種族スキルのせいで弾かれてしまった。
「中々良いんじゃないですか?種族の特徴を上手く活かしていますし!さすが私の娘です!」
わふっ。ルナリア様に抱きつかれた。ちょっ、胸当たってます!
そもそも、娘って認める発言してないですよ……!
ぐ、ぐるしぃ……。
「あっ!ごめんなさい!ニーヴィスちゃん!」
そう言って慌てて離れるルナリア様。
初死亡が神の抱擁による窒息死って笑えないんだけど?一応まだ吹雪の姿だから死なないけども。
「では、残りの細かい設定を終わらせて、チュートリアルに参りましょう!」
おー!
ルナリア様のハイテンションについて行けてない。
◇ --・-・ ・-・-・ ---・ ・・ ・・-◇
「やっと終わりました!では、化身の中に魂を移しちゃいましょう!」
あの後、管理者、運営から頂いたという説明書を読みながら、ゲームっぽい要素の設定の説明をしてくれた。例を挙げるなら、痛覚制限や攻撃時のエフェクトについて。血とか飛び散るの嫌でしょう?
あの浮遊板君もついて来てくれるらしい。念じたら目の前に現れた。
ヘルプに地図、掲示板その他色々な便利機能があるらしい。
さて、波乱万丈だったキャラメイキングもやっと終了。
これから私は、この世界で『ニーヴィス』になります。
面白い、毎秒投稿しろ、ルナリア様……()と感じた方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)
作者が発狂しますんで。




