黄昏ノ寧日ハ日没ヲ見ル-7
すみません……今日も忙しかったので四話は無理でした……
代わりに二話分の文字数です!(作者にとって)
6000文字。
…………称号もあったのですが、あまりにも地味すぎたので簡単に。
《格上殺し》はレベルで大きく負けている相手と戦う際にバフがかかる効果、《四連戦の勝者》は連戦でバフがかかる効果でした。連戦をこなした数が上がれば上がるほど、バフの効果が大きくなるそう。連戦には、死力を尽くすレベルの戦闘しかカウントされないというシビアな判定がありました。《〇〇〇の単独討伐者》及び《〇〇〇の討伐者》はその敵の素材を使ったアイテムが馴染みやすくなるとのこと。スキルなどが付与されることもあるらしい。この称号の中にも段階があり、一番上が単独討伐者で、討伐時の人数によって効果が変動するらしい。
まあ、はい。どこかで見たことあるような効果でしたね!
ではでは進化に参りますよー。
「あれ?ニーヴィスちゃん、もう進化できるの?」
「お主のレベルはまだ二桁じゃろ?早すぎぬか?」
楽しくお茶会している二人が話しかけてます。まったりしてますね。
………そういえば、違和感に全く気付いていませんでしたね………。
レベルの概念がぶっ壊れたゲームで、こんなに早く進化がくるわけないですよね⁉︎ ルナリア様も把握していないとか………。
「ああ……混沌精霊が名前の通り色々とカオスな種族っていうことは言ったけ?」
「はい。聞きました」
「そして、進化時のレベルも不明なんだよ……。七桁行っても進化しなかった混沌精霊もいたからね」
え?それじゃあ今回私は運が良かったということ?偶々キリが良いレベルで進化になったということですね……。次回の進化時のレベルも不明と。うわぁ……ギャンブル種族。レベル十桁で進化とかならないことを祈ります。
「普通の進化は複数の進化先から選べると思うんだけど、多分その種族は強制進化じゃないかなぁ……?が、頑張ってね?」
ルナリア様が頭を傾げながらそう言います。
博打ぃ!当たり外れが大きそうですね。こんな所に種族の欠点があったとか……。え?体力と頑丈?避けるので問題なし。当たったらその時。
そんなことを考えていても時間の無駄なだけですので、ステータスを映し出してくれている浮遊盤君の進化の部分に触れます。
水色に光った光の筋みたいなものが出てきます。そのまま私を包み込む。相当進化が早かった種族……一般的にはゴミ種族と呼ばれている種族の方が進化した際には、ここで進化先の一覧が出てきて詳細などが確認できたらしいですが、私は問答無用で進化開始のエフェクトが出てきました。
身動きがとれなくなると同時に、聞き覚えのある無機質な機械音が聞こえてきます。
《………》
《………》
《【因子】:『孤独』『冷酷』『白黒』『心病』『淀闇』『騙劇』『天賦』『忘愛』『願夢』を発見しました》
《………》
《………》
《新規【因子】:『救聖』『鍵人』『神巫』『玲瓏』『白雪』『運命』『幻剣』『双色』『賢姫』『氷恋』『希叶』を発見しました》
《………》
《………》
《種族が創造されました》
《………》
《………》
《種族の最適化が行われます》
《………》
《………》
暫く待っていると拘束が解け、自由に動けるようになりました。
進化が完了したのかな?
外見は………あまり変わっていない、というか、全く変わっていません。その気はしてましたけど。
「ニーヴィスちゃーん!」
ちょっ!むぎゅ。
………そういえば今日は一回もされていませんでしたね………。我慢できずに抱きついてくるルナリア様。ヤバい。今、様じゃなくてママと言いそうになった。
あれ?窒息ダメージが入らない?圧迫感は相変わらずあるのですが………いつまで経ってもスリップダメージが入らない。抱擁のやり方を変えた?
「と、とりあえず離れてください」
「むー、分かったよ」
あ、多分これ抱擁のやり方変えていませんね。進化の影響でしょう。ルナリア様、分かっていて抱きしめようとしましたね………。
不満そうにしながらも離れてくれます。本当にこの方性格が残念ですよね?
オフェリア様は、苦笑しながらこちらを見ています。
………その苦笑の対象が、ルナリア様じゃないような気がする。もしかして私かな?表情が驚愕、唖然、現実逃避みたいな感じ。
首を傾げてみると、ルナリア様がニコニコしながら提案してきました。
「流石、私の娘!凄い種族になったね!おめでとう!ニーヴィスちゃん!とりあえず、種族の詳細を見てね!」
エクスクラメーションマークが見えてきそうな程に上機嫌に言うルナリア様。
すると、目の前に浮遊板君が現れました。種族の欄が開いてあるようですが……。
▼ ▼ ▼
種族 聖雪と闇斬の混沌精霊
属性 氷 光 闇
弱点 なし
神に直接仕え、愛されていると言われる最上級の精霊。
精霊はかなり珍しいので、人間に見つかると色々厄介。
聖なる雪を纏い、白と黒の二つの剣を持って舞う。
普通の精霊は一つの属性しか持たないため、二属性以上保有する精霊は混沌と呼ばれる。
ありえない存在。普通の精霊と大きく違う。
種族スキル
【氷魔法 Lv.45】【雪魔法 Lv.1】【聖魔法 Lv.1】
【闇魔法 Lv.29】【剣武・黒双白 Lv.1】【浮遊 Lv.12】
【究極精神生命体・混沌】【聖雪の精霊の力・混沌】【闇斬の精霊の力・混沌】
▲ ▲ ▲
な ん か 属 性 増 え て る 。
えぇ……ここで光属性追加ですか?どんどん隅へと追いやられる闇属性。とうとう氷と闇の順番が交代しました。もっと言うなら光にも負けてる。これで《黒雪姫》じゃなくて正真正銘の《白雪姫》です。弱点属性が消えた………⁉︎ あ、後で何か出てくるでしょう。
見た目は殆ど変わっていないようですが、体の仕組みは……まあ、【精神生命体・混沌】が【究極精神生命体・混沌】になっている時点で変わっていない筈がないと思いますがね⁉︎
色々と物騒な名前のスキルも増えてますし、一つ一つ見ていきますか。
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【雪魔法 Lv.1】
効果 氷属性の雪に関する魔法が使用可能。
1 ホワイトアウト
氷魔法からの派生スキル。
▲ ▲ ▲
おお!まさかの派生スキル。氷魔法も残っていて助かりました。雪………魔法を見なくては何も始まらないので、見てみましょうか。
▼ ▼ ▼
〈魔法〉ホワイトアウト
属性 氷
消費魔力 150
効果 吹雪を発生させてダメージを与え、視界や方向感覚を奪う。
雪魔法 Lv.1で取得。
▲ ▲ ▲
効果はホワイトアウトそのものですね。ホワイトアウトとは、吹雪により方向、距離などの感覚が失われること。名前が『ブリザード』とかじゃなかったということは、撹乱メインということかな?消費魔力がおかしいけど、私の種族からしたら問題無し。【増幅付与】とかと組み合わせると強そう。集団戦とかで役立ちそうですね。
…………【闇魔法】の【ダークブラインド】の出番消えたかもね。南無。
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【聖魔法 Lv.1】
効果 神の影響を受けた聖なる魔法が使用可能。
1 サンクチュアリ
光魔法からの派生スキル。
▲ ▲ ▲
【聖魔法】は【光魔法】の派生だそうです。こういう魔法って支援系が多そう。サンクチュアリ………聖域でしたっけ?詳細を。
▼ ▼ ▼
〈魔法〉サンクチュアリ
属性 光
消費魔力 300
効果 邪悪なものが入り込めない聖域を展開する。
稀に入り込めてしまう邪なるものも存在するため、過信は禁物。
聖域内にいる際、体力を少しずつ回復する。
聖魔法 Lv.1で取得。
▲ ▲ ▲
わー、魔力消費がエグいですね。アンデッドの群れの真ん中で聖域展開して無双ですね、分かります。それとも男戦わせて姫プ?まあ、どうでもいいですけど。稀に………《血月の使徒》は普通に入れるんだろうなぁ…………。パーティで戦う時に活躍しそうな魔法ですね。
…………厨二っぽい名前のスキルが来ましたね。
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【剣武・黒双白 Lv.1】
効果 黒と白の魔力を纏う双剣術の一つ。
1 雪影の灯
ニーヴィス専用に創られた双剣術からの派生スキル。
その対となった長剣を持ち、雪姫は美しく舞う。
▲ ▲ ▲
ま さ か の 専 用 ス キ ル 。
下の説明が物凄く恥ずかしい。ん?双剣術からの派生………あ、【剣術】が消えてますね。別に微妙すぎる内容だったから良いでしょう。はい、退職金(初心者の長剣)です。今までお疲れ様。さてさてアーツは何ですかねぇ……?これでハズレだったら許しませんよ?
▼ ▼ ▼
〈アーツ〉雪影の灯
属性 闇
消費魔力 500
効果 影の手を出現させ、剣を動かせるようになる。
追加で魔力を消費し、実体のある剣ごとの分身を作ることも可能。
剣武・黒双白 Lv.1で取得。
▲ ▲ ▲
……………思考停止中。
文字通りの意味で手数を増やしやがった。これは流石に反則すぎると思う。いや、うん。こういうのが前作でいうユニークスキルなんだろうなぁ……。
前作が出た時には、私はまだそんなにゲームに興味がなかったんだけど、前作でのチートはスキルだった。キャラメイキングでプレイヤーそれぞれにスキルが提示され、その中からいくつか選んでプレイするんだけど、そのスキルがプレイヤーの現実での性格や行動によって選出されるんだよね。
まあ、流石にどんな人にもレアスキルが入っている訳だけど、その中でもレア度があって、一番上のユニークと呼ばれたレア度のスキルは、そのプレイヤー専用のスキルがAIによって作られたものらしい。自分だけのスキルって嬉しいよね。でも、それに選ばれた人は全プレイヤー中二百名弱くらいだったらしい。選考基準は不明。リセマラしても意味がない……更に言えば、スキルがランクダウンする、ということもあって、キャラメイキングで一喜一憂していたそうですよ。それでも、全く同じレアスキルを複数人が持っていた事例の数が、片手で数えることができた程ですから、独創性の高いゲームとして評判だったそう。
…………因みに《血月の使徒》の人達は全員ユニークスキル持ちです。
本当にありがとうございました。
カムイ、ユニークスキル何個持ってるの⁉︎ って感じで当時のプレイヤーが発狂していたそうです。
閑話休題。
【雪影の灯】を試すのはもう少し後にしましょう。時間が、ね。料理もしたいし。
さて、問題児三人衆はどう変化したんでしょうかねぇ……。
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【究極精神生命体・混沌】
効果 肉体に関する状態異常を全て無効化する。
特殊状態異常:部位欠損を無効化する。
弱点属性がなくなる。
不得意なステータスが標準のステータスの上がり方に戻る。
食事、睡眠不要。
体が小型にならない。
体が常時実体化している。
混沌の影響により歪んでしまった精神生命体。
通常の精神生命体の能力と大きく違う。
完全体となった精神生命体。その身体には弱点は存在しない。
▲ ▲ ▲
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【聖雪の精霊の力・混沌】
効果 被氷属性の攻撃の威力を4分の3減少させる。
被光属性の攻撃の威力を4分の3減少させる。
氷に関するスキルの取得経験値2倍。
光に関するスキルの取得経験値2倍。
氷に関するスキルの消費コストを半減する。
光に関するスキルの消費コストを半減する。
氷に関するスキルの効果を3倍に強化する。
光に関するスキルの効果を3倍に強化する。
氷に関するスキルのクールタイムを消滅させる。
光に関するスキルのクールタイムを消滅させる。
※ 氷に関するスキルと他の【精霊の力・混沌】の対象スキル以外の属性スキルを取得できない。
※ 光に関するスキルと他の【精霊の力・混沌】の対象スキル以外の属性スキルを取得できない。
混沌の影響により歪んでしまった聖なる雪を司る精霊の力。
通常の精霊の力の能力と大きく違う。
▲ ▲ ▲
▼ ▼ ▼
〈スキル〉【闇斬の精霊の力・混沌】
効果 被闇属性の攻撃の威力を4分の3減少させる。
被斬撃系攻撃の威力を4分の3減少させる。
闇に関するスキルの取得経験値2倍。
斬撃に関するスキルの取得経験値2倍。
闇に関するスキルの消費コストを半減する。
斬撃に関するスキルの消費コストを半減する。
闇に関するスキルの効果を3倍に強化する。
斬撃に関するスキルの効果を3倍に強化する。
闇に関するスキルのクールタイムを消滅させる。
斬撃に関するスキルのクールタイムを消滅させる。
※ 闇に関するスキルと他の【精霊の力・混沌】の対象スキル以外の属性スキルを取得できない。
混沌の影響により歪んでしまった闇を纏う剣を扱う精霊の力。
通常の精霊の力の能力と大きく違う。
▲ ▲ ▲
待て待て待て待て、ぶっ壊れてる。
【究極精神生命体・混沌】は、この前の【精神生命体・混沌】から変わった点は部位欠損無効、弱点属性無効、不得意ステータスの伸びが他と変わらなくなるという所。多分このおかげで、他二つの米印被ダメージ増加が消えたんだろうね。
いや、うん。非の打ち所がない種族になってきている………。でも、多分オフェリア様と戦ったらボロ負けするんだろうなぁ………。ステータスでもPSでも経験でも負けてる。オフェリア様が勝てなかった《血月の使徒》?EastCloudのPSの弱体化システムの実装を祈るしかない。
【聖雪の精霊の力・混沌】と【闇斬の精霊の力・混沌】なんだけど、この前までとの違いは、すべての項目に光属性、そして斬撃系のスキルが追加されていたこと。相変わらず、これらの属性以外の属性のスキルは取れませんが……。スキル効果が二倍から三倍へ。そしてこれらのスキルのクールタイムが消滅しました。………ぶっ壊れ!これしか言えません!一応、クールタイムというものが、スキル及び魔法、アーツに存在しているのです。連続で撃つことも可能ですが、かなりの集中力が必要なうえ、その分クールタイムに加えてペナルティが上乗せされます。それを完全に無視して放てるのですから……壊れてますよぉ……これ。
……私知ってます。これらが全く効かない相手がいるということを。精進しますね。
修正:2020/12/27
ニーヴィスの種族がこの作品の投稿を始めて『あれ?どうしよう?』となったのは秘密。
いそがすぃ………
来週も来週で忙しいんですよね………というか、今月忙しいです。
お詫びに裏設定ちょっとだけ。
主人公三人組には作者の性格を乗せてます。
神楽:サイコパス、暴走する、面白そうなことに乗っかる、悪ノリ
神威:無口、謎、鬼畜、エンターテイナー
吹雪:敬語+話し言葉、裏表、(心の中で)ぼっち
こんな所ですかね?www
作者のキャラが一番濃い気がする。
面白い、毎秒投稿しろ、『四 話 投 稿 は ?』、という方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)
明日はきっと………(震え声)




