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ムーンゲーム・リインカーネーション  作者: 剣葉
第零章 己ノ夢ハ何ガ為
17/50

世界ヲ終焉ヘト誘ウ刻限-2

二話投稿ですよー

時間差投稿やってみました。二話目は21時に投稿します。

一話目です






 さて、この世界も久しぶりですね。

 まあ、あの職業になった時点でいつかは来る事になったと思うんですが。



 私の右にはオフェリア様。一応この方も私と同じ神の使徒らしいですからね。



 ルナリア様の姿が見えませんが……あ。




「ニーヴィスちゃーん!」

「むぎゅっ」

「な⁉︎ ルナリア様⁉︎」




 ま、またぁ……?

 抱きつかれましたね、はい。

 私、あの激戦の後ポーションが切れて回復していないので瀕死なんですが。





「ムフフー、ニーヴィスちゃん成分補充ー」

「む、ぐぐぐ」




 年齢が退化していませんか?第一印象を返してくれませんかね?




「ルナリア様、そろそろ………」

「ん?オフェリアちゃんどうしたの?抱きついて欲しいの?」

「いや、そやつが死にかけておるのですが……」

「あ、危ない!ごめんなさい!ニーヴィスちゃん!暫く会えなかったのでつい……」




 ふぅ………。やっと離れてくれました。

 多分この世界では一日経っていませんが?平日は三日程いないことになるんですが、大丈夫ですかねぇ……。



 そしてオフェリア様がのじゃ口調と敬語が混ざって独特な喋り方になってる。




「まずはニーヴィスちゃんありがとう!おかげでこの世界の危機の原因を突き止めることができました!本当にありがとうね!」




 もう取り繕っていないな、この人。もう家族みたいになっているのですが。……もう良いや……。




「いいえ、ただの偶然です。教えてくれたのはオフェリア様ですし……。そういえば、何で私達を呼んだのですか?」

「ああ、その世界の危機についてね。何か知っているらしいオフェリアちゃんに聞こうと思ってね。(本当はただ単に二人に会いたかっただけなんだけどね……)」





 へぇ、確かに私は前作での出来事についてよく聞いていないから、今ここで教えて貰おうかな?微かに心の声が聞こえた気がするけど、もう諦めてる。





「じゃあ、そこに座って」




 席につくように促される。装飾が綺麗なテーブルと椅子。これ何Gくらいなんだろう?




「まずは、オフェリア様の【エデン】での出来事について教えて下さいませんか?」

「ああ、別に構わんぞ」




 そう言ってますが、かなり憎しみが籠っている言い方ですね……。

 そのまま、彼女は語り始めました。





「妾が【エデン】の国、ランペルス森王国の王女じゃったということは伝えたな?」

「はい」

「ランペルス森王国はエルフの国家で、それなりの大国でもあった。話すべきなのは異邦人が現れたあたりからかのぉ……。異邦人という幾度も蘇る存在が突然現れたことに各国は驚いておったな。もし、異邦人が罪を犯しても自殺すれば逃亡できるのじゃから、国はその対応に追われておった。国に取り入ろうとした異邦人もおったらしいがの」




 私も突然数万人の人が虚空から現れるのはホラーだと思います。




「異邦人の大半は友好的だったのじゃが……。ある日、人族の街が異邦人に滅ぼされたという情報が飛んできてな」




 それが《血月の使徒》ということですか。




「そして、そやつらが邪神の配下になったという情報も入り、【エデン】の世界神、サニレイメル様が殺された」




 プレイヤーがNPCの麾下に入ったのですか……珍しいですね。




「友好的な異邦人と組んだり、世界で同盟などを結んで対抗したのじゃが、全く歯が立たなかったっ!」




 感情的に手を握って机を叩き、俯くオフェリア様。

 基本的にこのゲームのNPCはその辺の門番が世界ランキング1位と互角な程強いらしいのですが、彼らが全く勝てなかったと……。




「その後、我が国も王都まで攻め込まれた。あの時はまだ四百歳程じゃったかの……。あの時攻め込んできたのは、たった妾と年も離れていないと思われる二人の少女じゃった」




 それでも話し続けるオフェリア様。ルナリア様もこの反応からして、詳しくは初めて聞くのでしょうね。顔が青褪めています。




「あやつらは、世界でも最強と言われる程強かった母上と姉上を嬲っておった!狂気とも言える笑顔を浮かべて!何度も殺されては蘇生させられた母上達は気が狂いかけておったわ……」




 ラノベでよく見る拷問しては回復魔法をかける、というのに似たものですか。




「妾が足が竦んで逃げ出せずに、隠れてその惨状を眺めておった……。しかし見つかってしまい、その狂人達は妾を人質に取り、更に母上達を痛め続けた。地獄のような時間が続いていたが、そこで母上達が一瞬の隙を突いて妾をこの世界【ガイア】へと逃したという訳じゃ……」





 う、うわぁ………思ったよりも酷い。リアルでも狂人なんじゃない?




「この世界に落とされた場所があの森じゃな。その後、母上達の仇を取る為に数千年間修行を行なっていたが、そこでルナリア様に見初められて、《十二星宮(ゾディアック)》の《処女宮(ヴァルゴ)》として活動しておった。久しぶりに二百年程眠っておったのを叩き起こされたという訳じゃ」




 さすが長寿。いや、不老なんだっけ?《十二星宮(ゾディアック)》って。




「今まで何回も事情を聞いても話してくれなかったのはそのような事情があったからなのね……。ごめんね、オフェリアちゃん」

「いえ、良いのです……拒み続けた妾も悪いのじゃし」




 いや、うん。空気が重い。

 掲示板も荒れ狂っていますね。










 ………え?前作の中にあった《血月の使徒》に関する情報が全て消されているって⁉︎







「あの………すみません。救世主の間で話題になっているのですが、うーん……管理者が作ったルールを操作できるようなスキルを持った《血月の使徒》っていますか……?」




 運営が楽しみを取っておく為に消したのなら良いのですが……!

 その疑問を発した途端、ルナリア様の顔が驚愕に変わり、オフェリア様が一言呟きました。













「ああ、おる………《血月の使徒》序列第一位の【死神姫】カムイの二つ名の中に【弄理姫】がある………!」



 





 修正:2021/01/09  オフェリアの年齢を訂正しました。



 ちょっと短め。

 でも安心して。二話目が長いから。



 カムイがぶっ壊れスキルを持っているのには混み入った事情があります。後々書きますね。



 面白い、毎秒投稿しろ、さっさと話進めろ、という方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)

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