天啓ノ森ノ女王トノ邂逅-1
おかげさまで1000PVを達成しました!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
一つの節目として嬉しく思います!
それと、再びジャンル別日間ランキングにランクインしていました!
これからもこの作品をよろしくお願いします。
その後、雑談を続けながら暫く森を歩いています。
………♪ ………♪ ………♪
………ん?脳内であの有名な森の中で熊と出会うエンカウントのテーマを歌ってたら本当に出ました。
「お。敵さん発見。見た目からして蜘蛛ですかね」
『コメント:お、初戦闘か?』
『コメント:お前の強さを見せてもらおう!(上から目線』
『コメント:詳細詳細』
鑑定っと。
▼ ▼ ▼
〈魔物〉 Lv.38
種族 フロストスパイダー
状態 普通
体力 1100 / 1100
▲ ▲ ▲
「あ〜レベル差がありすぎて情報が少ないですね……。おそらく氷属性でしょう」
『コメント:レベル38wwwwwww』
『コメント:今プレイヤーで一番レベル高い奴30ギリギリ行ったぐらいだろ?』
『コメント:来るの早かったんじゃない?』
『コメント:氷属性の蜘蛛……メモメモ』
『コメント:うわぁ……しかも小型……』
『コメント:攻撃当てにくい』
『コメント:糸出してくるのかな?』
『コメント:逃げるのもアリだぞ』
「鑑定の時点で敵対行動なんですよねぇ……三体ですか……なら多分殺れますね」
三匹がカサカサと音を立ててやって来てます。
魔法は効かなさそうですね……。同属性っぽいですし。
剣での戦いになる訳ですか。小さいから少し当てにくいかな?
さあ、剣を抜きます。身体強化は……まだ良いか。
さて、戦闘開始。
糸を吐いてきましたね。触ったらスパッと切れそう。
軽く霜を纏っている気がします。凍結を与えるのかな?
当然のように間を縫って回避。
一匹が斬れる位置にいますが、硬そうな足で上を防御してますね。
じゃあ、弱点の頭から突きます。
「グギャッ⁉︎」
蜘蛛の鳴き声ってこんな感じでしたっけ?それは置いときますか。
完全に体を縦に貫通。即死ですね、弱点を突いたので。
アイテム化するので死体から剣を抜く心配も無し。
………ん?下げていた剣が動きません。
うわぁ。蜘蛛の巣をこんな所に仕掛けてましたか。
左手の剣に粘着質の所がくっついちゃいましたね。
それを見てすぐさま襲いかかって来る二匹の蜘蛛。
うーん……。
「【身体強化:筋力増加】」
使っちゃいますか。
右手の剣を高速で振り、左手の剣に着いていた蜘蛛の巣を切断。その後、切断した粘着質な糸を右の剣先にも着ける。
剣先が糸で繋がった二振りの剣を上手く交差させて……。
糸の部分で蜘蛛の体を両断。切れ味良いね、この糸。
ちょっと浮遊を使ってもう一匹は避ける。
ついでに左手の剣を投げて、糸で繋がった右手の剣で操作する。
右上に大きく振って……。
はい、グシャッ。宙を舞う剣が蜘蛛の腹に貫通しました。
イメージとしては簡易蛇腹剣。糸がかなり丈夫だったからできました。
『経験値を獲得しました』
『ニーヴィスのレベルが8に上がりました』
『【剣術】のスキルレベルが7に上がりました』
『【看破】のスキルレベルが4に上がりました』
『【鑑定】のスキルレベルが3に上がりました』
『【身体強化魔法】のスキルレベルが3に上がりました』
『先程の行動により、【探知】を獲得しました』
さすが格上。おいしいですね。
ステータスポイントは、器用に振っときますか。
「さて、皆さんどうでした?」
『コメント:すごかった(小並感』
『コメント:しゅごい(語彙力崩壊』
『コメント:参考にできないことが分かりました』
『コメント:これがリアルチートなのかっ!』
『コメント:これ完全にただの本人の技術だよね?』
『コメント:曲芸』
『コメント:スキル補正使ってないよね、これ』
「はい、補正は使ってませんね。ドロップは、糸とあの硬そうな水色の足ですか。ドレスでも作りますかねぇ……」
『コメント:是非うちが!』
『コメント:いやいや俺たちが!』
『コメント:抜け駆けすんなよ!俺だ!』
「……保留にしときますか。さて、奥に進みますよー」
◇
どんどん鬱蒼として来る森の中。
時々戦闘があったけど、氷属性の蜘蛛だけだったね。
でも、どんどんレベルは高くなってる。さっきのなんて60レベだったよ?
おかげで私も21レベまで上がった。
………ちょっと待て、蜘蛛だけ?
………地面に向けて鑑定を行う。
『コメント:うん?どうした?』
『コメント:急に立ち止まって……』
『コメント:何かに気付いた?』
『コメント:教えて』
「………うわぁ………やっぱりですか。ここ、ダンジョン化してます」
『コメント:ファッッッッッ⁉︎』
『コメント:え、フィールドがダンジョン化するの⁉︎』
『コメント:爆弾投下』
『コメント:鑑定できたの?』
『コメント:ああ、それで蜘蛛しか出なかった訳だ』
『コメント:鑑定結果見せてー』
「いや、普通に蜘蛛っぽいダンジョンなら良かったんですがね……。これ見て下さいこれ」
そう言って情報を提示する。
笑うしかないよ。これ。
▼ ▼ ▼
〈迷宮〉天啓の森 Lv.100
何者かが複数の魔物の領域に跨り作り出した迷宮。
昔、此処にとある賢者が突然姿を現したという伝説がある。
▲ ▲ ▲
『コメント:推奨レベル100⁉︎』
『コメント:見間違えかな?』
『コメント:え……蜘蛛だけじゃないの⁉︎』
『コメント:下の文……フラグかな?』
『コメント:情報提供感謝』
『コメント:ラストダンジョンかな?』
『〖ワールドアナウンス〗プレイヤー名:ニーヴィスにより、ヘルプに「ダンジョン」についてが解放されました』
ワールドアナウンスだ。ヘルプ、見てみるかな。
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ヘルプ ≫ 魔物 ≫ ダンジョン
ダンジョンとは、主に支配領域を確立した魔物が作る領域のことである。
ダンジョンには何かしら特徴があり、魔物の特徴が現れていることが多い。
ダンジョンのボスが討伐されるとそのダンジョンは消滅する。
ごく稀に魔物以外が創造したダンジョンも存在する。
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「え……これ、絶対例外の方ですよね」
『コメント:とりあえずワールドアナウンスおめ』
『コメント:例外なんだろうなぁ……』
『コメント:さあ!逝くんだ!もっと奥地に!』
『コメント:↑誤字………?』
鑑定結果にあの氷属性の蜘蛛らしい表記は一切無かった。
つまり……ただあの辺りが蜘蛛の支配領域だったというだけで、他の魔物が出て来る可能性がある。
絶対何かあるから最後まで見に行こうと思った刹那、【直感】が反応。
「⁉︎……………っ……………⁉︎」
突然両断されて飛んでいく針葉樹。
しゃがんでいなかったら、死んでましたね。あれ。
それよりも、目の前に飛び込んで来た光景。
木が切り倒され、日の光が差し込んでいますが……これはっ⁉︎
「四つ巴⁉︎」
先程まで戦っていたフロストスパイダーをそのまま巨大化させたような大蜘蛛。
光り輝く羽根を飛ばす怪鳥。
漆黒の鱗に細い舌を見え隠れさせる大蛇。
炎を纏う剣と中身が空っぽの高温の鎧。
その四体が入り乱れて激戦を繰り広げていました。
【看破】で見える弱点を突けば、最大20倍程のダメージを与えることができます。(物凄く判定がシビア。普通2〜5倍)
この敵さんはチートではないですよ。
面白い、毎秒投稿しろ、ニーヴィスちゃんが蜘蛛の巣で身動きが取れなくなったら……、という方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)




