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ムーンゲーム・リインカーネーション  作者: 剣葉
第零章 己ノ夢ハ何ガ為
10/50

待チ侘ビタ白雪ノ到来-1

十話目!

皆さん応援頂きありがとうございます。





 目を開けると、そこは街でした。

 はい。街です。そりゃあそうでしょう。

 人がいる。見られていることを意識しておきますか。



 ここがカーメルと言う街ですかね。



 噴水がある広場に今私はいます。

 ここが所謂プレイヤーのリスポーン地点らしい。

 街と街の転移もできる有能な噴水。




『転移可能な場所に【レナシテス:カーメル】を追加しました』




 よし。これで登録完了。

 賑わってるね。あ、そうだ。チュートリアルの報酬。



 頭の中で念じると、浮遊板君が出て来た。数分振りの再会。

 アイテムボックスを選択っと。



 HP、MPポーションと食料、そしてお金ですか。

 どれも必須な物だね。


 ………ん?これは……煙玉?

 ああ、逃走用ですか。今作は普通のフィールドにレイドボスとか出て来るからね。

 奇襲にも使えそう。



 これだけじゃあ足りないから、後で買い足しとこうかな。



 さてと、ファンタジー世界お約束の冒険者ギルドに行きましょう!






 ◇ ・-・・・ -・- --・ ・・-- -・・- ・・-・◇






 少し歩いて行くと、二つの剣が交差している看板が見えてきました。

 おお。この人の多さ。ここが冒険者ギルドです。



 酒場的なのもあるらしい。常にガヤガヤしてる。

 勿論未成年の飲酒は禁止。



 中に入ると、周囲の視線がこっちを向きました。

 ……ああ、このアバター。




「あのアバター、《白雪姫》のやつだぞ」

「また成りすましか……?運営が怖くねぇのか?」

「調子乗ってると垢BANくらうのにな」

「まあ、本人の名前を名乗らなければセーフだしな。通報はしねぇぞ」




 ヒソヒソ声が聞こえて来ますが……。

 そんなに私の成りすましは多いのかな?まあ、無視です。無視。



 受付嬢の所に直行します。




「こんにちは。冒険者登録を行いたいのですが」

「はい、冒険者登録ですね。失礼ですが、救世主様ですか……?」

「はい。そうです」

「分かりました。こちらの用紙に必要事項を書いて下さい。書けるものだけで結構です」




 えーっと、名前、性別、年齢は大雑把にしか分けられてないものを丸つければ良いのか。種族、職業は空欄。書いたらどうなるか分かったもんじゃない。戦闘スタイルは氷と闇魔法、双剣で。




「はい。書き終わりました」

「では、いくつか説明をさせて頂きます。冒険者はランクが分けられており、低い方から、G、F、E、D、C、B、A、S、SS、SSSとなっております。クエストの達成状況や魔物の討伐記録を鑑みて、昇級になります。Cランク以降の昇級は試験もあります」




 普通にお約束のような階級分けだった。




「次に、クエストについてです。あちらにある掲示板の依頼を剥がして、受付に持って来てクエストを受注して下さい。素材納品のようなクエストはそのアイテムを持っている場合、受注と同時に納品して依頼達成ということもできます。条件付きのクエストや、高ランクになると指名依頼もございます。依頼を失敗したら、ペナルティがあるので気をつけて下さいね」




 これも、皆が混乱しないように、色々なラノベのギルドの制度を取り入れたみたいだね。




「後は……素材の買取なども行ってるので、是非利用して下さいね。………ギルドカードが発行されたようです。少し待ってて下さいね」




 へぇ……買取……利用しようかな?後でで良いか。




「これが、ニーヴィス様のギルドカードになります。ランクはGからです。頑張って下さいね」




 茶色の渋めのカードを渡された。一応鑑定しておくか。





 

▼ ▼ ▼


〈アイテム〉ギルドカード G ☆

 耐久  ∞

 効果  なし

 所有者 ニーヴィス


 Gランクの冒険者のギルドカード。

 ランクの変動によって色が変わる不思議なカード。

 魔物の討伐記録や犯罪の有無などが保存される。

 これを見せればほとんどの身元は証明される。


▲ ▲ ▲





 ………さらっと白星付いてるからユニーク認定されてる。

 犯罪の有無とか勝手に保存されるって……GPSっぽいやつもついてそうで怖い。





 さて、クエストは……まだ良いですかね。

 外に出ましょう。




「おい!そこの嬢ちゃん!」

「……何でしょうか?」




 斧を担いだ大柄な男の人に呼び止められました。プレイヤーのようですね。




「嬢ちゃんの格好が気になってるんだが……一応鑑定させて貰っても良いか?」

「ああ。別に構いませんよ」




 あの《白雪姫》の姿をしているのが気になってると。本人ですから鑑定しても構いませんよー。



 因みに人を鑑定すると相手にバレる。下手したら、敵対行動と取られることもあります。

 無断はダメ。ちゃんと確認を取りましょう。




「じゃあ、お構いなく…………………え?」

「終わりましたか?じゃ、これで失礼しますねー」




 バレましたね。あれ。

 【浮遊】の試運転も兼ねて空に逃げます。




 こ、これ楽しいー!

 飛行機がやっていたような回転もできる!


 これでスキルレベル1⁉︎ 詐欺でしょこれ!





 ちょっと下を眺めてみる。

 混沌としてますねー。



 プレイヤーが怒号を上げながら私を探してる。

 下りれないよもう。

 物資は諦めましょう。



 出来るだけ遠くに………。






 ◇ -・-・・ ・-・-・ ---・ ・・・- ・・-・◇





 よいしょっと。

 あれから、西の方へと飛んで来ました。

 さらに少し西には森林が見える。アルデンヌ高原かな?




『【浮遊】のスキルレベルが12に上がりました』




 めっちゃ上がった。一時間以上は飛んでたからね。精密機動も兼ねて。

 移動が捗る。




 そう言えば、運営からメッセージが届いていた。確認確認。





────────────────


件名:お礼

差出人:運営

宛先:ニーヴィス

本文:面白いもの見せてくれたお礼。byカグラ

   〈スキルスクロール〉


────────────────





 チュートリアルのあれか。

 何のスクロールかな?



 〈スキルスクロール〉と書いてある所をタッチすると、巻かれた紙が出て来た。

 とりあえず鑑定。





▼ ▼ ▼


〈アイテム〉【詠唱崩壊(スペルエンド)】のスキルスクロール ★7



 魔法紙に書かれたスキルスクロール。

 開くと【詠唱崩壊(スペルエンド)】のスキルを獲得できる。


▲ ▲ ▲





 ん?んんん〜?

 星7⁉︎ ぶっ壊れてませんかね?


 スキルスクロールの星は、スキルのレア度と同等らしいので……。



 これを使ってせいぜい踊っとけということですね。分かります。



 とりあえず取得しますか。



 スキルスクロールを開くと、七色の光に変わりました。

 そしていつもの通知音。




『スキル【詠唱崩壊(スペルエンド)】を獲得しました』




 はーい、詳細は……?





▼ ▼ ▼


〈スキル〉【詠唱崩壊(スペルエンド)

 消費魔力 70

 効果   敵一体の詠唱を阻止する。

      その際に敵が消費したものは戻らない。

      タイミングが良ければファンブルする。


▲ ▲ ▲





 はい。普通にぶっ壊れでした。一周回って冷静になった。もう驚かない。

 しかもこれ、眼に届く範囲なら全て対象みたいなんだよね。

 ボス戦とかにも使えそう。技のチャージなら全て適用されるみたい。



 運営はこのスキルをこんな序盤にあげて大丈夫なのか……?

 まあ、貰うんですけどね。









 ………さて、配信を始めますか。





 いや?ニーヴィスちゃん?

 君がおかしいだけだよ?

 他の【浮遊】【飛行】持ちは二桁は墜落して死んでるよ?



 この話は転換みたいな感じです。

 次話から配信がスタートします。


 面白い、毎秒投稿しろ、ニーヴィスちゃんと一緒にゲームしたい、という方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)

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