cause1.Missing
スプラッター描写がありますので、
苦手な方はブラウザバック推奨し
ます。
最近、この街には行方不明者が絶えない。
街の電柱には、Missingと書かれた紙しか
貼られていない。
かくなる私も娘が行方不明になってしまった。
警察に、捜索願を出したが、完全にお手上げだと言って
話すら、聞いてくれなかった。
私の娘を、奪った奴に復讐してやる...!
○
娘の親友だったアリスとは、よく遊ぶ仲だった。
「アリスと公園で遊んでくるね~」
「あぁ、気を付けてな」
そういって娘は家を飛び出した。
しかし帰ってくることはなかった。
真面目な性格だった娘が、帰って来ないことは
これまで一度たりともなかった。
そして...私はその公園へと来ている。
すると、私の目の前を見覚えのある、人影が通った。
アリスだ。
ここで何をしているのだろうか。
木の影に隠れて、何やら話している。
一体何を...?
近づいていくと、男と話しているかと思うと、
服を抜いで行為をし始めた。
「あぁ、いぃ...う..」
「アイツがいなくなったからな」
アイツ...?娘のことか...?
...そうか、アイツがあの男と繋がりたいがために、
娘を...!
殺す...コロス...!
私は、近くにあった草刈り用の鎌を取ると、
そいつらにむかって、鎌を振り下ろした!
男の首が飛んだ。
「ギャアアアアアアアアッ!!!」
血が飛び散り、悲鳴が響いた。
「娘を...娘をどこにやった!?」
「ちょっと待ってくださいぃぃ!何のことですか!?
話せばわかります!」
「嘘をつくなぁぁァァァ!!!!!」
その瞬間、鈍い音が響いた。
気付けば、私はその動かなくなった体へ、鎌を何度も何度も
振り下ろしていた。
我にかえって、
二人の血塗られた死体を持つと、
公園の噴水前に、埋めた。
逮捕されることなんぞ、どうでもよかった。
そして私は、公園を後にした。
(To be continued...)