表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋部   作者: 野良兎
1/4

恋愛ゲーム実況者の日常

この作品は学園恋愛物です

主にライトノベルのような軽い作品です

出来る限り12歳以上対象です

このことにアレルギーをお持ちの方は

今すぐ病院へ(もちろん冗談です)

それ以外の方は

作品をお楽しみくださいましたら光栄です

プロローグ



「ねえねえ、修二君♪一緒に帰ろう」


桜木さんが声をかけてきてくれた

これはチャンスなのか?


(数秒間停止 約7秒)


「うん、今日はこれから用事も特にないから構わないよ」

「やった!じゃあ行こう?」


―――――――――――――――――――――――――――――


「なあ、修二ぃ」


信也が話しかけてきた

珍しい


「なんだよ」


「あのさ、最近桜木さんと会ったか?」


「え?いや、そういえば2週間くらい前に一緒に帰ってから

そんなにあってないような気が・・・」


「何かさ、学校休んでるらしいんだよな。だから

お前が桜木さんに変なことしたから学校にこられ

ないんじゃないかなと思ってさ」


「何言ってるんだよ、でもそれは心配だな」


(数秒間停止 約18秒程度)


「よし、心配だから帰りにお見舞いに行かないか?」


「それなら悪いが、俺今日急用あるから帰るわ」


「なんだよそれ、まあならしょうがない。一人で行くよ」


―――――――――――――――――――――――――――――


「あ、せんぱーい!」


桜木さんの家に向おうとした所、後輩の

梓に呼ばれた


「どうした、梓」


「ねえ、今日は久しぶりに一緒に帰りましょうよ!」


「え?でもこれから桜木さんの家に―――」


「えーいいじゃないですかーたまには」


「で、でも・・・」


そんな中、ふと前を向くとそこには

制服姿の桜木さんがいた


「って、あれ?桜木・・・さん?」


「あ、桜木先輩。こんばんわー

どうしたんですか?」


桜木さんは俯いたまま近づいてきた

すると


「・・・・・な、・・・ろ」


「・・・え?」


聞き取れずもう一度聞こうとすると・・・




「その人に触るなああああああああああああぁぁぁぁ、消えろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」



瞬間、隣にいた梓のほうに

何かが

何かが飛んだ気がした

その後確認すると

そこには


(残酷表現)が無い、(残酷表現)だけが


―――――――――――bad end―――――――――――



「って、えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?」


部屋に声が響き渡る

部屋に張っているポスターが靡いた気もした

「ちょちょっと!これマジかよ!マジでですか!?今度こそルート入ったと思ったのに!!」

PC越しに少年は叫ぶ

またPCにつながれたゲーム機をそっと机に置くと語りだした

「えー今度こそ!と思ったのですがまだルートには入れませんでした!みなさん本当にすみませんが本日はここまで!!次こそはルートは入れるといいと思いってます!では次回でお会いしましょう!!ぐばーい!!」


と言い終えるとPCの録画ソフトを終了させヘッドセットを机に置いた

「ふう、まだまだ修行が足りないな・・・ったく」

少年の名は一条ダイゴ

ネット上では少々有名な恋愛ゲームの実況者である

動画を作ってはサイトにアップして

繰り返していくうちに100万回程度の再生回数の動画になっていった

彼の必ず全キャラクタークリアまで続ける所なんかがとても人気となり

攻略サイトの変わりに見ていく人たちが多く

結構人気の実況者だった

そんな彼の女性の好みは先ほどのプレイを見ての通り

「・・・はぁ、やっぱり女の子には鉈だよなあ」

ヤンデレ少女(希少種族)であった・・・




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ