プロロ~グ
はい、雨坂です。
このたび初めて一次に手を出さしていくので、まぁよろしく
目が覚めたら知らない天井だった。
知らない部屋に知らないベット。部屋は結構広い。
昨日はちゃんと部屋で寝たはz……あれ? 寝たっけ? うーん……。
『目が覚めましたか?』
「おわっ!」
いきなり声が響いて吃驚した。
慌てて部屋を見渡すも誰も居ない。
「ど、何処に居る!」
『天井裏です』
「はぁ?」
なしてそんな所に居る?
『ほっ』
女の子が天井の一部分を外し、横一回転をして着地……にならず、ゴキッと嫌な音が足首から聞こえた。
『~~~っ!』
声にならない悲鳴を上げ、足首を抑え、転げ回る。どうやら捻挫したらしい。
「何がしたかったんだ?」
本当に疑問だ。
まぁそれは置いといて。
『置いとかないで下さい! 少しは心配してくれてもいいじゃないですか!』
ん?声に出てたのか?
『私神様なんですよ! そんなことは造作もないです!』
この黒髪のツインテールに蒼い瞳、背は……ちっさい。ドジッ子気味の幼女が神様?
『幼女じゃないですー!』
どうやら本当に心は読めるらしい。
「で、神様が何の取り柄もない俺に何の用だ?」
『それは……』
ん? 何か言い淀んでるな…。
『ごめんなさい、私のミスで貴方を殺してしまいました!』
これって……
『ですので貴方に転生して貰いたいのです』
テンプレですね本当に有り難う御座いました。
『お詫びと言っては何ですが一つだけお願いを聞いて上げます』
「平穏な日常が欲しい」
それだけ欲しいな。
『チート能力とかいらないのですか?』
「あぁいらないね」
『そうですか。じゃあ勝手に付けときますね』
「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
いらねぇって言ったじゃん! 何? そんなに死亡フラグ満載な所なの!?
『それではいってらっしゃい』
その言葉を最後に俺の意識は闇に落ちていった。
意識が落ちる中、俺はどんなファンタジーの世界でも生き延びてやる! と決意を固めた。
『醤油零して殺しちゃったなんて言えない……』
感想とか待ってます。