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鳥が飛んでいった

空の彼方に飛んでいった

後ろ姿は鷲のようだった


ぼくが悔しいって呟くと、

君はそうだろうねって返してくれた


ぼくが欲しいって呟くと、

君はあげられないよって返してくれた


ぼくがなりたいって呟くと

君はなれないって返してくれた


鷲の姿はぼくにはもう見えない

勇猛な姿にぼくはもうなれない


ぼくはちっぽけな人間

鷲にはなれないただの人間


君がなりたいか?って呟くと、

ぼくはそうでもないと返した


君が欲しいか?って呟くと、

ぼくはそんなにでもないと返した


君が辿り着きたいか?って呟くと、

ぼくは景色は見たいと返した


気づくとぼくは鷲になっていた


目前は広大な空、目下は広大な海


ぼくの大好きな青色だった


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