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引っ込み思案な妄想好き令嬢ですが、恋と才能が芽吹きました

作者: 八重

新しい出会い、そして不安やワクワク……たくさんの感情で溢れる春にぴったりの作品を書いてみました。

「シャーロット様、今日も素敵なお召し物ね!」

「えっと……あ、ありがとうございます」


(あ、その髪飾り素敵だな……)


「お茶会ではあまりお見かけしないけど、お体悪いの?」

「あ、いや……そういうわけでは……」


(今日はお世話になった方々の卒業パーティーだからで……えっと……)


 シャーロットの心の中には話したいことが出てくるのに、緊張でうまく話せない。

 そんな彼女の反応の悪さに令嬢たちは少し困った表情を見せる。

 その時、令嬢の一人が声をあげた。


「あっ! 皆さん、メアリ様がいらっしゃったわよ!」

「え! ご挨拶に伺わなくては!」


 さっきまでシャーロットに話しかけていた令嬢は、彼女の返事を待つことなくメアリのもとへと向かっていった。

 彼女たちが去って一人残されたシャーロットは社交場の隅っこで肩を落とす。


(またやってしまった……)


 彼女──シャーロット・マイトラル伯爵令嬢の社交界での様子はいつもこんな感じである。


(どうして、思いをうまく言葉にできないのかしら……)


 同級生たちの令嬢たちとも緊張と焦りからうまく話せず、よく社交場で見かける夫人たちにも話しかけることができなかった。そんな調子であるから、彼女はなかなか社交界になじめず、今まで仲のいい友達一人いたことない。


(楽しそう……私もうまく話せたらいいのに……)


 どうしても人を目の前にしていざ答えようとすると緊張で肩がこわばって、唇がうまく動かなくなる。


(なんとか皆さんとうまくお話できたらいいのに……。でも、何と話しかけたらいいの?)


 最後に令嬢たちに話しかけられてから、すでに10分は経過している。

 それでもまだ10分前のいい答えすら思いつかず、コミュニケーションをうまくとれるようになるには先が長いなとシャーロットは思った。



 そんな様子でシャーロットは今日の社交場でもうまく話せずに帰路に着いた。


(今日もうまくできなかった……)


 肩を落として馬車へと向かう。

 なんとなく家に早々に帰るのも嫌だった。


(なんだかまだ帰りたくないな……)


 いつも人付き合いがうまくできずにいるシャーロットにも優しく接してくれるのが、彼女の両親であった。

 しかし、今日はなんとなく申し訳なさで心が痛んだのと、少し気分を変えたくて馬車の御者にお願いして回り道をして帰ることにした。


 いつもは通らない森に入った時、一軒の小さなカフェがあるのが見えた。


(カフェ……かしら?)


 いつもの通り道ではない少し逸れた場所にあるこの森。


(少し時間もあるし、寄ってみようかしら)


 こんな森の奥であればお客さんも少ないのではないかと考え、自分でも気軽に入れるかもしれないとシャーロットは考えた。


(誰もいない……?)


 カフェの窓から見てもお客さんはいないようだった。

 ゆっくりと扉を開いて中に入ってみる。


「こんにちは……」

「いらっしゃいませ」


 カウンターからマスターらしき男性が声をかけてくれる。

 まばゆい金色の髪を束ねた彼は、遠慮がちに覗くシャーロットに優しく微笑みかけた。


「よろしければ、お好きな席におかけくださいませ」


 カウンターとテーブル席が少しあるこじんまりしたカフェだった。

 シャーロットは一番奥の二人掛けのテーブル席に座る。


「メニューはこちらでございます」


 そうしてメニューをもらうと、シャーロットは人と一枚物理的に壁が出来たことに内心ほっとした。

 そんな緊張ぶりに気づいてか、無理に距離を詰めようとはせずに一定の距離を保って、ゆったりとした口調でマスターはシャーロットに声をかける。


「お嬢様は初めてでいらっしゃいますね。オススメは今朝採れたばかりのレモンを使ったレモンティーでございます。よろしければ、ご検討くださいませ」

「は、はいっ!」


 シャーロットは返事をすると、数十秒うんうんと悩んで結局そのオススメのレモンティーにすることにした。


「お待たせしました」

「ありがとうございます」


 届いたレモンティーを飲むと、体だけでなく心も温まるようなそんな感じがした。


(美味しい……なんだろう、少し甘くてほっとする……)


「はちみつを少し垂らしています。お嫌いではございませんか?」

「はいっ! 大丈夫です! 美味しいです!」


 必死に答えるシャーロットを見て、マスターは早くも彼女の話下手に気づいたようだった。

 彼の青い瞳はじっと優しく彼女を見守りながらも、彼女が過ごしやすいようにわざと目

を合わせずに豆をひいたり、ケーキを切ったりと作業をする。


 数分経った頃、彼女は場所に落ち着いてきたのか、ため息をつく。


「はあ……」


 それを聞いてマスターは小皿に小さなタルトケーキを乗せると、それをシャーロットに差し出す。


「こちら当店の試作品です。よろしければ」

「え……いいんですか?」

「ええ、もちろんございます。ベリーがお嫌いでなければ良いのですが」

「ベリー大好きです。ありがとうございます!」


 シャーロットはタルトをほおばると、あまりの美味しさに驚く。


「美味しいです!」

「安心いたしました。気に入っていただけて幸いでございます」


 しかし、シャーロットの顔は曇ってしまう。


(試作品ってことは意見がなにか必要よね。えっと……どこがいいんだろう。美味しいのに、どう伝えたらいいのかわからない……)


「恐れながら、この試作品の感想を考えていらっしゃいますでしょうか?」

「え……どうして……」

「非常に悩んだお顔をされていらっしゃいましたので。入店なさったときから拝見していると、思慮深く優しい方だろうとお見受けました」


(そんな風に思ってくださったなんて……)


「すごいです。すぐにどんな人かわかってしまって、それでどんな人間かって説明もすらすらでてきて……私、伝えたい想いはあるのに、緊張で咄嗟に言葉が出なくて……」


 シャーロットが俯いて悩みを相談すると、マスターは口元に手を当てて何か考えた。

 そして、引き出しから、紙とペンを取り出して彼女の前に置く。


「これは……?」

「話すのが難しいということでございましたら、まずは書いてみるというのはいかがでしょうか? 試しに、さきほど考えてくださった感想を時間をお気になさらずゆっくりで構いませんので、メッセージとして書いていただけないでしょうか?」


 マスターはシャーロットに微笑むと、再び作業に戻った。


(文字にしてみる……か)


 シャーロットは、ペンを手に取ってじっと考えてみた。


(甘くて優しくて、なんだかそれがマスターの人柄を良く表していて……。あれ……すらすら考えられる)


 シャーロットはペンを動かしていく。

 不思議とどんどん筆が進み、どんどん文字になっていった。


(『お皿に品よく佇む美しさは、まるで貴婦人のよう。ベリーが彼女をさらに華やかに彩っていて、今から会う恋人とのデートのためにおめかしをしている。』それから……)


 マスターはすらすらと筆が進んでいる様子のシャーロットをちらっとみて嬉しそうにする。


「できました!」

「左様ですか。 拝見してもよいでしょうか?」

「拙い文章なのですが……」


 マスターはシャーロットからメッセージを受け取ると、目を丸くする。

 さっきまでもじもじと言い淀んでいた人間が書いたとは思えないほどの叙情的な言葉遣いと内容、そして美しい表現の数々だった。

 

「素晴らしいですね……こんなに美しく表現してくださるとは」

「マスターのこのデザートを見ていたら、どんどん表現したいことが止まらなくてつい……」


 すると、マスターはシャーロットにある提案をする。


「お嬢様、執筆がお得意なのですね」

「え?」


(そういえば、昔からお手紙を書くのはとても好きで早かったわね。話すのは苦手だけど、もしかして文章なら気持ちを伝えられる?)


 すると、マスターは引き出しからあるだけの紙とペンを取り出して彼女に渡す。


「もしかすると、物語や本を書くのが向いていらっしゃるのではないでしょうか?」

「物語を、書く……」


 幼少の頃からシャーロットは本を読むのが好きだった。

 しかし、実際に自分が文筆家になれるとは思っていなかった。


(もしかしたら、物語なら書きたいもの、伝えたいことが伝えられるかも)


 そうして、彼女は筆をとった。

 さっき書いたメッセージを思い出すようにすらすらと書いていく。


(不思議、物語を書くってこんなに楽しいの?)


 シャーロットの筆はどんどん進む。


(思いが溢れてどんどん伝えたい気持ちが溢れてくる。書きたい……書きたい! 止まらない……!)


 夢中になって筆を進める彼女をマスターは優しく見守った。


 そうしていつの間にか夕方になっており、完成した原稿は紙十枚にびっしり文字が書かれていた。


「大変な分量でございますね」

「自分でも驚いています。こんなに書くのが楽しいなんて」


(それにすごい達成感と充実感……気持ちが満たされる!)


「あの……また、こちらにきてもいいですか?」

「ええ、もちろんでございます。 ここはあまりお客様もいらっしゃいませんから、ゆったりとしていただけるかと思います」

「ありがとうございます!」


 シャーロットは初めて書いた原稿を胸に、その日は屋敷に戻った。


 翌日から、シャーロットは足しげくそのカフェに通うようになった。

 カフェの一番端っこの指定席でいつも執筆をするようになり、そのカフェの常連になっていく。

 そして、何度か通っては、マスターに作品を読んでもらう日々が続いた──。


「これ、どうでしょうか……?」

「僭越ながら、拝見いたします」


 マスターは数分じっと原稿を読み進める。

 その間、彼の反応が気になってそわそわしてしまうシャーロットは、目をきょろきょろさせたり、俯いたりしてしまう。


「また一段と美しい表現の数々でございますね。 短い物語ですし、それでいて女の子の恋の物語ですが、男性でも読みやすいと感じました」

「本当ですか!?」

「もしもよろしければ、うちの馴染みのお客様が本好きでございまして、その方に読んでいただきたいと考えているのですが、いかがでしょうか?」

「え……! そんな素人の物語なんて……」

「いいえ、こちらは立派な文筆家に引けを取らない作品でございます。実はそのお客様は恋の物語が非常にお好きでして、お願いできないでしょうか?」


 マスターは深々とお辞儀をして、シャーロットにお願いをした。


(でも、確かに感想が聞きたいかも……)


「構いませんよ。そのお客さんに見せてくださって大丈夫です」

「ありがとうございます。彼女もお喜びになるかと思います」


(なんだか、マスターの嬉しそうな顔を見ているとこっちも嬉しくなっちゃうな……。あれ、なんだかマスター相手だと自然にお話できる)


 そう考えると、なんだかシャーロットの鼓動は少し速くなる。


(優しくて、素敵な方、女性がほっとかないだろうな……)


 そう思っていると、シャーロットにケーキが出される。


「これは?」

「新作のケーキでございます。シャーロット様に一番に召し上がってもらいたいと思いまして。よろしければ、こちらの感想メッセージもいただければ嬉しく思います」


 彼の笑顔を見た瞬間、シャーロットの頬が少し赤く染まった。


(そんな笑顔、ずるいです……)


 ケーキを一口食べながら、仕事をする彼を盗み見た。

 すらりと背が高くて、腕はほどよい筋肉があって指はしなやかで細い。

 手つきがなめらかでコップに紅茶を注ぐ動きが綺麗だった。



 そんなカフェで執筆をする日々のある日、シャーロットは久々に社交場を訪れていた。


(うう……今日は頑張ってパーティーに参加してみたけど、やっぱり緊張するな……)


 物語の執筆は彼女に小さな勇気を芽生えさせた。

 少しずつ前を向き始めた彼女だったが、まだ自分から誰かに話しかけることはできず、いつものように緊張しながら隅っこにいた。

 すると、令嬢たちがシャーロットを見つけて目を輝かせてやってくる。


「シャーロット様! 読みましたわよ!」

「え?」

「『ローダンセの花嫁』!」


(え、それってあのカフェで執筆した物語でマスターに渡した作品。なんで……?)


 シャーロットが不思議に思っていると、令嬢の一人が理由を説明する。


「今、あなたの書いた物語をリベラル公爵夫人が絶賛したって話題になってるのよ。それで王宮でどんどん広まっているのよ!」

「え! 私の物語が!?」

「私も行儀見習いで王宮に行った時に伺って読ませてもらったのよ。ああ、もうドキドキする恋の展開だったわ! どうしたらあんな風に素敵に書けるの!?」

「あんな面白いものをお書きになれるなんて、天才よ!」

「ねえ、あの続きはどうなるのですか!?」


(私の書いた物語がこんなにも広まって皆さんの心に響いた……。書いてよかった……)


 シャーロットは照れ臭そうにしながら、少しずつ話し始める。


「私、皆さんと仲良くなりたいのに緊張で焦ってしまい、うまく話せなくて。でも、そんな私に物語を書いたらどうかって勧めてくださった方がいて、それで、書けました。うまく、話せないのですが、物語を書いていると気持ちが伝えられる気がして……」


 令嬢たちもそんなシャーロットの話をじっと聞いている。


「シャーロット様、今まであなたのことを一人がお好きだと誤解しておりましたわ」

「ごめんなさい。物語を書けるなんて、私にはできないことだわ。本当に素敵だと思います」

「よかったら、もっとお話しましょう!」


 シャーロットは嬉しそうに「はいっ!」と返事をした。

 


 たくさんの令嬢たちとの話が一段落したシャーロットは、バルコニーで風を浴びていた。


(こんなに世界が変わるなんて……マスターにお礼を言わなくちゃ。でも、どうして王宮にまで……)


「シャーロット様」


 物思いにふけっていたシャーロットのところに、ある夫人がやってきた。


「リベラル公爵夫人!」


 シャーロットは急いでカーテシーで挨拶をすると、彼女はそんな気を遣わないでと言った様子で優しく笑った。


「あなたの物語を読んだわ」

「光栄でございます。ですが、あの物語をどこで……」

「ふふ、あの森のカフェで執筆なさっているんでしょう? マスターから素敵な文筆家が書いた物語があるから、読んでみてくれないかって言われたの」

「あなたが……本好きのお客さんだったのですか!」

「そう、ジルから聞いてね。もう本当におもしろかったわ! 主人公の恋心に共感してぐっときちゃった」

「嬉しいです……! でも、マスターのおかげです。彼が私に試作品をくださったことをきっかけに文字を書く楽しさを知って……」


 すると、リベラル公爵夫人は少し困った表情をする。


「まだあの子、カフェを続けるのかしら?」

「え……?」

「もしかして、あの子の名前を知らない?」

「確か、ジルってさっき仰っていましたよね」

「ジルフィス・ライナード。それがあの子の名前よ」

「それって、ライナード公爵家のご子息の名前では……」


(どうして公爵家のご子息がカフェに!? それよりも、どうしましょう! 私、知らないとはいえずっと無礼を働いていたのでは!?)


「それじゃあ、次回作、楽しみにしておりますわね! シャーロット先生!」


 リベラル公爵夫人が去るのを見届けると、シャーロットは急いで馬車に乗り込んでカフェへと向かう。


(私、なんて失礼なことを……! 急いで謝罪しなくては……!)


 急いでカフェに向かうと、なんとカフェの扉には『CLOSED』の文字が……。


「閉まってる?」


 どうしようかと考えていたシャーロットに、後ろから声がかけられる。


「シャーロット様?」

 振り返ると、そこにはいつものカフェのマスターがいた。


「マスター! じゃなくて、ジルフィス様、申し訳ございません!」


 その言葉を聞いて全てを理解したのか、彼は頭を掻く。


「そっか、僕の正体を知ってしまったんだね」

「はい、知らなかったとはいえ、大変なご無礼を……」

「ううん。むしろ君にはただのマスターとして接していたかったし、接してほしかったんだ」


 ジルフィスはカフェを眺めると、ふっと笑ってシャーロットに問いかける。


「僕の話を少し聞いてくれるかい?」


 シャーロットは黙って頷いた。


「僕は逃げてたんだ。次期公爵として父上の後を継ぐのが嫌になってね、静かなこの森でカフェを開いて過ごしてた。そんな日々にも飽きてきた頃、君が現れた。君は真っすぐで口下手で、でも物語に注ぐ情熱は熱くて。そんな一生懸命に気持ちと思いを伝えようとする姿をみて、感動した。僕も逃げてちゃだめだって思って」

「それでは……」

「ああ、君のひたむきをみて、次期公爵という立場に初めて正面から向き合いたいと思えた。だから、このカフェは一時休業して僕も勉強をしよう、前を向こうって思ったんだ」


(そうだったんだ……)


 ジルフィスは束ねていた髪をほどくと、振り返ってシャーロットを見つめた。


「シャーロット、僕は君のひたむきな姿に惹かれてしまったようだ」

「え……!」

「よかったら、僕の婚約者になってくれないか?」


 突然の告白に驚くシャーロットだったが、自分にも彼への好意が芽生えていたことを思い出す。


(ジルフィス様はいつも頼りがいがあって、私の考えに寄り添ってくれて、背中を押してくださった。そんな彼だから、私は……私も彼を好きになっていってた……)


「ジルフィス様はいつも私を支えてくれました。寄り添って大丈夫って言ってくれて。マスターと出会えたから、私は新しい自分を知られて、人に思いを伝えることができるようになりました」

「シャーロット……」

「あなたの傍で、今度は私があなたを支えたいです! こんな私ですが、婚約者にしていただけますか?」

「君がいいんだ」


 ジルフィスはシャーロットの頬に手を添えて微笑んだ。

 その手に自分の手を重ねて、シャーロットは言う。


「『ローダンセの花嫁』のローダンセはお花です。花言葉は、『変わらぬ想い』です」

「素敵な意味だね」

「『変わらぬ想い』を主人公の女の子が向けて恋慕った王子様のモデルは──」


 それを聞いたジルフィスは、目を見開き、彼女をお姫様だっこする。


「え!?」

「さあ、行きましょうか。お姫様」


 物語が繋げた二人の恋は、これから始まったばかりだ──。




『恋慕った王子様のモデルは、あなたでした』




読んでくださってありがとうございます!

ブクマや評価などいただけますと大変励みになります!


この物語は疲れた心を癒したいという思いや、春の希望を込めて書きました。

皆さんにも素敵な出会いが訪れますように。

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