表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼方より雫を求めて  作者: 春星
第三章 桜剣と神器と雫
38/50

第37話 桜剣ネフリティスと五度の別れ

そうして命脈王が距離を詰める前にシイナが呟く

シイナ「融合召喚........桜剣ネフリティス」

そうしていつの間に取り出していたシイナの世界のヒスイの形見と炎と水の剣が光だし、眩い光が発せられる

そしてシイナの目にはいつの間にか白く光り、融合した剣は桜そのものが映し出されるような色が発せられていた

命脈王「....まだそんな力を隠し持っていたとはな...」

シイナ「.....

(桜剣ネフリティス....あいつの形見でもあり、相棒だった剣

当時の俺はそんなヒスイを羨ましがってヒスイの翠の字を借りて翠剣ソプラソスなんて相棒の剣につけてたな

今ではもう壊れちまったが....

まぁ、あいつが居ない今は修繕したって意味なんてないから別の剣を相棒にしたんだけどな

さて....)

覚悟はいいか?命脈王」

命脈王「ふん.....いいだろう!来い!さらに強くなった貴様の強さ、存分に我に示してみるが良い!」

それから、お互い「本気の」戦いが始まった

剣で切ったら止められて、切られようとしたところを止めてすかさずカウンター、さらにそれを止められの繰り返し.....これを、「何百回も」全て一瞬の間に消えて行った

そして、その後命脈王が大きく吹き飛ばされ、体制を整えようと空中で構えようとした瞬間に

シイナ「終わりだ」

と、低い声が響くと同時に命脈王に一閃を決めた

その衝撃を受けた死体は強く地面に叩きつけられやがて光となって消えていった

すると命脈王の声が響く

命脈王「見事だ

こうもあっさりこの我を打ち倒してみるとは

雫はそこの光ある青年に渡してある」

ヒナタ「あれ!?いつの間にか腰に....」

命脈王「中々に...いや、これ以上ないくらいに楽しめたぞ

だが我は疲れ果てた

少し休もうと思う」

シイナ「ああ.....ゆっくり休め」

命脈王「さらばだ」

そう言って命脈王は去っていった

それと同時にシイナの融合が解け、2本の神器はシイナの中に光となって入り、桜剣ネフリティスはシイナの腰に戻って行った

ヒスイ「ん....」

黒ヒスイ「おはよう」

ヒスイ「あれ...なんで私生きてて...

っ!そうだシイナさんは!?」

シイナ「俺ならここだ」

ヒスイ「っっ...!」

そうして目覚めるや否やシイナに抱きつき、

ヒスイ「よかった....っ!よかった....!」と嗚咽を零しながら涙を流した

シイナ「(....結局こいつには何度も酷なことをしたな

彼女の感覚的には四度だろうか?

それほどまでに俺は彼女の元から離れている

それも....またひとつ、数を増やすんだろうな

.....こんなものなんて信じるタチではないが、俺とこのヒスイは「幾度となく離れても再開する」運命にあるのかもな.....

そろそろ全身の感覚と意識を保てなくなってきた....

ついでに苦痛....も感じてるのかもしれないが疲弊と妖怪化のせいで全く感じん

さて、今度はまた逢えるのか、永遠に別れるのか......

ひとまずは五度目の別れだ)

じゃあな....」

その後、糸が切れたかのように倒れ込み、勿論温もりなんてものはなく、妖怪化と桜剣ネフリティスの融合の影響で段々と体の表面が人ならざるものになっていった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ