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彼方より雫を求めて  作者: 春星
第一章 全ての始まり
10/50

第10話 向き合わなければならない秘事

シイナ「.....そこにいるのはわかっている 出てこい ....ヒスイ」

ヒスイ「ふえっ!?」

シイナ「どんな声出してるんだお前は.....」

ヒスイ「ば、バレないかと思って...」

シイナ「バレない訳あるか 生憎と気配には敏感なんでな」

ヒスイ「あ、あの...師匠....」

シイナ「師匠と呼ぶな ....お前を捨てた俺にお前の師匠となる資格などない」

ヒスイ「たとえ捨てられたとしても、世間が違うと言っても....私は貴方の事を師匠と尊敬し続けます」

シイナ「....お前のその頑固な所、誰に似たんだろうな....」

ヒスイ「貴方にですよ ....師匠」

シイナ「.....思えばこの海も、お前と出会った時と似ているな...」

ヒスイ「そう...ですね...」

シイナ「あの時のお前はすすり泣きながら身体を丸めていたな」

ヒスイ「は、恥ずかしいからやめてくださいっ!」

シイナ「それで、お前はこれからどうする気だ?」

ヒスイ「それは昔にも言ったはずです 私は貴方に一生付いていきます ...だって貴方は恩人だから」

シイナ「......恩人...か....」

ヒスイ「?」

シイナ「いいや、なんでもない .....気が変わった お前のすきにしろ」

ヒスイ「ず、随分急ですね....」

シイナ「なんだ?嬉しくないのか? お前のことだからてっきり喜びの余り飛び跳ねるかと思ったぞ」

ヒスイ「い、いえ、嬉しいんですけど....その、初めて再会してからずっと拒まれていたからてっきり嫌われたのかと...」

シイナ「そんな訳ないだろ.... これまでお前を嫌ったことなどあるものか 仮にも俺の弟子なんでな」

ヒスイ「.....クスッ」

シイナ「どこに笑うところがある」

ヒスイ「いえ、それほどまでに私の事大事に思ってくれたんだなって...」

シイナ「唯一の弟子なんだから当たり前だろ」

ヒスイ「ありがとうございます、師匠」

シイナ「はぁ.... ほら、行くぞ」

ヒスイ「はいっ!師匠!」


彼女のその笑顔は思わずシイナにこう呟かせた


シイナ「.....何をしてるんだろうな...俺は....」

ヒスイ「えっ?何か言いました?」

シイナ「いいや、なんでもない 早く行くぞ」

ヒスイ「あっ、待ってくださいよ師匠ー!」


こうしてシイナは弟子のヒスイと再開し、新たに五人で旅する事となった

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