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魔法世界への転生  作者: 幸田 結城
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ホラーゲームの中へ

初めて小説というものを書きました。

自分が見た夢から取った物語となっております。

きままに、気長に、投稿していきたいと思います。

 みなさんはホラーゲームをプレイしたことがあるだろうか。

 これはある夏の日、1つのホラーゲームから始まった物語だ。


 俺(恵)はいつものメンバー(蒼佑、葵)ととあるホラーゲームをしていた。その時、画面が光ってなんとゲームの中に閉じ込められてしまった。

 しかも苦手なホラーゲームの中に、だ。

 だが他のメンバーも同様らしく、隣を見たら一緒にプレイしていた蒼佑と葵もいた。それだけで少しは安心できたが何しろ死亡ありの脱出ゲームだ。気を抜けない。

 

 俺たちは、ゲームからリアルに戻る術はこの始まってしまったゲームから脱出することだと半ば本能的に悟り、探索を始めることにした。


 しばらくして俺は書庫に来ていた。何か脱出のカギになる本がないか探すためだ。

 さすがに一人行動だと怖いので、3人で行動している。

 しばらく漁っていたら、蒼佑が一冊の本を見つけてきた。

 タイトルは『中々終わらないすごろくゲーム!』と書かれていた。


 内容はこんな感じだ。

 1人1マスずつしか進めず、進んだ軌跡を付属のクレヨンで描いていく。マスに書いてあることが実際に起こり、無事最初にゴールについた人が勝ちで、賞金がもらえるというやつだった。さすがに死亡マスはなく、注意書きで『必ずルールは守ってください。さもないと・・・』と、書かれているだけであった。

 ホラーが平気な蒼佑はやる気満々の顔でこちらを見つめている。葵はホラーは平気だが早く脱出したいらしく、「早く帰ろうよ・・・」とつぶやいている。

 だが、実質蒼佑がリーダー的存在なので逆らえるはずもなく、そのゲームを始めることになった。


 今思えば、このとき止めていればあんなことにはならなかったと思われる。だがしかし、今そんなことを思ったってしょうがない。


 そうして始まったすごろくゲーム。順調に進み、ゲームも半ば、というところで俺はあるミスを犯してしまった。

 手が滑って軌跡を逆に書いてしまったのだ。

 その瞬間、書庫についていた電気がふっと消え、表現しがたい声とドスドスという足音が聞こえてきた。

 その音は、このホラーゲームで聞きなれた、ゴーストの狩りの音にそっくりだった。

 俺たちは自然と息をひそめていたが、近くにゴーストが来た時、俺は我慢できず「ひっ・・・」と声を出してしまった。

 その瞬間、ゴーストが俺の声に反応し、俺を襲い、あっけなく俺は死んだのであった。密かにゲーム内で死んだら現実に戻れるのでは、と淡い希望を抱いていたのだが、それもだめだったようだ。

 どうやら死んだ後も幽霊となってこの世界を見ることができるようで、ゴーストは、俺の肉体を貪るように食っていた。

 その様子を見てしまった蒼佑と葵は「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」と、声を出してしまい、ゴーストに目を付けられ、二人とも殺されてしまった。

 二人とも死んでしまった瞬間、視界が暗転し、(ようやく現実世界に帰れる・・・)と思ったのもつかの間、気づいたらとても美人な葵似の大人の女性と、ちょっと強面の蒼佑似の男性が視界に飛び込んできた。


 俺は、現実世界に帰れたと思ったが、声を出そうとしても「バブ、バ、バブゥ!!」としか声が出せず、腕や足を動かそうにもうまく動かせなかった。俺はどうやら異世界転生したらしいと、ようやく気付くのであった。

いかがだったでしょうか。

いらなかった描写や、ここは良かったというような感想をいただけたら幸いです。

読んでくださった皆様に感謝を。

気長に投稿していこうと思うのでよろしければ読んでいただけると嬉しいです。

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