片っ端から異世界を破壊したら
全ての生物の転移先が無くなりました。
そうして、世は転生•転移先き不況が訪れ、人々達は、むやみやたらに自害する事をやめていきました。
それを心から思わない一人の悪魔がいたのでした。
その悪魔は、転移先きを作るため、沢山の悪魔を雇用したのでした。
しかし僕は、その悪魔達が必死で作った異世界を片っ端から破壊していきました。
すると、悪魔達は、僕にお饅頭をお土産に、破壊活動停止を交渉してきましたが、破壊はやめませんでした。
もともと、僕の下請けだった悪魔達の資金が底をつき、倒産してしまいました。
それを楽しく感じた僕は、異世界を破壊するより、悪魔達を破壊する事に快感を覚え、悪魔狩りを始める事にしました。