祝勝パーティー2
ガンリョウとスパルタクスが話しているところにも顔を出してみる。
「リザードマンとの戦闘大変だったな。」
「ああ、司令官殿のオーダーが殲滅だったからな。」
とスパルタクスが言うと、
ガンリョウも苦笑いして同意する。
「可愛いい顔して、なかなか厳しい注文だったな。」
「まあでも、なんにんせよ勝ててよかったよ。」
スパルタクスは肩をすくめる。
スパルタクスとガンリョウは、歩兵隊の指揮からうかがえるように、常識人という印象だ。
次に話したのが、非常識人の代表だった。
ランスロットが俺に声をかける。
「おう係長、いいとこに来た。」
ランスロットはかなり酔っているようだ。
「これから、チョウヒ殿と義兄弟の誓いをするから、立会人になってくれ。」
「え?それって前に・・」
モードレッドが俺の発言をとめる。
「酔っていてめんどくさいので、聞いてあげてください。」
「ああ・・。」
ランスロットとチョウヒが声をあわせて宣誓する。
「我ら生まれた日が同じだが、死ぬ日も同じ。」
なんか違うし、語感も悪いな。
ランスロット達との話はそうそうに切り上げ、次のテーブルに行ってみる。
舞、サヤ、カッサンドラ、ジャンヌと、黒衣魔術団と白銀騎士団のリーダー、サブリーダーが勢揃いしている。
カッサンドラは赤毛の長髪でオリエンタルな顔つきで、ジャンヌは短めの金髪で活発な印象を受ける。タイプは違うが二人とも美人だ。
俺は舞を見て言う。
「舞、黒衣魔術団団長お疲れ様。」
舞は頬を膨らます。
「疲れてなんかいないわよ!」
「空からの攻撃はワクワクしたし。」
「次の出番はいつかしら。」
「おいおい、出番なんてない方がいいだろう。」
俺には舞の物騒な発言に驚く。
「団長は、ドラゴンとの戦いから、ずっとこんな調子なんですよ。」
「確かに戦闘指揮は、見事でしたけどね。」
カッサンドラは困った顔をしている。
「そうですね~。空挺騎士団の指揮は、イチローも舞も見事でしたね~。」
サヤもカッサンドラの発言にうなずく。
舞はカッサンドラやサヤの話をニコニコして聞いている。褒められて相当嬉しいらしい。
さて、パーティー会場を一巡して、マザランのところにゆく。
俺はマザランに皮肉たっぷりの口調で、
「マザラン、俺達はドラゴンの長のところに行くそうだな。」
マザランは悪びれず応える。
「おや耳が早いですね。そうです。
詳しくは皆さんに集まっていただいた時にお話します。」
このタヌキめ。




