ミクニ連合戦10・終戦
リョフが巨大化し、チョウウンが分身し迫ってくる。
もはやこれまでかと覚悟をきめた時、ハルから念話が入る。
『はい、ここまで~。リュウゼンを倒しましたので、王国軍の勝利~!』
俺「え。」
リョフ「あ?」
時は少し遡る。
サヤの指示により、サスケ、トモエ、ツヤを隊長とする忍者衆、くの一衆は、大きく迂回をしながら、連合国本陣に迫っていた。
目的は当然リュウゼンを倒すためだ。
連合国本陣から200mくらい後ろの森に潜んだ忍者衆、くの一衆だったが、リュウゼンを倒す具体的な方法までは指示を受けていない。
サスケ「さてここまで来たがどうしたものか。」
ツヤ「リュウゼンのまわりは、流石に騎馬隊の護衛がたくさんいるわね。」
トモエ「【傾国美女】かけてみようか?」
サスケ「さすがに総大将には効かんだろ。」
特殊技【傾国美女】は、念によりターゲットに美人の幻を見せ、誘いだす技だ。
ただ有効性は低くく、酩酊状態など限られたシーンでしか使われない。
トモエ「よし、やっちゃえ!」
「【傾国美女】!」
トモエがリュウゼンに念を送る。
念を送られたリュウゼンはだらしない顔つきで、本陣を出ようとする。
騎馬隊員がリュウゼンをとめようと声をかける。
「リュウゼン様、どちらに行かれるのですか?」
リュウゼン
「ちと、用を足しにそこまでな。」
騎馬隊員
「では、私達も一緒に参ります。」
リュウゼン
「来るな。一人でゆける。
一緒に来たら、打ち首にするぞ!」
騎馬隊員「・・・」
こうしてリュウゼンは、トモエの特殊技にかかり、美女の幻に誘われるまま、森に向かってくる。
サスケ「おい、リュウゼンが向かってくるぞ。しかも、一人だ。」
ツヤ「何かの計略かしら。」
トモエ「いいじゃん。アイツを倒せば、うちらの勝ちでしょ。」
サスケ「それもそうだな。」
その後、リュウゼンは森に入った瞬間に、忍者達に囲まれる。
リュウゼン
「お主たちは何者だ?
あの美女はどこに行った?」
忍者達はリュウゼンの発言に呆れながらも、リュウゼンに襲いかかりリュウゼンは呆気なく倒される。
こうしてミクニ連合との模擬戦は、以外な形で王国軍の勝利となった。




