ケンタウロスとの戦い5・終戦
王国軍本陣は盛土してあるため、草原の他の場所より高くなっている。
しかし、馬防柵がなくなった状況では、ケンタウロスが本陣に乗り込むのには、問題がない高さだ。
ケンタウロスが本陣に迫り、乗り込もうとしたその時、先頭のケンタウロスが転倒し、後続も次々と転倒してゆく。
そう、これこそが会議にて話をした、対策法の二つ目である「ぬかるみ堀」だ。
本陣を高くし、そのまわりを前面を除きほりすすめる。前日の夜に掘った土に大量の水を混ぜぬかるみ状にし、その上にカモフラージュの大量の草を植えた。
今回のこの策は、ケイローンのサラブレッドのような足を見て思いついた。
スピードは速いだろうが、このようなぬかるみは、木曽馬や道産子のようながっしりした足でないと走破できないだろう。
スパルタクス
「よし、網を投げろ!」
ぬかるみにはまったケンタウロス達に、歩兵隊が網を投げつける。下半身はぬかるみで、上半身は網を投げられケンタウロス達は動きがとれない。
ロビンフッド
「反撃開始だ。弓兵隊、矢を射ちまくれ。」
弓兵隊が大量の矢を放つ。
ロビンフッドも特殊技を使う。
「【アローレイン】!」
ケンタウロス軍に矢の雨が降り、ケンタウロスが次々消滅する。
さらに、
セイメイ
「【百花繚乱】!」
浮遊する花からレーザーが放たれ、ケンタウロスは更に数を減らす。
ケイローン
「まずい。このままでは全滅だ。一度撤退するぞ。」
生き残りのケンタウロスを率い、脱出しようとした先には、ランスロットと騎士団の騎馬隊が待っていた。
開戦直後に突出してきたケンタウロスはモードレッドにまかせて、ランスロットは半数の騎馬隊を率い、本陣に戻ってきたのだ。
ランスロット
「どこへ行くんだ?」
「単純で馬鹿な騎士団長がお相手するぞ。」
ニカッと笑う。
それを見てケイローンの顔はひきつる。
ランスロット「【ホーリーランス】!」
騎馬隊が白い光となり、ケイローン達に突入する。
ケイローン達は抵抗もできずに消滅した。
残ったケンタウロス達は、本隊の敗北を知り降伏する。
こうして、二度目の模擬戦は、王国軍の大勝利で終わった。




