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ケンタウロスとの戦い2・挑発
開始直後、ケンタウロスの一部が突出し、向かっくる。
ロビンフッド「弓兵隊、撃て!」
こちらの弓兵隊は長弓であり、ケンタンロスの馬上弓より射程が長い。
ケンタウロスの一部が倒れたが、なおも前進し、騎士団を罵倒する。
「王国騎士団の弱虫。」
「騎士団長の単純、馬鹿、まぬけ」
む。騎士団長の事はあたっている。
やるなケンタウロス。
ランスロットの顔が赤くなって怒ろうとしたその時、
モードレッド
「許さんぞ!ケンタウロス!」
「皆の者、続け!」
ランスロットは自分が怒る前に、モードレッドが激怒したので、毒気を抜かれたようだ。
そう、モードレッドの激怒は演技だ。
前回の模擬戦のように、ランスロットが感情にまかせて、騎馬隊を動かさないように、このような展開になったら、モードレッドに演技するように、サヤが指示していたのだ。
ランスロットは、そんなことはつゆ知らず
「冷静に戦わなければだめだぞ、モードレッド君」
などと能天気に言っている。
ともあれ、騎士団はケンタウロスを追って本陣から離れてゆく。
騎馬隊が見えなくなったころ、ケンタウロス軍の本隊が現れる。




