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スピードスター vs キングゴーレム8

スピードスターはキングゴーレムに攻撃を続け、それに対して動けなくなったキングゴーレムからは、ショートレンジの魔法が散発的に放たれるが、スピードスターは左右動いてかわす。いくつかはスピードスターに魔法が当たったが、スピードスターの行動に影響を与えない威力しかないものだった。


スピードスターの勝利が近いと誰の目にも明らかになりつつある中、スピードスターの動きがとまり、ダイチから、念話が入る。


『舞、僕はついにゴーレムコンテストで優勝するよ!

舞の仇であるフォレストガーディアンを倒し、そして最強のキングゴーレムも僕が倒すよ!』


ダイチはテンションが上がって、念話をフルオープンにして、この念話はみんなに聞こえているようだ。


隣にいたナオミが俺に向かって、

「コウイチ、なにかこの展開いやな予感がしない?」


ダイチが調子にのっていて舞に念話を送るこの展開は

、どこかで見た感じがする。


「ああ。俺も同感だ。早くダイチに試合を決めるよう話そう。」


俺はダイチに念話を送る。

『ダイチ!早くキングゴーレムを倒して、試合を決めろ!油断するな!!』


『わかりましたよー。倒せばいいんでしょ。倒しますよ。折角の見せ場なのに。』

ダイチからは、不貞腐れた念話が返ってくる。


『舞!行くよ!』

先程の不貞腐れた念話とは違い、生き生きとした念話をダイチはみんなに送っている。


スピードスターは、斧を天に向かって振りかざす。

その動作はゆっくりで、ダイチが見得をきっているのは明確だ。


その瞬間、振りかざした斧に大きな雷が落ちる。


雷属性の魔法【ライトニング】をキングゴーレムが、最後の力を振り絞って発動したようだ。


ライトニングを受けたスピードスターは、全く動かない。


しばらくしても、スピードスターの動きがないため、試合を中断して大会本部と俺たちがスピードスターに乗っているダイチを見たところ、ダイチは中で気絶していた。


スピードスターは、アルミニウムと粘性のある水でできいるため、通電性が良く、ライトニングの魔法をダイチはもろに受けてしまったようだ。


ダイチの気絶により試合続行は不可能と判断され、優勝は魔術団の【キングゴーレム】に決定した。


あまりの呆気ない結果に、観客席や俺たちも呆然としてしまう。

ダイチが格好をつけてないで、さっさとキングゴーレムを倒してくれていれば優勝できたのに…

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