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スピードスター vs キングゴーレム6
『コウメイさん、スピードスターにはダイチが乗っているのはわかりましたが、その他はどのような構成になっているのでしょうね。』
『はい。骨格の周りを粘性のある物体で覆い、さらに外装として鉄で覆っているようですね。』
概ね正解だ。カーボンファイバーの骨格に、水属性の魔法を用い水に粘性を持たしたものを作成して覆っている。それをさらにアルミニウムの外装で保護している。
ダイチは水の中にいるようなものだが、海底洞窟探索の時に用いた水色の指輪をつけているので、呼吸も問題ない。
カーボンファイバーの骨格については、組合工房の装置を使い作成した。
さて、軽量化したスピードゴーレムはキングゴーレムに向かってホバリングしてゆく。キングゴーレムは遠距離魔法を使い、スピードスターを牽制するが、スピードスターはそれらの魔法を難なくかわすと、スキル【トマホーク】を使い、斧をキングゴーレムに向かって投げてダメージを与える。
ダイチがスピードスターに乗り込んだことにより、ダイチの保有しているスキルをスピードスターが使えるようになったのは、嬉しい誤算だった。




