キングゴーレム対策会議3
「まず一つ目は、ゴーレムの軽量化です。物理攻撃に特化するのであれば、スピードがあった方が有利です。また、キングゴーレムの魔法攻撃をかわすためにも、軽量化は必要です。」
「なるほど。」
「二つ目は、物理攻撃の武器の選択です。先程は剣術という表現を用いましたが、キングゴーレムと戦うのに最適な武器であれば、剣でなくても良い思います。」
「これに関しては、みんなで考える必要がありそうだな。」
「はい。そして三つ目ですが、これはリスクもありますし、可能かもわかりません。そこで皆さんと特にパイロットのダイチと相談したいと思いますが…」
イチローの三つ目の提案は驚くべきものだった。しかし、ダイチは乗り気ではあるし、キングゴーレムに勝つための大きな武器となりそうだったため、進めてみようという事になった。
この三つの方針が決まり、それをさらに具体化するために、話し合いを行い、ゴーレムに改良を加えてゆく。改良の過程では、沢山の問題点が見つかり、その問題点について、専門家の意見を聞いたり、話し合いを行ったりし、その結果を元にゴーレムに改良を加えてゆく。日々、トライアル・アンド・エラーの繰り返しだ。
意見の対立もあったり、改良がうまくいかなかったりする事もあったが、キングゴーレムに勝つというゴールに向かって、みんなで協力するのは楽しいことをでもあった。
こうしているうちに三週間はあっという間に過ぎる。
俺達は、なんとか完成した新しいゴーレムを率いて、決勝戦の試合場に向かう。




