アイスマン vs フォレストガーディアン 4
ふと、フォレストガーディアンを見ると、先程より体が大きくなっている。これはもしかすると…。
そのような事を考えていると、アイスマンの前に展開していた水の壁は、フォレストガーディアンの枝により、再び水を全て吸い取られてしまった。
俺はダイチ念話を入れる。
『ダイチ、水壁をもう一度展開しろ。』
『え?でも、水壁はすぐに枝で吸い取られちゃいますよ。』
『いいから早く!』
『わかりました。』
ダイチはアイスマンの前に水壁を展開する。
すると、フォレストガーディアンから伸びている枝が水を吸い始め、水の壁はあっという間に消滅する。
水壁が消滅した後のフォレストガーディアンを見ると、水を吸う前より、明らかに膨らんでいる。
やっぱり。
『ダイチ!水壁を何度も展開しろ。』
『え。コウイチも見たでしょ。水壁はすぐにあの枝から水を吸い取られて、消滅しちゃいますよ。』
『ああ、わかってる。だが、フォレストガーディアンが、試合開始前より膨らんでいるだろ?』
『え?…はい!わかりました。水壁を何度も展開します。』
ダイチは俺の意図を理解し、水壁を展開する。またもや、枝が水を吸い取り始め、あっという間に見る壁は消滅する。しかし、フォレストガーディアンはさらに膨らんでいる。
その後も、アイスマンが水壁を展開し、フォレストガーディアンが枝で水を吸い取るという展開が続き、フォレストガーディアンの体が限界まで膨らむという結果になった。
このまま破裂してくれればと期待し、再度水壁を展開するが、フォレストガーディアンは水を吸い取るのをやめた。
『コウイチ、どうしますか?フォレストガーディアンが水を吸い取るのをやめました。一方で根による絞め付けの攻撃は続いています。それほどもちませんよ。』
うー、わかってはいるが、困ったな。




