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プロローグ
嫌いだった自分の名前を、君が好きにしてくれた。
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嫌いだったはずの自分の名前が、君の声で宝物になった。
すれ違い、傷つき、それでも離れなかった日々の先に待っていたのは、ありのままの自分を愛せる未来だった。
恋は、いつも突然やってくるものだと思っていた。
ドラマみたいに、目が合った瞬間に始まったり。
告白されて、気づいたら好きになっていたり。
少なくとも、私はそういうものだと信じていた。
――でも。
私と彼の恋は、
たぶん、そんな派手な始まり方じゃなかった。
ただ、同じ教室で。
同じ時間を過ごして。
となりの席で、少しずつ言葉を交わして。
気づいたら、心の中に当たり前みたいに存在していた。
それが、恋だと知ったのは、
もっとずっと後のことだったけれど。
これは、
残暑の九月に始まった、
ごく普通で、特別な、私たちの物語。
作者が何となく温めていた作品です。
かめさん更新になるかもですが投稿していくので、見てやってもいいなって思ったら見てやってください。
コメントとかも待ってます(*^^*)




