東亞連邦の宗教
楽しめ。
東亞連邦の宗教は多種多様である。
宗教団体も正統な団体から極右カルト団体まで様々で多岐にわたっている。
東亞連邦の国教は神道とキリスト教(1954年ー国教と認められた)である。
国は、これらの2つの宗教を強く支援している。
そして、自らの政権の強固な支持層にしている。
神道といえども、その信仰形態は、日本で行われているような個々人での信仰を主とする信仰形態ではなくて、国家主導で全国民が信仰することを主とする国家神道の信仰形態であると言われている。
また、キリスト教も、国家主導で全国民が信仰するという信仰形態であるために、大聖堂・礼拝所も国家によって多く建設されている。
さらには、讃美歌の新規作曲やミサの開催なども数多行われている。
また、2つの宗教は併用信仰されており、キリスト教を厚く信仰しながら、神道も強く信仰しているというような感覚である。
割合としては、
神道は全国民のうち、99.2%もの人が信仰並びに崇拝
キリスト教は全国民のうち、99.0%もの人が信仰並びに崇拝
といったような感じである。
国民全てがこの二つを主に信仰していると。このグラフから改めて認識せざるを得ないと思う。
ここまで、神道とキリスト教が国家主導で信仰・崇拝されているのには、それぞれ理由が一つずつある。
まず、キリスト教においては、キリスト教圏のヨーロッパから大量の移民が到来した。
そのために、キリスト教信仰者が東亞連邦において急増した。
そして、東亞連邦政府がキリスト教信奉者並びにキリスト教会の強固な支持力と忠誠心を熱烈に欲したためという理由がある。
また、神道においては、東亞連邦が「我が国こそが真の日本である」と深く信じており、「日本人化」を強烈に推し進める時に、「陛下を頂点とする神道を信仰・崇拝しなくて何が真の日本かっ!」との声が軍や与野党から多く聞かれ、また、国民もすでに苛烈極まる「皇室崇拝教育」と「日本化」によって強烈な「日本人」意識と「国家ナショナリスト」意識が広く深く心に刻まれているために、神道を欲したためと言われている。
これらの理由により、キリスト教信仰者並びに教会は、政権(東亞日本党)の最も忠実な支持者となり、神道信仰者並びに神社も、キリスト教信仰者並びに教会と並んで政権の最も重要で忠実な支持者となった。
また、神道においてはキリスト教の「三位一体」や「神寵帝理念」などの教えや考えを大幅に取り込み、キリスト教においても神道の「万物に神の魂が宿る」や「天皇至上」の考えをお互い大幅に取り込んだ。
それにより、宗教の混淆による同一化が大幅に成し遂げられた。
これによる、東亞連邦ではキリスト教と神道の関係は次のように表せられる事が多い。
キリスト教=神道
東亞連邦では「神道とキリスト教は運命共同体で一心同体である」との考え方が一般的となった。
そして、国民の心に根深く広く刻まれる事となった。
このように神道・キリスト教が国家主導で祭祀・ミサなどが行われるようになり、国教となった。
しかし、政府はユダヤ教・仏教・マニ教・道教やその他様々な宗教を弾圧・抑制したわけではなかった。
該当国教以外の宗教の啓蒙・キャンペーン・プロパガンダなどをし、差別や偏見の目をなくすことに成功し、ユダヤ教・仏教・マニ教・道教やその他様々な宗教を公的に支援し、振興政策も実施した。
また、政府はキリスト教過激派や神道過激派などの過激派の発言・行動を徹底的に弾圧をして人心離反を防いだ。
時には、過激派の上層部に対し死刑を執行することにより、過激派の活動や組織を消滅または沈静化させるなどをし、「国内の分断」や「宗教の多様性崩壊」を徹底的に防いだ。
東亞連邦の宗教団体は次の団体が挙げられる。
1ー東亞プロテスタント教会
2ー東亞カトリック教会
3ー東亞正教会
4ー東亞聖公会
5ー東亞アナバプテスト教会
6ー東亞神道本庁
7ー皇忠教
これらの以上の7つが主な東亞連邦における宗教団体である。
上記のこれら以外にも、仏教系・ユダヤ系・道教系・密教系・その他様々な宗教系などの数多くの宗教団体が活躍している。
また、皇忠教は、歴とした国策宗教団体である。
なぜなら、教祖が宮内省大臣であるから。
お読みいただき、ありがとうございました。