アンドロイド スタジオを2022年Electric Eel(電気ウナギ)から2024年Meerkat(ミーアキャット)へ変えてみよう!
アンドロイド スタジオのうちElectric Eel(電気ウナギ)パッチ2(2023年2月27日リリース)ではAPIバージョン35以上にできないよう?なので外部JARライブラリーの最新バージョンを利用できないみたい?です。
そのため、アンドロイド スタジオを2025年3月31日時点で安定版の最新のMeerkat パッチ1(2025年3月24日リリース)へ変えてみました。
まず、ミーアキャットは電気ウナギよりもサイズが大きいです。
電気ウナギは3ギガバイト前後ですが、ミーアキャットは6ギガバイト前後あります。
そのせいで、CPUセレロンN4020とメモリ4GBの低性能パソコンでは、さらにフリーズしやすく成ってしまいました。さらに、アンドロイド スタジオを使用後、システムが不安定に成るので、再起動する羽目に成ります。
このため、テキスト エディターで編集してからアンドロイド スタジオで微調整する羽目に成っています。
インストール中から気づいた変更点は、build.gradleからbuild.gradle.ktsへの変更です。
ただし、プロジェクトを新規作成する時に、デフォルトのbuild.gradle.ktsか、以前のbuild.gradleかを選択できます。
インストール後に気づいた最大の変更点は、デフォルトの「Empty Activity」を選択すると、app/src/main/res/layout/activity_main.xml等が無く成り、MainActivity.ktの@Composableアノテーションが付けられている関数で画面の表示内容を設定している事です。
ジェットパック コンポーズ(Jetpack Compose)と呼ばれる物です。
今までのapp/src/main/res/layout/activity_main.xml等はアンドロイド ビュー(Android View)等と呼ばれているようです。
プロジェクトを新規作成する際に、ジェットパック コンポーズ(Jetpack Compose)を利用する場合はデフォルトの「Empty Activity」等を選択します。
プロジェクトを新規作成する際に、今までのアンドロイド ビュー(Android View)を利用する場合は「Empty Views Activity」等を選択します。
ジェットパック コンポーズでは、今までのアンドロイド ビューの権限確認のコードを書き換える必要が有るみたいです。
ジェットパック コンポーズでは、今までのアンドロイド ビューのSAF(ストレージ アクセス フレームワーク)のコードをrememberLauncherForActivityResultで書き換える必要が有ります。
また、今までのアンドロイド ビューはビューから情報を取得したり、ビューへ情報を設定したりしていましたが、ジェットパック コンポーズは設計思想が違い、ジェットパック コンポーズの@Composableアノテーションが付けられている関数へ値を渡したら、@Composableアノテーションが付けられている関数内で処理をする必要が有ります。
例えば、LocalContext.current.getString(R.string.xxx_xxx)のように@Composableアノテーションが付けられている関数の中からコンテキストへアクセスする事はできるようです。
@Composableアノテーションが付けられている関数では、例えば、var xxx by rememberSaveable { mutableStateOf("") }のように値の変更をジェットパック コンポーズに監視してもらって検知してもらって部分的に再描画してもらうようです。
簡単なアプリの場合は、とりあえず、変数といった情報と、処理をほぼ全て、@Composableアノテーションが付けられている関数の中や、@Composableアノテーションが付けられている関数の中のButtonのonClickに移動させて調整すれば、権限確認のコードが無ければ、動くようには成ります。
複雑なアプリの場合は、アンドロイド ビューからジェットパック コンポーズへの変更は困難で、2025年4月26日時点でも情報が少ないように思われます。
アンドロイド ビューは、まだサポートされると思われるので、無理にアンドロイド ビューからジェットパック コンポーズへ変更する必要は無いと思います。
画面の左上近くに有る縦に並んだ四本の横線を押すと、見慣れたメニュー項目が表示されるので、「Create Desktop Entry」をしておきます。
そして、同様にして、微妙な違いは有りますが、.apkファイルを作るメニュー項目を見つけて、.apkファイルを作ってみました。
.apkファイルの作成にかかる時間は、電気ウナギは2分間前後ですが、ミーアキャットは9分間前後でした。
また、ミーアキャットは.apkファイルが有るフォルダを開くリンクを用意してくれず、Notifications(通知)に.apkファイルのパスが書いてあるから、としか表示してくれませんでした。
.apkファイルのパス
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/home/□□□/AndroidStudioProjects/○○○/app/build/outputs/apk/debug/app-debug.apk
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※ □□□はLinuxのユーザの名前です。
※ ○○○はプロジェクトの名前です。




