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a  作者: 大木戸 安日召
3/3

小説下書き ①

 ヤターキは農家の三男である。ナナシ村生まれの9歳である。

長男以外は口減しの為、家を出て、町や領都に行き働き口を探すのがこの地域の慣わしであり、それに従いヤターキもこの村を出て行く。

父と母は農業従事者でナナシ村の開拓団としてこのナナシ村に来た。

父のアチューは38歳,母のハルは34歳である。


長男のボルスは16歳で領地軍の兵士をしている。 

週4日程領地軍で働き、後3日は実家で畑を耕している。

ボルスの嫁のターニャは15歳で嫁いで来て農業従事者をしている。

実は村長の娘である。


次男のコウチャンは12歳で家を出て、冒険者をしている。

四男のトモヤは6歳で農家を手伝っている。

明日10歳になる、ヤターキは家を出て、約3ヶ月後に始まる、王都のダンジョン探索士養成学校に入学することになっている。

卒業すればダンジョン探索士である。

父母と長兄と兄嫁と弟に送別会を開いて貰い、美味しい料理を堪能した。

餞別として、父から従魔術のスクロールとスライム2匹と森狼フォレストウルフ2匹と白梟1匹を貰った。


母からは、「大事に使うのよ、早めに奴隷を買って料理スキルと生活魔法のスキルを取らせて」と5万円金貨9枚と5千円銀貨10枚(計50万円)を貰った。

兄からは、剣術(中級)とアイテムボックス(小、時間停止付き)のスクロールと山刀カットラスを貰った。

兄嫁からは、魔術(中級)と回復術(中級)を貰った。

村長から預かっているといい11歳までの身分証明の腕輪(犯罪歴証明、転出許可証、入村税、入町税、入都税免除照明、)を受け取り、腕にはめる。

スクロールを使用しスキルを取得する。

従魔と従魔契約をした。魔力が減る感覚がして、スライムや森狼や梟とパスが繋がった感覚がした。

母から、お弁当を10個、大鍋にシチューを貰い、アイテムボックス(小、時間停止付き)に入れる。

明日、早く家を出るので、早めに寝る事にした。

翌朝、父母と兄嫁、村長、に見送られて村を出る。

スライムは右肩と左肩に1匹づつ乗っている。森狼2匹は、俺の少し前を歩いている。白梟は、森狼の背に乗っている。

村を出て、見送りの人達が見えなくなってすぐ、ステータスの確認を行う。

『ステータス』心の中で唱えると目の前に半透明のタブレット端末ぐらいの大きさの板が現れる。


ヤターキ 人族

10歳

ステータス

レベル0

攻 撃 力  5

防 御 力  5

回   避  5

魔法攻撃力  5

魔法防御力  5

速   度  5

幸   運  5


 従魔  

フウジン(スライム)、レベル15/20、索敵、風魔法、

ライジン(スライム)、レベル12/20、索敵、雷魔法、

ハク(フォレストウルフ)、レベル6/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

シロ(フォレストウルフ)、レベル6/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

ホワイト(白梟)、レベル12/20、風魔法、土魔法、


スキル

§従 魔 術  レベル1

 従魔数 5/10、意思疎通、念話、


§剣術(初級)  レベル20 MAX

パリィ、縮地、摺り足


§剣術(中級)  レベル1

燕返し、斬撃、


§魔術(初級)  レベル20 MAX

火球、火矢、火弾、水球、風刃、落し穴、土壁


§魔術(中級)  レベル1

炎球、炎弾、

鎌鼬、暴風弾、

氷球、氷弾、雷撃


§回復術(初級)  レベル20 MAX

初級疲労回復、初級体力回復、毒消し、麻痺解除、


§回復術(中級)  レベル1

疲労回復

体力回復

状態異常回復


§アイテムボックス(小、時間停止付き) レベル1 MAX


以上

ステータスを閉じて、道を進む。

森に入ると、魔物3匹が襲ってきた。

『魔物3匹来るよ』フウジンからの念話で俺は警戒する。

『僕らが行く』ハクとシロが茂みに向かって飛び出して行く。

『頼む』俺は魔物が何処に居るのかもわからない。

直ぐにハクとシロが戻ってきた。

『倒してきたよ』とハクとシロ。

倒した魔物をフウジンとライジンが吸収する。

フウジンとライジンから魔核を受け取る。

「ありがとう、行こうか」俺は町に向かい歩き出して行く。

3度目の戦闘でレベルが1に上がった。

『ステータス』と念じる。


ステータス

レベル0→1

攻 撃 力  5→10

防 御 力  5→10

回   避  5 →10

魔法攻撃力  5→10

魔法防御力  5 →10

速   度  5 →10

幸   運  5 →10


 従魔  

フウジン(スライム)、レベル15 /20、索敵、風魔法、

ライジン(スライム)、レベル12/20、索敵、雷魔法、

ハク(フォレストウルフ)、レベル6→7/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

シロ(フォレストウルフ)、レベル6→7/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

ホワイト(白梟)、レベル12/20、風魔法、土魔法、


レベルが1になった。ステータスが倍になった。

シロとハクが6から7になった。日も高くなったので、アイテムボックスから弁当を一つと茶碗とカップを出して大鍋からシチューをよそる、カップに水魔法で水を注ぎ、昼食をとり、少し休憩する。

森を抜ける迄に何度か戦闘になった。

シロとハクが全部倒した。

フウジンとライジンが魔物を吸収し消化している。

フウジンとライジンから魔核を受け取る。

多分1個500円位になるらしい。

俺はレベル2になり道を進む。


ステータス

レベル1→2

攻 撃 力  10→20

防 御 力  10→20

回   避  10→20

魔法攻撃力  10→20

魔法防御力  10→20

速   度  10→20

幸   運  10→20


 従魔  

フウジン(スライム)、レベル15 /20、索敵、風魔法、

ライジン(スライム)、レベル12/20、索敵、雷魔法、

ハク(フォレストウルフ)、レベル6→7/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

シロ(フォレストウルフ)、レベル6→7/10、噛みつき、引っ掻き、咆哮、火魔法、

ホワイト(白梟)、レベル12/20、風魔法、土魔法、索敵

森を抜けて隣り町に向かい道を進む。

途中暗くなり始めたので、野営をする事になる。

街道から少し外れて、土魔法で土壁(2m×2m×0.15m)を三方向に立て、その上に土壁(2m×2m×0.15m)を横に置いた。従魔も共に中に入り、土壁(2m×2m×0.15m)で塞ぎ俺は座った。

『ご主人様、強度が足りない、強化しないとゆっくりと休めないよ、俺が石化していいか?』ホワイトが念話してくる。

「お願いしてもいい?」

『任せて』

ホワイトはシロの上から飛び立って土壁に魔法を掛け、石化して行く。

俺は母の作った弁当とシチューを食べた。

フウジンとライジンが、合体して1m×2mのマット状態になる。

俺はその上に横になると疲労と満腹感から睡魔に襲われた。

俺が寝た後、ホワイトは石壁に土魔法で穴を開けて、外に出ると、土魔法で穴を塞ぎ、夜の狩りに飛び立って行った。

ホワイトは兎8羽と小枝を拾い集め

て来た

翌朝、ホワイトに起こされる、『ご主人様、朝です、朝ごはんです』。

石壁は、一方が無くなっていた。

『シロとハクは2羽づつ、フウジンとライジンと俺は1羽づつ、ご主人様は2羽ね、ご主人様は、焼いて食べてね。』とホワイトは念話してくる。

俺は小枝に火魔法で火をつけ、ウィンドカッターで毛を剃り落とし小間切れにした後、小枝を削り兎肉を刺して、焚き火で炙って食べた。

食休みを取ると町に向かい歩き出す。

街道を歩くが森ではないので魔物は,町まで出てこなかった。

昼前に町に着いた。高さ5m程の石垣に守られている。

門番に腕輪を見せて町に入る。「ようこそアルファの町に、入場税は無料になる、無料宿泊所も腕輪を見せれば泊まれるし三食付いてるから、今から行けばお昼に間に合いそうだな、良い旅を。」

「ありがとうございます。」

俺は教わった無料宿泊所に行った。

「こんにちは、泊まれますか?」腕輪を見せる。

「いらっしゃい、昼飯はもう食べたのか?」

「まだです、今、町に着いたばっかりで腹ペコです。」

「食堂で食べるといい、早く行ったほうがいいぞ,」

食堂に行き昼飯を作って貰う。

オークのステーキと野菜のスープとパスタだった。

従魔には、オークの生肉と山羊の乳が出され、美味しそうに食べている。

食べ終わり、風呂に入り、部屋に戻って、昼寝をした、

扉がドンドンと叩かれ「夕飯の時間ですよ、食堂に来てください」と声がする。

夕飯を食べて、また寝る。

翌朝、扉がドンドンと叩かれ「朝食の時間ですよ、食堂に来てください」と声がする。

ハムエッグと黒パンと野菜スープだった。

黒パンは硬くスープにつけて食べるようだ。

その後、町を探索するが、奴隷商も従魔術師協会もなかったので屋台で食料を買い込み、昼前に町を出て、ベータに向かう。


ベータには、歩いて7日かったが、

順調に従魔達は、途中魔物と戦いレベルアップしていった。

従魔の経験値も俺に入ってきて、一度も戦って無いのに俺もレベルアップして、レベル6になった。各ステータスは360になった。

ステータスの上昇は、歩く速度も速くなり、また疲れにくくなっていた。中級魔法もレベルが3になり、石魔法も使える様になった。

従魔達が優秀で、また、過保護な為、まだ俺は一度も魔獣とは、戦っていない。


7日後の昼前にベータの街に入り、無料宿泊所に行く。

チェックインする。

昼飯をご馳走になり。

町の見学に行く。


買い取り屋で魔核石を売却する。

スライムから魔核石を受け取り、カウンターに置く。

168万円になるけどそれで良いか?

思ったより高いので少し焦った。


奴隷商で奴隷購入。

可愛らしい女の子(12歳)を80万円で購入した。

名前はマドカ。人間種で敗戦国の民で奴隷狩りにあって奴隷になった合法奴隷だそうだ。

服も簡素な貫頭衣だったため。

服屋により、平服と下着、靴を購入する。計2万円かかった。


スクロール屋で、料理スキルのスクロール(5万円)と従魔術のスクロール(7万円)、生活魔法のスクロール(2万円)、アイテムボックス(小)のスクロール(30万円)を購入しマドカに使用する。


従魔購入。スライム2匹(5千円×2)、森狼2匹(2万円×2)、隼一羽(3万円)を計8万円で購入しマドカにテイムさせる。

雑貨屋で調理道具と食器を購入する。

マドカのアイテムボックスに収納する。

それからマドカを連れて無料宿泊所に行くが、奴隷を所有している事で、大人と見なされもう無料宿泊所は利用出来ないらしい。

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