ダンジョン探索士養成学校入学(回想)
俺はヤターキ、農村で大工で兼業農家の父と農家の母の間に生まれた長男である。
この世界では末っ子が家を継ぐので、長男は10歳になると家を出て、口減しの為、冒険者とか、商家の見習いだとか、大農家に住み込みで働きに行くか、軍に入隊したりして家を出て行く。
軍の士官学校と冒険者養成所、ダンジョン探索士養成学校を受験したが、受かったのは、ダンジョン探索士養成学校のみであった。
学校では、魔法、剣術、従魔術やダンジョン探索のいろはを教わった。
また友達もできた。
学校が休みの日に友達とダンジョンに潜って、小遣い稼ぎもした。
ソロでの探索実習、従魔と共に探索をした。
初めはテイムした、ゴブリン2匹と森狼2匹、スライム1匹と共にダンジョンに潜った。
またパーティでの探索。
各役割を交代しながらのダンジョン探索の実習も行った。
魔法も初級、と雷、氷魔法は、中級、生活魔法を修得した。
剣術は、スラッシュ、パリィを修得。
宝箱の鍵開け、罠解除。
覚える事は、多かったが、今、思うと懐かしい感じがする。
卒業のちょっと前に、購買部で、5匹のブルースライム、3匹のゴブリンソルジャー(槍兵)、2匹のデミフェンリルを購入し、3度ダンジョンを攻略した。
実に身のある半年間だった。