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「それじゃー我が家とはお別れだねー。少し寂しいねー。」


重治は目の前にある家を見ながら寂しいそうにポツリと口を開く。


「いや、いつでも帰れるぞ。重治が戻りたいと思うなら。」


「え!そうなのなんか恥ずかしいこと言っただけじゃんー。まあいいや。で、カオナシは何処に行くの?。」


重治は私がどこに行くのか知りたいらしい。


「まずは一度戻りたいところがある。それから私の旅をまたはじめたい。手をまた握ってくれ。」


彼は納得して手を握る。あの真っ白い空間に戻ってきた。パソコンもまだあったようだ。

重治は少し混乱していてウロウロしている。


「ここは私が初めて目覚めた場所だ。だがここがどんなところかは私もまだわからない。一つわかることは私が認めたものしかここには来れないと言うことだ。」


私は簡潔にここがどんなところかを話す。話を聞いてるのかわからないように見えるが、彼がこのように見えるのは少しの時間でわかったこと。


「凄すぎるよ!。こんなに理想的的な場所?と言うより世界があるなんて!。僕は感動してる。誰にも邪魔されずに寝れるよ。」


興奮しながら語る重治。どうやらここが気に入ったらしい。それはよかったと思う。


「少し気になってるんだけど、これは何?僕の時代には見たことがないような気がする。」


パソコンを見ながら質問してくる。


「これはパソコンだ。重治の時代の先の便利な物だ。これがあれば知らないことも知れるようになったり、ゲームができたり、色々な用途がある優れた物。」


「へーすごい便利なものだね。まだそんなに理解はしてないけどー。」


「今すぐに理解できるようになるのは難しい。少しずつでいいから理解してくれればそれでいい。」


「わかったよ!。僕の頭脳で早く理解してみるよ。カオナシの助けになれるようにね!」


重治は少し興奮したように私に言う。

早く活躍したいようだ。

そこまでやる気があるのははっきり言って意外だ。

重治と会うのははじめてだが、知っている。

頭の中で理解している。

今の私は神のようになんでもできるようになったと。








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