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マリーの名はマリー。オーストリアで生まれたわ。生まれた時から何不自由なく生活をしていたと思うわ。


子供の時から母親と父親からも愛情を持って育ててくれた。婚姻ができる年齢になると、故郷を離れて他の国の王子に嫁ぐのはわかっていたの。


フランスという国の王子に嫁ぐ時が決まった時は、母は不安そうな顔でマリーを見送っていたの。


フランスに到着し、宮殿に入ると国の偉い人と私の婚姻者である人が待っていたわ。


マリーはここで自分の役割を理解したの。マリーがこの国フランスと故郷の大事な信頼関係を築くことだと。


彼と婚姻したあとはあまり順調ではなかったわ。話をしたいのだけど、彼は忙しくて会えないし、会ったとしてもあまり話が弾まないの。


彼がどんな人でどんなものが好きかとかあまりわからないの。


それからマリーは人前では少し猫を被っていたわ。彼には他の婚姻者もいるのだけど、彼女からは嫌われてるのが伝わってきたの。


何か悪いことをしたわけではないのだけど。だから極力嫌われないために世間知らずなお嬢様を演じていたわ。


そのせいなのか国民から嫌われ、反乱まで起きてしまったの。マリーはどこかで間違えたのかもしれないわ。マリーに取って国民は愛すべき人達なのよ。


国民が困っている時にマリーは何もしなかった。

それどころか贅沢をしていて知らないふりをしていた、していなきゃいけなかった。


あの国では贅沢することが当たり前で、それを指摘する方が馬鹿をみるの。私の故郷はそんなに裕福ではなかったし、庶民的な暮らしをしていたの。だから庶民の苦労も他の貴族とかよりは理解はしていたはずなのに、選択を間違えてしまったの。


マリーは今逃げているのだけど、見つけられるのも時間の問題だと思うの。


マリーは何をしていればよかったの、何をしていればこんなことにならなかったの、考えてもわからない。


ママごめんなさいマリーは酷い子だわ。親不孝な子供でごめんなさい。


涙が溢れてきて止まらない。後悔が溢れて来てももう遅い。さようならマリー。







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