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重治は頬を膨らませながら私の前に立つ。


「起きたらいなくなったからびっくりしたじゃないか!。しかもなんか新しい建物ができてるし僕がいない間に楽しいことするのはずるいぞ!。」


重治は自分がいない間に私が一人で訓練してるのが狡いらしい。あまり身体を動かすタイプじゃないと思ってたが。


「やりたいのか。私だけのために作ったわけではないから使うといい。」


私は重治にこの施設の使用を許可する。


「そういうことじゃないよカオナシ。僕がいない間に何かやってるのが少し寂しく感じたんだ。ごめんめんどくさくて。」


重治は私が一人で何かをしていて、それを彼がいない間にするのが寂しい?。感情のことはあまりわからないが一応心に留めておこう。


「私のほうこそすまない、人の感情をあまり知らなくて。」


「そこまで真剣に受け止めなくていいよ!。僕はただ言いたかっただけ。ただこんなに楽しそうなことをしてたのはズルいなー。僕も使う!これどうやって使うの?」


カオナシは真面目なのは知ってたけどここまでど真面目だとは思わなかったねー。人の感情をあまり知らないか………。カオナシの感情を動かしたい。


これが今の僕が1番やりたいことだ。あの感情がわからない彼をどうやって動かすかまだわからないけど。

戦がない世の中を作りたいのは忘れていないがもう一つ増やしたって悪くないでしょ。だって人間とは強欲で傲慢な生き物だと思うしね。


カオナシに一通りの使い方を教えてもらう。ある程度理解したので使ってみよう。近くにある機械をタップする。すると目の前に大きい画面が現れる。


「なるほど、この地図みたいなものを使って相手を倒せということか。相手の戦力は2万、そして僕の軍は3000千人か、普通にやると勝てないような戦力差だね。少し考えないとねー。」


相手の方が明らかに有利な戦だ。だが弱点がないわけではない。

まずここでは雨が降っていることだ。そして敵は油断をしていて宴をしている。


奇襲するにはもってこいである。奇襲をするためにまずは1000の兵を使い最前線の兵をおびき寄せる。

ある程度相手を挑発をしながら対峙してすぐに引く。そうすると相手は追い討ちをかけてくる、5000くらいの兵を引き寄せれたら良い。


近くに砦を作りゲリラ戦を仕掛ける。あとの2000の兵は相手の本陣を突くために後ろにある崖に登る。

太鼓を鳴らした合図で崖を下り敵の大将首を狙う。これが私の狙いだ。


「それじゃ初めてのシュミレーションって言うものを開始しようか!」


重治の目の前には本物の戦場ような風景が広がっていく。




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