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前を見て走ろう

作者: 降井田むさし
掲載日:2024/04/19

なんか最近、何回も危険な目に合っている気がする。

特に、自転車に乗っているとき。


自転車で走る道には、たくさんの危険が潜んでいる。

何回も危険に遭遇しているが、これもかなり怖かった。


これは、半年前くらいの話だ。

この日も、いつものように朝、自転車で通勤していた。


いつも、通学する高校生と、すれ違ったり。

追い抜かれたりする。

この日も、自転車通行可能な歩道を、走っていた。


何回も、高校生の群れとすれ違っていた。

その時、下を向いて漕いでいる高校生が見えた。

かなり離れていたから、そのうち前を向くだろう。

そう思って漕いでいたが、ずっと下を向いたまま。


左側の塀際を、僕は走っていた。

危険を感じて、下向く自転車高校生の、右に避けようと思った。


でも、右の前からも、違う自転車高校生が来ていた。

歩道の右の際からひとり。

そのすぐ左奥から、もうひとり。

そのすぐ左奥から、ずっと下を向いている高校生が来ていた。


だから、左の際に身を残すしかなかった。

仕方なく止まった。

左の塀に極力寄って寄って、止まって。

ぶつかって来ないことを願った。


高校生が、下を向いたまま横を通ってゆく。

僕の服に、高校生の何かが、かすった。

それくらいで済んだから、良かった。


一歩間違えれば、大変なことになっていた。

最近、運が悪い。


でも、骨折以外は何もない。

自転車での危険は、何回もあった。

だけど、自転車では特に、怪我してない。


運が悪いなかでは、運が良い方だ。

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