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16. 人生はゲームみたいにいかないよね!!

 

 □□□□□□□□


 僕は学園生活で毎日イベントを起こさないと生活できない呪いでもかけられているのだろうか。いや魔法か。

 ゲームキャラのように毎日イベントが起きる。

 ならば選択肢を用意してほしい。


 ・たたかう


 ・にげる


 ・ぼうぎょ


 ・どうぐ


 どれを選ぼうか。


「ちょっと、グリム君。どういうことかって聞いてるの!!」


 現実は選択肢を選ぶ前に進んでいく。


 なんだろうこの既視感。

 このイベント一昨日辺りに消化しませんでしたっけ?


「あのね、あなた昨日ヒューイット様になにしでかしたわけ?魔力値0って言ってたのは嘘だったわけ?」


 さて、どうしたものか。彼女の口撃力は非常に高い。下手な対応をするとさらなるダメージをくらうぞ。


「いや、それがな…」


「あなたには聞いてない!!」


 僕が選択肢を選べないでいるとスタンツが口撃を受けた。


 ・なかま


 この選択肢はなしだ。

 下手に考えて嘘をつくよりさっさと言ってしまおう。昨日学園長先生たちと考えた設定とういう名の嘘を。


「昨日わかったんだけど魔力値0っていうのは測定ミスだったみたい。僕本当は風属性魔法が使えるみたいで昨日暴走しちゃってああなったんだ。でもあの後呼び出されて正しい処置をしてもらったからもう暴走はしないんだって」


「あのね、あなたに魔力があろうがなかろうがどうでもいいの!!」


 一昨日魔力ないの迷惑って言ってませんでしたか?


「そんなことよりどうしてヒューイット様はあんなことになったのよ!!」


 もう疑問というより詰問。

 いや僕が悪いのは分かってるんだけどね。


「いや、だからね。風魔法が暴走しちゃって」


「あなた、わざとやったよね?」


 はい。もうほんとざくざく抉られる。

 MP0というかHPも0に近いんじゃない。


 誰も僕と彼女の間に入れない。この1文だけ見るとラブラブだな。


 うん、でも僕が望んでいたのはこういうことだ。

 ラブではなく。


 贅沢かもしれないけど僕のことをただのグリームとして見てほしかったんだ。


「はーい、皆席につけ」


 彼女への対応を思いつかないまま強制的ににげるを選択することになった。


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