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第四話という名の文字通り世界観設定紹介

どうも。ナツルです。

大変遅くなってすいません。


えっと、ご感想にて“キャラの容姿が知りたい”との意見を頂いたので、簡単に紹介でも。

完全に私のミスですね。

そんなの知りたくねえよって人、そんな事知っても地球は回るって人な感じの人は見なくてもいいと思います。


ルビー・ミュラ

ストレートロング。

俗に言う幼児体型に近い。

三日月 友華

ショートボブ。

四人の中では最も発育が良い。


犬塚 ミカ

おかっぱに近い。

少し痩せている以外は体型は平均的。


ミラトス・ラト

ツインテール

いわゆる幼児体型


こんなもんです。

私は髪型についての知識は皆無に近いので、変更もあるかもしれません。

髪の色や瞳の色は皆さんに任せます。


私は個人的には黒髪ロングが好きです。


長くなりましたが、では本編どぞっ!

「「「お帰りなさいませ。 ご主人様。」


「「「お帰りなさいませ。 お嬢様。」


数人のメイドさんがお出迎え。

そう、ここは俗に言うメイド喫茶。

だが今は、今だけはここがどこかだとか、ここに来た理由とか、そんなことはどうでもいい。


俺達は今、ものすごく驚いている。

思わず全員硬直している程に。

落ち着け。

たしかあの人はああ言っていたはず。

思い出せ。

思い出すんだ…




――俗に言う回想――



儀式を終えた日の翌朝。

皆朝御飯を食べ終え、それぞれの時間を過ごしている時。


「勇多。これから毎朝朝食後には授業を行うからな。

とりあえず今日の分を行う。

こっちに来い。」


「はーい。」ミュラについて行く。

結構楽しみだな。


お、何だこの部屋。

ホワイトボードや机がある。

この部屋で色々と教えてもらうのかな?


「さてと、悪いが私は用事があるので今日は短めにするぞ。

まずは、この世界の事についてだ。

この世界は、勇多が元いた世界に“魔法”という技術が加わった物と認識して構わない。

ただ、かなりの人数が行き来しているせいでたまに繋がってしまうのだ。

それで稀に魔法の事を知って帰る者もいるが‥

おっと、少し脱線したな。


それで、魔法の事だが‥

簡単に説明すると、大事なのは“イメージ”だ。

具体的な方々は…


ん? もうこんな時間か。

すまんが今日はここまでだ。


そうだな‥‥

よし、友華達とどこかに出かけて来るといい。

そしてそのついでにこの世界の仕組みを教えてもらえ。

あいつらには私から言っておく。


それじゃな。」

あ、どっか行った。


何かよくわからないまま居間に着く。


「お、来た来た。

師匠から話は聞いてるよー。」


「わーい! おでかけー!」


「お出かけするのはいいとして、どこに行きます?

まだ危ないから、私達の方じゃダメだし‥」

行く事は決定ですか。

いや、別にいいけどさ。


「はいはーい!

それなら私、いい所知ってるよー!

落ち着いて話せて、かつ安全!」

友華ちゃんが勢いよく挙手。


「へー。 どんなとこ?」

聞いてみる。

財布は家(親父達がいる方)にあるからなぁ‥

なるべくお金がかからないとこがいいんだけど。


「それは着いてからのお楽しみー。

それじゃあ私は準備してくるからー。」

むう。秘密か。


「それじゃあ、行き先は友華ちゃんに任せるとして、私達も準備してきますね。」


「してきまーす!」


行ってらっしゃ~い。

さてと、俺も準備して来るか‥。



「よし。全員そろったね。 しゅっぱーつ!」



“メイド喫茶 やすらぎ”


「着いた。ここだよー。」

‥あのー。友華さん?

ここって、もしかしなくても‥


「そう。メイド喫茶でーす!

落ち着いて話せる所!」へー。メイド喫茶って落ち着けるんだー。 へー。

本当に?


「大丈夫なの? ココ。」

思わず聞いてみる。


「大丈夫。ここは特別に私がおごるから。

さあさあ、さっそく中に入ろう~!」

そういう意味じゃない‥

まあいいや。

色々経験してみるのもいいかも。


いざ、入店。



「「「お帰りなさいませ。ご主人様。」


「「「お帰りなさいませ。 お嬢様。」


ほい。回想終わり。


そうだよな。

ミュラは用事があるって出かけたはず。


何故俺達がこんなに驚いているのか。

何故なら、出かけたはずのミュラがメイド服を着てそこにいたからだ。


「「「えぇぇええぇえ!?」

友華ちゃんがミュラ(?)を指差してる。

てか、このお店知ってたのに何で驚いてんの?


「み、皆さん落ち着いて下さい。

似てますけど、微妙に違いますよ。

多分‥」

ミカちゃんが諭してくれてる。


俺が本当かどうか聞き返そうとすると、


「? どうかなされましたか? ご主人様方?


当店ではお好きなメイドをご指名できますので。

それでは、お席の方ご案内させて頂きます。

こちらになります。」

とりあえず全員席に座る。


「う~ん。 確かに。

微妙に違うね。 雰囲気とか。」

うん。確かに。

言われて見ると、違う。

‥ような気がする。


「と、とりあえず、その話は帰ってから師匠に確認をとりましょう。


今日、ここに来たのは勇多さんに色々と知ってもらうためのはずですよ。


‥友華ちゃん?」


「ちょいタンマ。

師匠そっくりな娘がメイド‥!

貴重すぎる‥。」

おいおい。

‥いや、俺も見なかったとは言わないけど。


「もう、友華ちゃんてば。

‥何か飲みましょうか。 せっかくだし。」

そうしますか。

友華ちゃんには悪いけど、びっくりして喉が渇いてるんだよね。



そうして、各々飲み物を注文した。

ちなみに、俺はコーラ、友華ちゃんが何やら得体の知れない“スペシャルドリンク”、ミカちゃんがアイスコーヒー、ラトちゃんがオレンジジュースを頼んだ。


「さて、と。

それじゃあ、早速この世界の仕組みについてお話しますね。」

そう言うとミカちゃんは、紙に大きく円を二つ描いた。


「まず、私達の家がある、“魔法世界”と呼ばれている世界です。

この世界では、魔法に対する制約は基本的にはありません。


次に、今私達がいる“通常世界”です。

いや、私達も異常ではないんですが、向こうの視点を尊重しようって事にお偉いさん達が決めたらしいんです。

こちらの世界では、師匠や他のお偉いさん達が特殊な結界を張っているから、よほどの力を持っていない限りは魔法を使えません。

まぁ、それほどの力を持っていたらわざわざ結界を破ってまで犯罪を犯さないと思いますけど。」

へぇ。 ああ、だからこっちの世界で魔法を使った犯罪が(一般人が知る所では)ないのか。

いや、起きてない事を祈ろう。


ん? 今度はさっき描いた円の間の上下に、また二つ新しく円を描いてる。


「次に、死後の世界です。

‥いや、一部は死後ではないし、そもそも死の一歩手前みたいな物なんですが。」

えぇ!? 死後!?

ドラゴン○ールみたいな!?


「し、死後!?

どゆこと!?」


「‥さっきも言った様に、正確には一歩手前なんですよ。


まず、誰かが“死ぬ”とします。

‥えっと、肉体的には死んでも、魂は残るという考えなんですよ。

でも、そのまま放っておくと魂も消滅してしまうので、これも特殊な術で魂だけを違う世界に送るんです。

詳しい事は省きますが、

もう二つの世界の内の、“地獄”と呼ばれている方に送られます。」

じ、地獄!?

地獄ってあの地獄!?


「あ。た、多分、勇多さんが想像されてる物程の雰囲気じゃないと思いますよ。


地獄は俗に言う“監獄”と、“裁判所”を兼ねているんです。

地獄に魂が送られると、閻魔様に今までの悪行と善行を天秤に乗せられて悪行の方が重ければ、そのまま地獄に懲役。

善行の方が重かったり、懲役する程の物じゃなければ、もう一度蘇るか一定期間天国で暮らすか選べます。

“天国”というのは、簡単に言えばリゾート地です。

生きている人でもこの天国と地獄には行けます。

天国にはリゾートに。

地獄には囚人等への面会などで訪れる人が多いです。


‥ふう。 簡単に説明するとこんな感じですね。

少しはお役に立てましたか?」


「‥なんだか色々と壮絶だった。」

そうとしか言えない。

いや本当に。

おおまかに整理すると、

①主に四つ世界これもよくわかっていないとやらがある。

②んで、その中に死後(厳密には違うらしいけど)の世界もある。

‥うーむ。 やっぱり訳がわからん。


まぁいいや。

またいつかミュラが教えてくれるだろう。

たぶん。



その後、俺達は家に帰った。

ちなみに、ミカちゃんが話している最中、友華ちゃんはメイドさんとゲーム、ラトちゃんは寝ていた。

まさにカオス。


「「「「ただいまー。」

帰宅。


「おかえり。

どうだった?」

もうミュラは帰って来てんのか。


「‥一応確認するけど、師匠はメイド服とかどう?」

いきなりか。

別にいいけど。


「アホか!

な、なんで私がコスプレまがいの格好なぞしなきゃならんのだ!

私が誰かに仕えるならまだしも‥

って!私は誰にも仕える気なんてない!


‥何故急に?

いや、友華が阿呆なのはいつもの事だが。」


「あのね、今日メイド喫茶に行ったんだけど、そこで師匠のものすごいそっくりさんに会ったんだよ。

それがあまりにも似てたから。 つい‥」

阿呆はいいのか。


「ほう。 面白そうだな。 覚えておこうか。」


その後、俺達は普通に日常を過ごした。

過去系なのは、食後に小さな、けれども俺にとってはそれなりに大きな事件が起きたからだ。



「‥ふう。」

やはり風呂はいい。

特別に好きでも、嫌いでもないけどこの湯に浸かっている時は心地よい。


「しっかし、広いな、この風呂。」

まるで大浴場。

いや、最早大浴場だろ、ココ。

皆で入ったりするのだろうか?

‥イカン。

如何わしい想像はよそう。 精神に悪い。


ほら、変な妄想をするから湯気の中にバスタオルを巻いたミュラが見える。

まったく、我ながらリアルだな。

まだ出会って数日なのに。


あれ? 消えない。

まっさか~。 まさかねぇ。


「……あれ? ミュラ?」


「わひゃあ!

す、すすすすすまない。

わ、わた、私はその、いつもと同じ様に三人共居間にいたから、お風呂空いてると勘違いして‥

そ、その、決して破廉恥な欲望の為では‥」


「わかった! わかったから!

まわれ右して戻って!」

恐らくミュラは嘘はついてない。

習慣だもんね。

それでも、いくらバスタオルを巻いていても、目のやりばに困る。


「いや、これはむしろ男性の入浴を知るチャン――」


「いいから早く!」

俺がそう言うとミュラは顔を真っ赤にしながらまわれ右して出ていった。


「あー、びっくりした‥」


これが事件。

別に見てないし見られてもないので、そんな事件でもないかもしれないが俺にとっては立派な事件。


俺は改めてこの家に自分しか男がいない事を実感した。


本当にこの先うまくやっていけるのかね。

どうも。多分ナツルです。

‥ナツルです。


前書きにて簡単にキャラの容姿を紹介しているので、後書きだけ見る派の人、出来れば前書きを‥

どっちも見ない人?

どうしようもないです。 ごめんなさい。


ちなみに三度の飯よりゲームが好きです。

すいません。嘘です。

せいぜい一食先のばしにする程度です。


勿論、ご意見ご感想、誤字脱字等なんでも受け付けてます!


ではでは。

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