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迷子②

僕の名前はどんべぇ皆からはどんちゃんって呼ばれているんだ。

かぁたんは優しくてご飯も美味しく作ってくれるんだ。

ある日かかぁたんのお友達のおじさんとお買い物に行く日だった。

僕は楽しみで朝早くかぁたんを起こした。

早く起こしたらその分早くおじさんに会えると思ったから!

かぁたんにお布団で襲われたけど、勝てなかった。かぁたんは強いんだな。


かぁたんの朝ごはんを食べてたらおじさんが来た。

おじさんとかぁたんの手を握って階段を一緒に下りる。


ドッグカフェっていうところに行くらしい。

僕は電車が好きだ。ゆらゆら揺れてるから。

抱っこも好き。かぁたんとおじさんは匂いがいいんだ。


ドックカフェに着いたら中には僕と同じ犬がいたけど、喋れないらしい。


「なんだあいつ」

「変な子~」


保育園みたいに友達が出来ると思ってイスからおろしてもらった。


「倒してやる!」


すると僕の耳を咬んで引っ張った。

僕は痛くて泣いちゃった。

かぁたんに背中撫でてもらったけど、痛いのと仲良くできなかった寂しさでいっぱいで涙が止まらなかった。

僕はチキンのステーキを頼んで、食べると美味しかったからさっきの事は忘れた。

食べ終わった後はモールに行くらしく、また電車に揺られていく。

着いた時こんな大きな建物があるなんて知らなかった!

おじさんにノートとクレヨンを買ってもらった後に大きな車のおもちゃを見つけた。

絶対に欲しいんだけど、かぁたんにダメっていわれてしまう。

おじさんはいいよって言ってくれて買ってくれた!

ずーっと大事にするって決めた。


そのあと食べ物屋さんがいっぱいある所で休憩するらしい


「僕、水飲む!」


かぁたんから渡された水筒で水を飲む。

そうするとかぁたんはトイレに行くらしく行ってしまった。


「おっと電話だちょっと待ってろよ」

「あい!」


おじさんは後ろに向いてお電話してる。

僕は水を一口ずつ飲んでのどに流してたら、僕の横を風船持った子供が横切った。

風船いいな!僕も欲しい!と思って付いて行けば貰えるかもと思ってついて行った。

広場まで来て風船配ってる人がいたのでそこまで走っていく。


「僕にもちょーだい!」

「はい!どうぞ~」


風船貰った後ろには子供が遊べる広場があったから僕は靴を脱いで遊ぶ。

滑り台や積み木などがあって楽しい!

一通り遊んでかぁたんのところに戻ろうとした時、僕は思った。

どこからきたんだっけ?一先ず靴を履く。かぁたんが買ってくれたべりべりの靴。


「んしょんしょ」


少し歩いて止まってを繰り返しても元の場所に戻れないでいる。

みんなお母さんと手を繋いでる・・・。

僕にもかぁたんがいるのに今はいない・・・。

段々もう会えないんじゃないかという恐怖と寂しさで涙が出る。


「かぁたんどこぉぉ」


みんな僕の事を見るが、助けてくれない。


「かぁーたん!」


もう限界だった。

うわーんとおじさんに買ってもらった車を抱きしめて泣く。




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