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迎えて五日目

三話目を開いてくれてありがとうございます。

拙い文章ですが、温かい目で読んで評価頂けると幸いでございます!

あの後、落合さんのおすすめのおもちゃやらを購入してどんべぇをケージに入れてバスで帰ってきた。

どんちゃんを迎えて五日間部屋の空気間を慣れてもらうためサークルからだしていない。

いつもサークル越しにリスポーンがない会話をして私は一人じゃないんだと思えるようになった。

仕事も変わらず残業が減らないが、帰れば癒しがいるのは私の中でも大きい存在になってきた。


「まさか田瀬さんが迎えるなんてね~」


鍋下さんがカルテを書きながら言う。

みんな私が犬を迎えることに驚いたらしい。

前兆がなすぎるとのことらしい。


「私自身びっくりしてます」

「まぁあの子何故か縁がなかったからいいんじゃない?」


私の働いているところでは「売れ残り」はいなく、代わりにご縁がないというスタンスでやっている。

私の好きなとろろでもある。働く前は四か月経っている犬猫を見て売れ残りだと簡単に思っていたけど、ただご縁がない、犬猫はただ縁のある飼い主を待っているだけだと教えられた。

実際どんべぇも半年お店にいて、いろんな人に抱っこや可愛いなのど言われていたけど、ただ私の決心を待っていただけだったのだ。


「まだサークル生活でしょ?」

「そうですね。明日サークルから出してみようと思ってます」

「うんちは?普通?下してない?」


鍋下さんは職業病が出てるのかどんべぇの体調を気にかけてくれる。


「うんちも大丈夫ですし、ごはんもここにいるより食べてくれてます」

「でも、どんべぇって名前センス疑うわ~」


そう言って鍋下さんは笑った。

鍋下さんは仕事人間で怖いけど、こいう会話は楽しい。

人間関係は少し難癖ある人ばかりだけど、仕事にやりがいを感じている。

特にどんべぇを迎えてからより強く思うようになった。


今日も残業をして自転車をスピードMaxで帰宅してどんべぇにご飯をあげる。


「いつも遅くてごめんね」


がつがつご飯を食べる姿を見ながらどんべぇに謝罪をする。

扉を開ける瞬間尻尾を振ってくれる姿を見たりすると寂しい思いさせてないか不安になる。

もう息子のような存在としてフリーターだけど、仕事も頑張れている。

小さいときに犬を飼っていたが、息子ではなく友達のような関係だったのを思い出す。

三年前に亡くなってしまったが、私がペットショップで働こうとできたのも先住犬のおかげだ。

今日も疲れたので早めに寝なくてはとパジャマに着替えて布団に入る。

その姿をどんべぇは静かに見つめ寝床に入っていた。








最後まで読んでいただきありがとうございます!

ブックマークといいねと星お手数をおかけしますがお力添えいただけますと幸いです

どんちゃんが飛び回って喜んでくれます!

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