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「ハローハロー!ミラクルキューティクルハイパーエンジェル!天使ちゃんの登場だよぉ☆ 」
(イラッ)
どうやら俺はまた死んだみたいだ。
お前絶対ブスだと思ってたけど、黙ってればいい顔してるんだな。
「あれれ〜おかしいぞぉ〜、神様神様、この子前世の記憶アリアリの有りまくりんぐじゃねえっすか?これどういう事です?」
「ほっほっほ、そやつはそういう奴じゃ。気にしたら負けなのじゃよ」
「ぶうぅー↓↓↓ラジャー!
はいはーい、そこの君!あなたの担当の私に何か言うことないかな?かな?君の行く先は私の胸三寸という事を忘れずにね☆テヘッ」
「今まで見たどの女性よりも美しい。この世にあなたほど、聡明で謙虚で心まで美しいのに、天は二物を与えるどころか、三物までお与えになられるとは」
「きみきみ〜、なかなかお口が回るじゃあ無いかね、うんうん!素直でよろしい☆」
「あなたの美しさの前では僕の本音がただ漏れになってしまっているだけのことですよ」
「きゃーっ!!!このこのぉ!言うねえ言うねえ!寿司くいねぇ!!」
目の前にいきなり寿司が現れやがった…
「ここは天界だからね、ある程度は思いのままよ☆で、どんな世界なら行きたいの?」
「ステータスや、パラメータ、スキル、魔法のある世界はあるのか?」
「あるに決まってるじゃない?どれがいいの?全部のせ?贅沢だなぁ、じゃあとりあえずそれっぽい所に転生してあげよ☆キャピっ」
「返事を聞く前に心を読み取るな」
「ん?」
「読み取らないでください女神様」
「女神じゃないよ〜私は天使☆まぁ間違えるのも無理ないわね。そこは私の罪よ。あなたのせいじゃないわ☆」
(イラッ)
「仰せのままにいえすユアハイネス」
「じゃあとりあえず行ってらっしゃーい!」
「ちょっと待っ…」
…
…
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…