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転生勇者ヒサの冒険  作者: さかけー
プロローグ
3/87

2


突然周りに景色が浮かび上がった。


「ほっほっほ。どうじゃった虚無の地獄は」


(あれは、虚無の地獄だったのか…正直退屈でスマホ位持ち込ませろよと)


「正直じゃのう、それよりもまず辛いや、怖い等を普通は感じてもらう為の地獄なのじゃがのう…お主にはこれが罰にならんらしいのう…勇ましいのう…」


(まだまだあのぬるま湯で1000年は過ごせるぜ!)


「普通はその間に考える事を放棄して自我すら無くなり魂は無機物へとなるはずなのじゃが、お主は相当な時間を要するようじゃな…」


「ワシも管理がめんどくさいのでそろそろどうにかなってくれぬか?」


(どうにかってどうにか出来るのかよ?)


「何が望みじゃ?お主の世界線に戻す事以外ならなんとでも出来るぞよ?」


(世界線…?幾つもの世界があるってのか…)


「そうじゃ、普通は死後天使たちにより、その人間に適正のある世界へと導かれ新たな命になる輪廻というものなんじゃ…」


「ただ、自ら命を絶った者は天使達が虚無へと案内する決まりになっておる」


(そうか…そういう事だったのか…)


(なら、異世界転生してチートでハーレム世界がいい!)


「たわけ!それでわ罰にならんのじゃ!!!」


「お主には反省が足りんらしい、ワシが選んでやる。お主に分かるように伝えるなら縄文時代からやり直せ!」


(縄文時代…?冗談きついぜ!せめてある程度の文明くらいちょーだい!!!)


「では、1名様ご案内〜」


(おいちょっと待てジジイ!!)

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