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異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
3章 日々是修行(49話~107話)
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日本人なら米が欲しい

ここまでのあらすじ


師匠と魔力回復薬の買い物を終えた後、食事に行くことになった。


師匠の後に続いて建物に入るとすぐに左にある階段へと進む。

黄色の踏み心地のいい布が入り口の絨毯からその階段の方へ続いているが、右側の1階の奥の方へ続く通路には何も敷かれていない。


この豪華な黄色の絨毯はレッドカーペットならぬ、イエローカーペットといった感じか。


この連合は光の連合だけあって、レッドカーペットではなくイエローカーペットが敷かれているのだろう。

しかもこの薄い黄色をした布には多分魔法がかけられているようで、歩いても靴音もしないし、少しクッションのような柔らかい感触がする。


手すりも隙を見せないかのような豪華さだ。手すりは磨かれた鏡面の金色で手すりを支える柱は五角形の形をしている。

親柱の上には尾が4本ある鳥の彫刻が飾ってあり、これも多分金でできている。目は水色の宝石が埋め込まれている。


(師匠、ここ絶対気軽に入っていけるお店ではないですよね?)

と尋ねたいところだが、もはや場の空気からそんな発言が許されない状況だった。


階段の横側は大きな窓ガラスになっていて、この建物が通りの角に建っていることもあり3階に向かう頃には外の景色は街並みが遠くまで見渡せる。

外から見たときは中が見えなかったので、このガラスはマジックミラーみたいなものなのだろうか?

その割にはマジックミラー特有のやや灰色がかった感じではなく、ほぼ完全な透明のガラスなんだけど。


とにかく場の雰囲気にのみ込まれないように自然に・・と自分に言い聞かせながら案内される師匠の後ろを黙ってついていく。

この階段は3階までの直通で2階には繋がっていないことから、完全に賓客の為の通路だと後で気付いた。

考えてみればこの豪華な布が敷いてあることからして賓客専用なのは当然なのだが。


体感的には10分くらいに感じたが、やっとのことで個室の入り口まで案内された。

両扉をあけられて案内された個室は4人席が中央に置いてあるが、部屋自体はテーブル1つに合わせた普通の部屋よりも二回りほど広かった。



案内人が深々と頭を下げて扉を閉めると俺もようやく一息つけた。

飯を食いに来るだけでここまで緊張させられたら、本当にたまったものじゃない。

もはや胃が食事モードじゃなくて痙攣モードになってる気がする。


「コウもさすがに緊張したようね」

師匠が嬉しそうに俺の方を見て話しかけてくる。


まだ準貴族になって一月も経っていないし、いつも広めの平屋建て民家みたいな隠れ家でつつましい生活をしているのに

急にこんなところ連れて来られても堂々としている方が変だと思うんだけど。


師匠が上着を脱いで楽にしているので、俺も一応確認した後ローブを脱ぐ。

料理の注文はよくわからないので師匠と同じものを頼むことにする。


ちょっとだけメニュー表を見せてもらったが、ゴルボックスの腹身肉とかどういう肉なのかわからないものばかりが載っている。

これが300ルピ。日本円で6万程か・・おっと、滅茶苦茶お高い肉だった。


メニュー欄を読み進めていくと牛のステーキを見つけた。

が、この『牛』もあくまで自動翻訳の産物。ある程度似た存在なら多分翻訳に関わっているクエス師匠の感覚と俺の記憶で牛と定義されているだけだろう。


この世界の牛肉が俺の知っている日本の牛肉とは限らないので、さすがにチャレンジするのは避ける。

しかも値段が700ルピとは・・これ高いを通り越して高すぎるわ。


「本当に私と同じでいいの?好きなもの頼んでいいのよ」

「あ、ありがたいんですけど・・どれがどういうものかわからないので師匠と同じものだったら安心かなと」


「ふふ、それだけ?同じなのが嬉しいとかなんじゃない?」

「い、いや、それもないことはないですけど」

「あら、素直ね」


もちろん師匠の選ぶものならハズレは無いと思って同じにしただけだ。

まぁ、感想が共有できればもっと楽しいよなと思ったのもありはするんだけどさ。


気が付くと師匠はすぐにパネルからメニューを選んで注文をしていた。

まぁ、この辺は日本と比べても大して変わらないシステムのようだ。


さすがに食事処では日本と比べて変わった仕様はないようだ。

あるとしたら目の前にいきなり料理が出てきたりする・・くらいだろうか。

それはそれでなんか味気ない気がするけど。



「で、さすがに少しは緊張も取れて落ち着いたかしら?」

「はい、少しは慣れてきました・・けどこのお店豪華すぎますよ」


「3階はいわゆるVIP専用だからね。1,2階は一般客向けの普通のお店よ。もちろんいい値段はするけど。コウが一人で来るときは3階には来れないので覚えておいてね」


そうなんだ、と思いつつ了解しましたと首を縦に振る。

まぁ、今の俺にこんなお店を利用する度胸もお金もないけどね。


「あ、そういえば師匠。さっき俺が1人で買い物に来るとか言ってましたよね?まさか次からは俺だけなんですか?」


「さすがに次からいきなりコウだけで行かせたりはしないわよ、心配しないで」

「え、じゃあ・・」


そう言いかけた時、店員が扉をノックする。

「いいわよ」

師匠が返答すると店員が料理を両手に抱えて持ってきてくれた。


直径7~8cmの8角形に近い形に切りそろえられた大きめの肉が4切れ並べてあり、上からソースが1往復するようにかけられている。

よく見ると4切れとも肉の雰囲気が微妙に違う気がする。


4種類がこうやって並べられているとなると、なかなか贅沢な一品だ。

値段は見ていなかったけど、これも相当高いのだろうなぁ。


俺がこの一品に見とれているうちに師匠は何か追加で注文をしていた。

まぁ、これだけでも十分だと思うんだけど、師匠が注文するなら俺も一緒にいただくべきだろう。

そう思い俺も同じものを注文してもらった。



師匠が注文を終え、先ほどの肉に手をつけるのを見て俺もそれに続くように肉をフォークで刺して食べる。

歯で簡単に噛み切れる柔らかさ、あふれる旨味、明らかに牛肉でも豚肉でもなかったが美味いことには変わりない。

思わず無我夢中になって次の肉へ、次の肉へと手を伸ばした。


3つ目までを夢中で平らげた後、ふと気付くとクエス師匠が俺の方を見て微笑んでいた。

師匠の皿を見てやってしまったと気付くと、師匠に声をかけられる。


「満足しているようでよかったわ。隠れ家ではあまりこういうのは出せないからね。どう?美味しかったでしょ」


「はい、これは・・美味しすぎです。思わず師匠より先に3つ目に手を付けてすみません」


師匠と俺の関係は当たり前だが、師匠と弟子。

毒味役とかでもない限り、弟子が師匠より先行するのは当然ながら礼儀に欠ける行為だ。


それなのに弟子の立場の俺が師匠よりも先にがつがつ食べてしまうのは、食べ方を含めてNG行為連発と言われても仕方がない。

あまりの肉のおいしさについついそのことを忘れて夢中になったことを俺は反省する。


「いいのよ、気にしなくて。むしろコウが嬉しそうに食事をしてくれてこっちも嬉しくなったわ」

「あ、いや、その・・」


「うちのアイリーシア家は特殊でね。まぁ、色々あったのよ、だからそういうのはあまり厳しくないわ。もちろん対外的な場ではしっかりと押さえておかないといけないけどね」

「ですね。すみません」


師匠はその後も、でも今日この場は気にしないでね、と言ってくれたけど

今後公の場で俺がミスをすると保護者兼認可者であるクエス師匠やアイリーシア家に迷惑をかけかねない。気を付けておかねば。


とはいえ、何度も言われたので今回は師匠のご厚意に甘えるとしよう。

しかしこの肉、はやり4種類とも味や触感が変わるがどれもこれも美味しくてたまらない。


「そういえばコウ、さっき店員が来る前何を言おうとしていたの?」

「あぁ、俺がいつ頃1人で買い物に行かされるのかなぁ、と思って」


「そうね~、それは今決めることじゃないわ。時期を見てそうするつもりよ。コウも子供じゃないんだからいつまでも一緒にというわけにはいかないでしょ」


確かにそういわれるとその通りだ。

まぁ、ちょっと前は高校生だったはずだけど・・気が付けば準貴族とやらになっているんだし、甘えっぱなしは良くないよな。


日本では高校生なら間違いなく子ども扱いだけど、こっちの世界では16歳で成人扱いらしい。

俺も子供という意識は完全に捨て去らないとまずいな。


とは言っても、あと数回は一緒に買い物に同行させてほしい。

この街のことも全然わかってないし、師匠と買い物するのもそりゃ楽しいし・・。


気が付くとこの美味しいお肉4枚セットはあまりのおいしさにすべて完食してしまった。ぜいたくを言えばもう1セット欲しいくらいだった。

しかし美味いとはいえ、こうも肉ばかり食べているとやはり米が欲しくなる。


やはりにお肉にはライスだ。日本人としてはこれは譲りたくない。

が、あるかどうかわからないので師匠にライスがあるか聞いてみる。


「師匠、その、ご飯っていうのはないのでしょうか?元いた世界では肉にはやはりご飯がセットの習慣があって」


「ご飯?聞きなれない言葉ね。どういうものなのか想像してみて」


師匠の指示で茶碗に盛られたご飯を頭の中でイメージする。

くそぅ、イメージしたせいで余計にご飯が食べたくなってしまった。


「うーん、私はこっちでは見たことないわね。でも向こうで食べたような・・あ、そうそうラーメンライスを頼んだ時に出てきたやつだわ」


・・師匠、ラーメンライスを頼んだって。

俺をスカウトしに日本にやってきたときに、いったい何をやっていたんですか。

しかもラーメンライスって。初めてのライスはそれだったんですか・・。


ちなみに師匠に教えてもらったんだけど、師匠の心を読む能力は俺のイメージした映像もそのまま見えるらしく

こういう風にわからないものをイメージで伝える分には、非常に重宝している。


でも勝手に心を読むのは本当に勘弁してほしいけど。

最近は時々気づけるようになったのでレジストしてみてるんだけど・・成功しているのかいまいちわからないんだよなぁ。


「あのご飯ねぇ、少なくともこの店を含めて私の知っている範囲にはないわね」

「そうですか、残念だけど仕方がないか」


「元々の食材がわかればどういうものか当たってみるわよ、食関係ならさっちゃんのメルティアールル家が農業の強い国だし」

「元々は植物からできたもので、こんな感じです」


そう言って苗から成長していく姿、稲穂が実った畑、収穫後の稲穂のイメージを想像する。

と、同時に思い出した。そういや俺は農家の親戚から貰っていた籾を結構な量持ってきていたんだった。


もしこちらでうまく育てられればこっちでも美味しいお米が食べられる!

そう思って俺は、どうも稲穂イメージを見せても反応の悪い師匠にお米の栽培について相談した。


「師匠、そういえば俺ご飯の元となる稲穂の種に当たる(もみ)を持ってきているんですよ。育成の条件もメモしていますしこれで育成を試せませんかね?」

「おお、やるじゃない。それなら後で私からさっちゃんに言っておくわ。その時はコウも相談に乗ってね」


おお、持ってきてよかった籾。上手くいけばだが、これでこちらの世界でもお米が不自由なく食えるかもしれない。

この異世界は技術的にも独自とはいえかなり進化しているし、この肉からも言えるけど食事の水準もお金さえ出せば高いようだ。


日本から持ってきた技術メモや料理の知識は全く役に立たないなと思っていたが、お米の育成にだけでも役に立てば俺的には大きな成果だ。


「そうそう、その籾だっけ?もし独自のものだったらさっちゃんには協力してもらうけど、基本的にはコウとうちの家の独占品として扱って構わないわよ」

「独占・・ですか?」


独占と言われても正直ピンとこない。

日本じゃ米なんてありふれたものだし、独占とは無縁な食べ物だ。もちろんブランド米は別だが。


しかも今の俺じゃ育てられるかわからないのに独占て言われてもな。

そう思っていると師匠が補足の説明を入れてくれる。


「独占というのは所有権みたいなものね。育てるのはうちやメルティアールル家でやってもらって販売はうちかコウが独占する。他での販売は出来ないよう流出を防ぐわ」


生産する家、販売する家を限定するということか。特許みたいなものだと思えば別にいいと思う。

その米が売れれば俺も師匠たちに対して何かお返しができた形になるんだし。まぁ、売れたらだけど。


「で、売った額の一定の割合をコウに払うわ。もちろん売れればの話だけどね。さらに都市単位での製造許可を言い渡せる権利をコウに付けておくと安心できるかな?どうかしら」

「え、いや安心って、えぇ!?」


師匠の話がどんどんでかくなっていったので、俺は戸惑うばかりでなって言ったら良いのかわからない。

一定額って完全にロイヤリティーじゃないか。俺はコメを発明した人じゃないのに。


「まぁ、まぁ、そんなに驚かないで。私はコウの成果をちゃんと評価したいだけよ。もちろん似たものでこの世界により良いものがあればこの件は無かった話になるし

 そもそも売れなきゃお金の話なんて発生しないんだから、今は話半分で聞いてていいのよ」


さっきまでは驚きのあまり頭が回らなくなっていたが、確かにロイヤリティーうんぬんは売れたらの話だ。

まだ見もしないお金の話で一喜一憂していては、まさに捕らぬ狸の皮算用。落ち着こう、俺。


「ですよね。とりあえず戻ったらボサツ師匠に渡してお願いしてみます」

「そうね、っと追加が来たみたいだわ。あれも美味しいのよ、コウの口に合えばいいんだけど」


師匠がそういうと扉が開かれて店員が大きめの皿を持ってくる。

更には厚さ1cm超の肉がどどーんと乗っている。

肉の匂いなのか、香草や調味料の類なのかわからないけどとても食欲をそそるにおいがする。


店員が丁寧にフォークを取り換えてくれて、ナイフまで置いてくれた。

ナイフに刃らしきものが見当たらないが、大丈夫なのだろうか?


何とか湧き上がる食欲を抑えつけて師匠が口にするのを見ておく。

ナイフを持つと肉の上をすすーっとなぞるように動かすと、肉がばっちり切れていた。

当たり前だけど皿は傷はついていない。こ、このナイフも魔道具なのか・・。


食べた瞬間師匠の表情が幸せであふれ出す。一瞬食欲よりも幸せなクエス師匠の表情に見とれてしまう。

が、師匠はすぐにいつもの表情に戻ると


「コウもさぁ、早く食べてみて。美味しいわよ~」

と、急かしてきた。


こういうところは本当にクエス師匠らしい。

一緒にいるとただ楽しいだけじゃなくて、楽しい空間に引っ張られる感じすらする。本当に心地いい。


「では、いただきます」

心で師匠がご馳走してくれることに感謝しつつ、師匠がやったのをまねるようにナイフを肉の上で滑らせる。


一応予想はしていたけれど、肉がきれいに切断されて食べやすいサイズにカットできた。

もちろん皿は傷一つついていない。思わずナイフを見返してしまうが、うっすらと魔力反応はあるものの見た感じはただの金属のナイフだ。


気を取り直して切った肉を口へと運ぶ。口に入れると柔らかく肉汁と旨味が溢れる。

こんな高級なものは食べたことはないが、先ほどの肉4種とは違い牛肉に近い味だった。


途中ますますご飯が欲しくなったものの、無いものねだりをしても仕方がないので肉に集中する。

あまりに美味しくて200gはあったんじゃないかと思える肉をぺろりと平らげてしまった。


「コウが満足したようでよかったわ」

「満足というか、今まで口にした中で最高の肉でした。本当に美味しかったです」


師匠には今まで口にしたことが無いほどの美味しい食事をふるまってくれて、俺は心から感謝した。


食事を終えて少しゆっくりしていると、師匠からこの後の予定を聞かされる。

もう1軒この近くの店を回った後、ランク2のエリア、エリア2にあるお店へ向かうので同行するように言われた。


「師匠、エリア2ってなんですか?」

「あら、ボサツに習っていなかったのね?各都市の都市内はエリア分けされていて大体のところはランク0~3のエリアに分けられているわ」


「0から3ですか・・」

「ええ。ざっくり説明すると0は王城や都市長などがいる城がある統治の中心となるエリア、1は貴族エリア、2が平民・傭兵エリアだと思えばいいわ。3は農地とかね」


「ということは平民や傭兵がいるエリアに行くんですね」


「簡単に言うとそうね。ここよりは治安が悪くなるけど、言うほど悪くはないわ。貴族は簡単な魔法なら使用許可が下りているエリアよ。でもむやみに魔法使っちゃ駄目だからね」

「わかりました」


わかりましたとは言ったものの、治安が悪いと言われちょっと緊張する。

まぁ、師匠は有名人みたいだし、師匠に同行していてトラブルに巻き込まれることはないだろう。


「じゃ、そろそろ行こうかな。コウも満足できた?」

「はい、本当に美味しかったです。ありがとうございます」


師匠は嬉しそうにして店員を呼び支払いを行った。

師匠が嬉しそうだと俺もうれしくなるが、今回は食事をご馳走してもらった立場だし感謝をしつつはしゃぐのは控えた。


師匠が支払いをしているここからは、俺は再び従者として行動する。

さっきまでのような気楽な会話はもちろん禁止だ。少し複雑な気分になるが俺のための身分隠しなのでこれは仕方がない。



いつも読んでいただきありがたき幸せでございます。

今回は異世界定番のお米話でした。他にもいろいろとありましたが。


次話も早めに更新できるよう頑張ります。

連休中は更新できそうにないからブクマ減るかな~と思っていたら増えてた・・。

よし、頑張ろう。気合い入れよう。仕事もあるけど。


やっと辛いGWが終わった・・・

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