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異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
3章 日々是修行(49話~107話)
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座学:この世界における魔法使いの存在

ここまでのあらすじ


主人公は常識などを学びつつ魔法の修行中(としか書けない)


クエス師匠が出かけた後も十数分程瞑想していると、ボサツ師匠に呼ばれたので図書館へ行く。

そういや今日の講義?って何をやるんだろう。


ノートとペンを持って部屋に入ると師匠はすでに座っていた。

師匠の机の前にはいくつかの本が置かれている。


昨日は数冊だったのに今日は10冊ほどある。

座学は嫌いじゃないんだけど目に見えて本が増えるのは・・ちょっと。



「来ましたね。今日の内容ですが、コウはここ数日で見る見るうちに魔法が上達してきました。

 なので早い方がいいともいまして、今日は今後コウ自身の立場にも関わる、この連合での魔法使いの状況ついて話していきます」


魔法使いの状況ねぇ、魔法使いの職と言えば兵士とか冒険者とかじゃないの?と思いつつも、俺は頷いて席に着いた。

まぁ、席に着くと言っても昨日と同じく師匠と俺とで向き合って座るだけなんだけどね。



「コウは魔法使いに対してどうおもいますか?」

講義の開口一番、師匠からずいぶんとざっくりした質問が飛んできた。


どう思う・・と聞かれてもこの世界のことがさっぱりわかっていない自分には上手く答えようが無い。

なので思ったことをそのまま述べることにした。


「すごいことが出来るので、非常に有用な存在だと思います。一部の者しか使えないとなると尊敬される存在じゃないかと」


RPGとかでは魔法使いも戦士などと並ぶ普通の職業だが、現実に少し魔法を覚えた今の俺には、魔法が使える者はとてもすごい存在に思える。

剣の腕に特化した剣豪なんかがいたとしても、今の俺がもっと上達して水球をぽんぽん飛ばすことができれば、近づかせずに勝てそうな気がしていたからだ。


「なるほど。確かに魔法使いは多くはありませんし普通の民がとても出来ないことを出来ます。単純に水を出せるだけでも旅や開拓地にはぜひ欲しい存在です」

俺は師匠の言葉にうんうんと頷く。


「ですが残念ながら、この光の連合地域での魔法使いの地位は低いのです」

え?なんで?と俺はびっくりする。


魔法使いはどう考えても有用な存在だ。国民全員が魔法使いでもいいと思えるほどだ。

才能が無い貴族が妬んで低い地位に?と思ったが、魔法使いには攻撃魔法の力がある。


俺の覚えたての水球でも十分な脅威になるはずだ。

そんな魔法使いを低い地位に置いておくには絶対に無理がある。


「コウはそんな馬鹿な、という表情をしていますが、事実です」

「ですけど・・」


どう考えてもおかしいという俺の抗議の声をさえぎって師匠は説明し始める。


「魔法はとても素晴らしく優秀なものですが、同時に危険なものでもあります。

 この連合では各地を貴族がそれぞれ国を持ち統治しています。貴族は優秀な魔法使いが多いですがそれでも圧倒的な数には敵いません。つまり貴族にとって貴族側じゃない魔法使いは危険な存在にもなりえます」


なるほど、そこは理解は出来る。だけど・・

俺は頷きながらも正直納得がいかない表情を浮かべる。


「たとえば平民と平の魔法使いが徒党を組むと、貴族にとっては非常に脅威です」


「それはわかります。だけど別に低い地位にとどめるには無理があると思いますが・・」


「ええ。ですからあくまで形式的なのですが、国に所属していない魔法使いはいわゆる道具もしくは兵器という地位になります」


え?魔法使いが道具?ますます理解が出来ない。

そりゃ水を出す魔法は水道の代わりと言えなくもないので、魔法によっては有用な道具になると言えなくはない。


でも魔法使いは一人の個人なので当然意思がある。

どう考えても、意思も力も持っている者が進んで道具になりたがることなどないだろうに。


「さすがに道具は・・誰も賛同しないと思いますが」


「彼らが賛同する・しないは支配階級にとっては考慮すべき事柄ではありません」

「あ、はい」


普段は見せないボサツ師匠の勢いに気圧されて、俺は思わず同意してしまった。

そんな俺をスルーして、師匠は説明を続ける。


「まぁ・・道具、とは言いますが、あくまで国に所属していない魔法使いが法の下では道具ということです。国の兵士として仕える者は道具扱いでは無いですし、平民より立場が上になります。

 また、国の許可をもらって商売や特別な作業を行う魔法使いはほぼ平民と同じ扱いです」


「えっと、それなら道具扱いに何の意味があるんですか?」


「それは国に属さない魔法使いに対しての制裁の意味合いです。傭兵団という国に属さない魔法使いの集まりがありますが

 その者たちが功績を挙げようが、基本的に褒章としてのお金以外は何もありません。死んでも道具が壊れたのと同じ扱いで国は何もせず終わりです」


その話を聞いて俺は色々と考えてみる。

地球にいた頃見ていたネット小説の異世界でも冒険者は確かにそんな扱いだ。


そこそこの腕の冒険者でも、ギルドから依頼を受けて金をもらい死のうが行方不明になろうが、国を挙げて救出なんて話はほぼ無い。

考えようによっては貴重な戦力なのに、結果的に使い捨てにされている。

あれと同じということなのだろうか。


「それともう一つ大きな理由が、傭兵団が住民と組まないようにする為の明確な地位分けです。盗賊などの犯罪集団は論外ですが

 国に属さない魔法使いは住めるエリアが平民と分けられていることが多いです。また、都市によっては道具である傭兵の立ち入り禁止区域が多い所もあります」


「うーん、それでも住民も野良魔法使いも不満を持てば結局一緒のような気がするんですけど・・」


「野良魔法使いですか、面白い表現ですね。それはいいとして、都市によって差はありますが平民は傭兵たちを下に見るような教育をされてる都市がほとんどです。

 平民しか住めないエリアは国が積極的に綺麗な町並みを維持していますし、平民に手を出した傭兵は裁判も無くその場で廃棄という名の処刑が行われることが多いです。平民にある裁定、裁判はありません。

 そうやって平民と傭兵を出来るだけ近づけず対立させ、手を組んで国や貴族に立ち向かうのを防いでいます。あと平民から魔法使いになりたいという者を抑制する効果もあります」


・・・なんか思い描いていた、魔法のある異世界の世界観とかなり違う。

住民と魔法使いが手を取り合い上手く生きているのではなく、対立させて貴族の地位を磐石にしている感じだ。


「コウは準貴族なのでこの辺はあまり気にする必要は無いのですが、常識として知っておいて欲しいので今回説明しました」


「はい、わかりました・・」


そうか、俺って貴族側に属していたんだよな。

そう思いつつ返事したものの、なんかおかしいだろ、これは。そう思うもどかしさは消えない。

不満に思いながらも、常識を知らずに問題行動を起こしてしまわないように師匠が説明してくれたの訳だから、ここで世界の仕組みに不満を言っても仕方が無い。


俺はあくまでこの世界の立場の良い側にいる魔法使いの1人であって、世界の仕組みを変えることが出来る立場じゃない。

自分にそう言い聞かせ、何とか自分を納得させる。


コウの様子を見ていたのボサツは少し悲しそうにうつむいたが、すぐに気を取り直して説明を続ける。


「基本的な地位分けを説明しましたが、全ての都市でそうなっているわけではないですよ。私の家のが治める都市では平民専用区はありませんし、両者ともそれなりに穏やかにやっています」


「そうなんだ。国や都市によるのか・・」


「ええ、特に魔法使いは傭兵でも金回りがいい者たちが多いので客としては上客ですからね。常に無下にされているわけじゃありませんよ。

 さらに都市外の開拓地なんかでは傭兵が重宝されています」


師匠の笑顔とフォローに俺は少しほっとする。

場所や状況によっては傭兵も無下にされているわけではないようだ。


可能なら俺はそういう雰囲気のいい都市で暮らしたい。

まぁ、俺はいつの間にやら貴族側らしいからあまりそういう場面に出会うことはないのかもしれないけど。



「あともう一つですが、傭兵たちについて知っておいてほしいことがあります」


俺は何だろうと思いつつ、首を縦に振り頷く。


「それは彼らの寿命が魔法使いになってからおおよそ10年程という点です。あくまで平均ですが分布で言えば半数は5年もたたないうちに死にます。今はもう少し長いかもしれませんが、概ねそんなところです」


「えっ・・そんなに短いんですか?」


野良で国の保護がない存在と言えども、そこは魔法使い。

実力があるのに何でそんなに短いのか疑問に思う。


が、色々思い出してみると異世界ものでもギルドに出入りする冒険者たちは結構死んだ例もあったな。

この世界でもそれは同じなのかもしれない。


「私たちのような貴族だと50年以上生きている者も多いですのでコウは安心していいと思いますが、傭兵の世界に関わると危険はかなり高いですよ」


「関わらない方がいいということですか」


「単純に言えばそうですね。もちろん彼らに関わると得るものもあります。実戦経験なんかがそうですね。

 貴族も戦争となると参戦することが多いので、実戦経験も少しは必要ですが・・今はまず基礎的な修行です!」


師匠が笑顔で修業を力説するので、今は考えてもしょうがないことだと割り切り心に留めておくだけにする。

気が付けば嫌な話からうまくそらされた気がしたが、気にしても仕方ないのでそれ以上は考えないことにした。


話に夢中になっていたせいか、今日もほとんどノートにメモをしていない。

メモはしていないんだけど不思議と昨日のことも結構はっきりと覚えている。


確証はないが、魔法使い、いわゆる魔素体になってから記憶力が非常によくなっていると思う。


最初は目新しいく興味があることなので記憶にとどまりやすいのかと思っていたが

意識的に覚えようと思ったことをかなり詳細に思い出せるだけじゃなく、何気なく見ただけのこともこっちに来てから結構覚えている。


また身体能力の方も微妙だが上がっている。

つい最近までの地球にいた頃は100mが15秒台だったのが、自分のカウントによる測定だが13秒ほどで走れるようになっている。

誤差っぽく思えるけど、短期間に2秒も縮むはずが無いのでたぶんこれも魔素体の影響だと思う。



「では次は・・」

「すみません、師匠少し聞きたいことが・・あ・・」


色々と考えながら師匠に質問したら、師匠の言葉をさえぎってしまった。


「すみません、質問は最後にしますのでお話をお願いします」


「いえ、せっかくコウが知りたいと思ったことが出来たのならそちらを優先しますよ」


師匠から言われたならこれ以上譲り合いは良くないと思い質問することにする。


「師匠、魔法使いのことは色々とわかったのですが戦士とか剣士とかその・・チームを組むと前衛に当たる戦闘職はないのでしょうか?」


とかく魔法使い、魔法使いと師匠が言うけどゲームで言えば魔法使いは後衛や援護職になる。

となれば前衛職はどこにいるんだ、と単純に思ったからだ。

戦争もあるみたいだし前衛職のこともついでに知っておきたい。


「剣士?ですか・・」

師匠は何のことがいまいち理解しきれていない様子だ。


剣をメインで使う前衛職なんだけどいないんだろうか?

RPGや小説ではむしろ前衛が花形だと思うんだけど。


というか前衛がいなくて魔法使いだらけとかさすがにあり得ない。


「えーっと、盾をもって敵の攻撃を受けつつ魔法使いへの攻撃を防いだり詠唱の時間を稼いだりする役なんですが・・」

この説明だといわゆるタンク役のことになってしまうが、後衛の魔法使いではなくて前衛役という意味ではズレてないはずだ。


「なるほど、壁役や囮役のような役目を担うもののことですか?それも魔法使いですよ」

「?」


えっ?あれ?なんか話がずれているのか?


「コウは勘違いしていますね。魔法使いは職業ではなく人型が魔素体になった者の総称になります。壁役は盾を持ち防御魔法が得意な魔法使いがやります」


「あ、あぁ、そういうことか・・」


「剣や槍などをもって突撃し敵陣を乱すのも魔法使いです。もちろん素体の者が担うこともできますが、魔力が使えないとほぼ防御できませんので1撃で即死しますし運用としては論外です」


ようやくわかった。

魔法使いは魔力を操り攻撃や防御に活かせる魔素体の者であり素体の能力を大幅に超えた者ということか。

名称に釣られて大きな勘違いをしていたな、俺は。



「コウの誤解は解けたみたいですし話を先に進めますね。では、その魔法使いですが、コウはこの光の連合にどれくらいの数がいると思いますか?」


またこれは唐突な質問だ。そもそも元の人口もわからないのに人数だけ知っても・・と思ってしまう。

質問を質問で返すな、とはよく言うがこればかりは聞いておかないと予想にもならない。


「すみません、師匠。光の連合はどれくらいの人口なのでしょうか?それから予想してみたいと思います」

「そうですね、光の連合傘下の国の総数は約2億ほどでしょうか」


お、今まで国の規模は全く分からなかったが結構いるんだな。



師匠の答えを基に俺は考えてみる。

敢えて聞いてくるということはとても多いか少ないかだろうけど。


この世界は貴族が魔法の才能の上位を独占しているし、その状況を維持するために野良の魔法使いはかなり抑圧される立場だ。

そう考えると魔法使いはすごく少ないのだろう。多いと体制を崩壊させる原因にもなるだろうからなぁ。


「魔法使いが多いと体制側にとっては危険だということなので1%の200万程いるのかなと思いますけど」


「少し毒を含む言い方に聞こえますが・・考え方はおおむね合ってますよ。ただ貴族側には多くの兵士が仕えていますので実際は400万程います」


「結構いるんですね」

「ええ、そして私的な意見ですが、コウは将来的にその中でも上位100名に入れると思っています」


おー、上位100名・・って俺が?

あぁ、そういえばそんな感じで言われてホイホイとクエス師匠についてきたんだっけ。

最近では魔法を使えることが嬉しくて、そのことをすっかり忘れてしまっていた。


向こうの暮らしが本当に嫌だった時に、偶然にも人生を劇的に変えられるチャンスがあったので思わず飛びついてしまっただけなんだけど。

しかし、いまいち信じられない。本当に俺にそこまでの才能が?


まだ魔法覚えて日が浅いから全然実感ない。

しかも目の前にいる師匠はあり得ないくらいすごいし。

まぁ、師匠だからすごいのは当然なのだろうけど。


うーん、といまいちな表情を浮かべながら金髪ロングの師匠を見つめる。

いつ見てもさらさらとした髪が綺麗だ。


っと、全然関係ないことに思考を逃がして考えを止めている場合じゃないか。

俺がそんな上位ねぇ、師匠に戦闘訓練でも遊ばれている程度の実力なのになぁ。


異世界ものの定番では大体転生したときから、神様にすごいスキルをもらったりして、相当な強さを持っていることが多い。

まぁ、俺は転生じゃなくて移動してきただけなので一緒にしてはいけないのはわかっているつもりなんだけど。

本当に俺そんなに強くなるんかね?


俺の表情を見て今いち納得いっていないということを悟ったのか、師匠は別の方向に話を振ってきた。


「コウ、とにかく半年あと170日程は全力で修業してみてください。その時の結果でちゃんと評価されますから」

「半年・・ですか?半年たったら何かあるんですか?」


「ええ、魔法使いになった者の才能の限界がある程度わかると言われている判定の儀があります」

「はぁ、それってどんな儀式なんですか?」



師匠は「あぁ、コウは知らなくて当然でしたね」と前置きした後詳しく説明してくれた。


『判定の儀』


その者が今後どこまで伸びるか(どこで頭打ちになるか)を判定する儀式。

儀式、と大層な言い方をするが内容は素質をチェックした時と似ていて特殊な魔道具を使い、魔法使いになってからちょうど175日後に行うステータス調査のこと。


その時の各属性のLVの1.5倍がその者の上限値とされるらしい(未修得属性は除く)。

多少のずれはあるらしいがほぼ1.5倍以上は伸びないのでこの時の数値はとても重要視される。


各属性のLVの最高値はLV45になるので、ここで30を超えると最高LVまで育つ可能性のある魔法使いとして国からとても大切にされる。

ちなみにその時に属性に関わらずLV30を超えた魔法使いを<精霊の御子>と呼ぶ。

また、25~29は<光の才子(光の場合)>と属性付きで言われる。


精霊の御子と認定されると、光の連合全体に情報が伝えられて多額の補助と強力な護衛が付けられる。

特に光属性の場合は破格の待遇になるらしい。


(この制度は2つの貴族家が滅んだ時にできた制度らしい。貴重な人材を貴族同士の無駄な争いで失うのを防ぐために)



国からの保護、待遇を聞いて俺は素直にいい制度だと思った。

とはいえ魔法使いになって半年でエリートか否かの判定とはずいぶんと早い。

マジで才能こそが全ての世界なのかもしれないな、魔法使いってのは。


「精霊の御子ってすごい扱いなんですね」


「ええ、平均して2,3年に1名しかいませんし、将来光の連合を支える貴重な戦力になりますからね。当然とても大切に扱われます」


「ということは俺もそれを目指して頑張ればいいんですね、よし!やるぞ」


ちょっとあやふやだけど目標が出来たのはいいことだ。

今のステータスはわからないから実感も何もないが、すごいらしい才能があるならそれを目指すしかない。


「ええ、なので食事の準備とか回復アイテムの価値とか気にせず修行に励んでください」


食事の準備など置いといて魔法の訓練をするのはそういうことか、これは期待されているということなんだろう。

一から十までいろいろとお世話になっているのにお返しをするには、この精霊の御子の認定に合格すればいいのだろう。


これからは更に集中して限界まで修行を頑張ろう、俺はそう誓った。



ボサツはコウの想像以上のやる気を見て嬉しさと共に少し申し訳なく思う。

(なんか騙した形になった気がしますね。コウの才能なら多分精霊の御子の認定はほぼ確実でしょうし・・まぁ記録造りに挑戦してもらうにはやる気が一番ですので、構いはしませんが)


見てくださった皆様ありがとうございます。

感謝の心を忘れず、1歩また1歩と話を進めていきます。


今回は少し日が開いてしまいましたが、次回は明日には投稿できそうです。


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