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異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
2章 下級貴族:アイリーシア家の過去 (18話~46話)
47/483

補足:2章までのキャラクター紹介とスキル紹介

今回は設定の羅列となります。一部本文に出ていたものもあります。

○○とそっくりじゃないか!というのもあるかもしれませんが

華麗なスルーをして戴けると幸いです。


あちこちにメモしていた設定をまとめて、さらに補足文を書いていたら必要以上に時間がかかってしました。

あぁ、時間が欲しい・・



今話は設定などの紹介をしていきたいと思います。


さほど重要なことは何も書いていないと思いますので、気にしない方は読み飛ばしても大丈夫だと思います(汗




■主要キャラクター紹介■




◇風水 (かざみこう):主人公

コウ・カザミ→コウ・アイリーシア となる。(アイリーシア家に入ったため)

身長:172cm


この世界では貴族以外は家名を持たないし、カザミ家というものが存在しないので

放っておくと面倒なことになると考えたクエスが、すぐにアイリーシア家の準貴族にした。


※1章終了時のデータ

役職:下級貴族の準貴族(アイリーシア家)

属性:風26、水23、光16、氷10

スキル:風の加護(中)、水の加護(中)、氷の加護(中)、3色使い、ストック+1


才能ある主人公だが、今はまだ英才教育前。

戦闘訓練もまだまだだが、持ち前の才能による魔力でその辺の一般兵士にはごり押しで勝てるかな?程度の実力。

戦う度胸が持てたらの話だが。




◇クエス・アイリーシア

身長:164cm スレンダーな体型

コウの師匠


転生した妹エリスを連れ戻すためにコウを強引にこちらへ転移させた張本人。


最初は妹のエリスをコウから分離することを主目的にコウを魔法使いにするが

コウの才能を見て教えることが楽しくなりすぐに指導に熱が入ることとなった。

将来的にはコウを融和派の主力魔法使いの1人にしたいと思っている。


役職:下級貴族の貴族-王族(アイリーシア家の国王の姉)、一光

属性:宙45、光45、夢38

スキル:宙の加護(中)、夢の加護(中)、2色使い、ストック+2



知っている相手にはフランクに接するお姉さんタイプ、ついでに言うとコウの中のエリスのお姉さん。

何となくコウの義理の姉?とか自分では思っている。


ルーデンリア光国の最強3人の光の守護騎士の1位である一光いちこうの地位にいる。


髪は薄い緑で少し短め(ほどくと肩に届かないくらい)のポニーテール。

得意範囲は短距離~中距離だが近接戦闘もいけるバリバリの武闘派

通名は「一族殺し」:本人はこの呼び名を嫌っている。




◇ボサツ・メルティアールル

身長:157cm 胸はある方。豊満ではない。

コウの第2の師匠



口調はですます調が多く、基本的に丁寧。怒ると早口になる。


役職:中級貴族の貴族-王族(第2王女)、三光

使える属性:光44、水44、雷42、風42、火40、聖33

スキル:多色使い、光の加護(中)、水の加護(小)、火の加護(小)、ストック+1



クエスと仲が良く、クエスの隠れ家にいられる代わりにクエスが地球へ行く魔道具の作成に大きく貢献した。


ルーデンリア光国の最強3人の光の守護騎士の3位である三光さんこうの地位にいる。

光の守護騎士は女王直轄の私兵に近い存在。

属性のバリエーションを生かした多彩な攻撃が得意で実際の実力は一光とほぼ変わらないと言われている。

ただ、一光だと仕事が増えるということで今の順位に甘んずる。


目は薄黄色でセミロングの金髪だが、大体後ろでお団子のように髪をまとめていることが多い(メッシーバン風)


得意範囲は中距離で支援も得意。

戦場にいると千の兵士を精鋭にまで引き上げられると称されている。

通名は「虹色使い」


メルティアールル家の現女王の第二王女。

家を継ぐことをすごく期待され続けているが、研究をやり続けたくて逃げ回りつつ断り続けている。

メルティアールル家はレンディアート家の一門に所属している。


コウと子をなせばすごい子供が生まれるんじゃないかと思ってコウに興味を持ちつつも

そんなことをしたら自分がメルティアールル家の次期家長になるのが確定するので悩んでいる。




◇ミント・アイリーシア

身長162cm 姉のクエスと同じくスレンダーな体型

使える属性:夢45、光30、宙15

スキル:夢の加護(大)・光の加護(小)・ストック+1、夢への誘い

夢大の追加スキル:夢への誘い(1年以内に術者の夢属性を受けていない者は術者の夢属性をかなり受けやすくなる:初弾から約半日間効果持続)



姉のクエスよりは濃い緑色の髪で基本ストレート肩甲骨の途中までの長さ。

アイリーシア家の3女で現在のアイリーシア王国の国王 未婚


普段はしっかりしているのだが、姉のクエスに対してはやや甘えがちの性格が治らない。

エリスに対しては更にべたべたに甘える。


基本バフやデバフを使う支援型だが、夢属性のデバフ攻撃がいやらしい上に、レジストしにくくなるスキル持ちで敵にすると危険な存在。


エリスの事に関してはキレやすく、キレると姉のクエスでも手に負えない。

だがエリスを宿したコウが異世界に来てからは、そういうことも無くなった。




◇エリス・アイリーシア

身長162cm 三姉妹揃って胸は期待できない模様。


アイリーシア家三姉妹の次女。今はコウの中にいる。


使える属性:氷39、光36、宙18(2章時)

スキル:氷の加護(中)、2色使い、ストック+1


やや薄い青色の髪を肩まで伸ばしたセミロング。言動がやや淡泊だが姉と妹のことをとても大切に思っている。

アイリーシア家の次女で隔世遺伝で数代おきに現れると言われる氷の属性を持つ。


氷と光を操ることからも、がっつりの武闘派。

近距離から中距離まで幅広く対応できるが、近接戦は少し苦手。




◇ルバール・アイリーシア

男性 身長165cm やせ型


クエスたちの母の兄(第一継承順だった)の息子(養子) 。

あまり気が強くなく流れには逆らわないタイプだが、要所要所ではいい仕事をする。


クエスより10程年上で、昔は時々だがミントの教育係も務めていた。

基本は王家から離れて転移門の仕事をこなしていた。


使える属性:宙32、光15


宙属性が一番才能があることから分家から貴族の家の養子になった。

アイリーシア家は宙属性の保持と漏出を防ぐ為に、分家の準貴族だと結婚にも制限があるが

貴族家の養子の準貴族なら条件はかなり緩和されるので、養子になれて本人は幸運だと思っている。


既に既婚者で子供も1人いる。妻共に健在。


アイリーシア家滅亡の事件では早々に降伏し、最終的にはバルードエルス家に重宝されていた(とはいえ待遇はあまりよくない)


クエス達の復讐劇では裏から元アイリーシア家兵士に情報を伝達していた司令塔だった。


3章以降はアイリーシア商会の幹部でありまとめ役。

アイリーシア家が貴族が少なく国家運営がままならないことから、例外措置で貴族へと昇格した。




◇ルーデンリア光国の女王

作中上級貴族たちと話す時に出てくる女王とは基本的にルーデンリア光国の女王のことを指す。

光の女王ともいわれる。


クエスが復讐を果たした頃の女王→フェニー女王

コウがやってきたころの女王→インシー女王


ルーデンリア光国内にある4つの貴族から現女王が退任することが決まった時に選出される。

選挙ではなくルーデンリア光国内の貴族内での話し合いで決まる。


任期は5年で、5年毎に上級貴族の当主たちの話し合いがある。

3期までは7人の上級貴族の当主の賛成過半数で継続でき、4期以降は全員一致で継続が決まる。

どちらにしても当主の賛同が必要なため、当主たちの半数ともめるような真似はしにくい。


女王は個別に自分を守護する三光を選ぶことができる。

当主たちに睨みを利かせるためにも、最近は強者が選ばれており、三光は光の連合での最強の3人と言われるようになっている。

(政治的な配慮で選ばれることも多いが)




◇光の連合の7大上級貴族

ルーデンリア光国を除く貴族は上級貴族をトップとして大きく7つの門閥に分かれている。

更にその7つの門閥は3つの派閥に分かれていて、互いのやり方に口は出さないものの競い合ったりけん制し合っている。


ちなみに上級貴族のトップは当主と呼ばれるが、中級・下級のトップは家長と呼ばれて区別されている。

ほとんどが国王=家のトップだが、例外の家もある。


融和派:住民とうまくやっていき住民の発展をある程度認めつつ発展していこうと考えている派閥

・レンディアート家  女当主:リリス・レンディアート 下位にボサツの家メルティアールル家を持つ。

・ギラフェット家   男当主:ボルティス・ギラフェット 下位にメルルやクエスの家を持つ。


中立派:融和派と支配派の考えを場面場面で使っていこうと考えてる派閥。双方に寄って離れてを繰り返しうまくバランスを取っている一面もある。

・リオンハーツ家 私 男当主:シザーズ・リオンハーツ

・シヴィエット家   女当主:メルティア・シヴィエット

・エレファシナ家   女当主:アイ・エレファシナ


支配派:住民は貴族の所有物であり消耗品と考えている派閥。

・ライノセラス家 俺 男当主:バカス・ライノセラス(武闘派で怒りやすい) 今回滅亡したバルードエルス家はここの一門

・ポンキュピーン家  女当主:レディ・ポンキビーン



派閥は統治方法によって分かれているが、正確には他派閥に対抗するためにまとまっているにすぎず

同じ派閥内でも家によって統治方法にかなり温度差がある。また、派閥内が全て仲がいいわけではない。



・光の連合の方針を決める当主と女王の話し合い

全体にかかわる事項で意見の異なる場合の議決は、ほぼ過半数の賛成で決定となる。

票数の割り当ては、女王2票と各上級貴族1票の計9票


ただし、戦争・税(中央:ルーデンリアへの)・領土(都市)の移譲など重大な事項に関しては2/3(6票)の賛成が必要になる。




◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆





■スキル紹介■



この世界のスキルは精霊が個人に与えたものとされており、魔法に関するものしか存在しない。

スキルを持っているものは多くはないとなっているが、貴族の一族の間では維持されているものが多い。


スキルを持つものは魔法に関して優遇されるが、現時点ではスキルを明確に判別する方法がなく

魔法の習得状況や威力、精霊の神殿などでの詳細な調査でのみ判別されている。


一応後天的に習得できた例もあるが、ほとんどの者は後天的に習得出来たり、スキルが上位に進化することはない。


なお名称は以前からずっと伝わった物で、誰が名づけたのかも不明となっている。




●属性に関わるもの


・属性の加護


加護持ちは初回契約時に複数の精霊と契約でき

加護のある属性の魔法を使う場合、詠唱(魔力が型に満たされるまでの時間)が短くなり、威力も上がる。


加護大はさらにストック時の維持魔力が減り、精霊が充填した魔力を一部ストックできるようになる。

また、加護大を持つものはさらに特殊な効果を得る事ができる。

が、人数があまりに少ない為に光の連合でもデータはほとんどない。(さらに本人も秘密にするから情報が集まらない)


加護の最大の利点は2属性目以降に選んだ属性に加護が付いている場合、一つ前の属性のLVの半分までしか上がらないという制限を緩和してくれることだ。


2属性目が加護付きだった場合


加護小>上限が一つ前の属性の1/2→2/3になる

加護中>上限が一つ前の属性の1/2→5/6になる

加護大>上限が一つ前と同じLVまで上がる。


基本的に才能がある属性に加護が付きやすいので、才能のある属性を第1属性に選ぶことから

上限緩和のメリットを受けているものは多くはない。



・複数属性が使えるスキル


以下のスキルを持っている場合、その数に応じた個数まで属性の半減効果を受けない。

一見非常に有用なスキルだが、光属性のみしか才能のないなど1つの属性特化の魔法使いも多いので

人によっては不要と思われているスキルとなっている。



例:光が40まで伸びる才能があるが2番目に高い才能が火12までだと、2属性目で半分になろうが火12程度にしか育たないため

  2色使いを持っていようがいまいがどうでもいいということになる。



2色使い

2色目までは次の属性に対する半減効果を受けない。現時点で数百人確認されているスキルだが

2色目の才能がない場合は持ち腐れになり、スキルを持っていることすら気づかない(判別できない)こともある。


3色使い

3色目までは次の属性に対する半減効果を受けない。

さらに4色目に対しては半減効果を2/3に軽減する。加護とかぶった場合は軽減効果が大きい方のみ採用される。



多色使い

5色まで半減効果を受けずに習得できるスキル。

6色目からは半減効果を2/3に軽減する。加護とかぶると軽減効果が大きい方のみ採用される。


いろんな属性が使えるからといって、多色の才能があるかどうかは別問題。

今の時代では光の連合内で2人しか確認されていない。



虹色使い

全ての属性に対して半減効果を受けない。かつて光の連合を滅亡の危機から救った英雄の中に1人いたが現在は確認されていない。



☆補足:光と闇に関して


光属性と闇属性は御互いに絶対反作用の関係とされていて例え多色使いであっても光のLVを1上げると、闇のレベルが1下がる。

下記の特殊スキル2種以外にこの作用を止める方法はないといわれている。


※光は闇に対して強力な攻撃特効を持ち、闇は光に対して強力な攻撃特効を持つ。

(攻撃特効→攻撃が相手の属性に対して1.5倍などの強力な効果として作用すること)



(光と闇の)調停者

光に対して闇を半分のレベルまで闇の属性が下がることなく上げる事ができるようになる。(逆も然り)

但し低い方はLV20までしか上がらない。また属性順番の影響は受ける為、第1は闇、第3は光にすると光は闇の1/4しか上がらないので注意。


半光半闇

光と闇をそれぞれ扱える特別なスキル。現状でも中立地帯で複数確認されているが

その能力ゆえ非常に危険視されており冷遇もしくは殺害対象とされている。

(上手く運用されれば強力な味方だが、属性信仰の点から異端者とされ、裏切られるとかなり危険な人物になるため)

但しこのスキルでも属性順番による半減が上限の影響は受けるので、調停者と区別が付かない場合が多い。




●ストック


属性の方向性とは全く方向性が違うスキル


ストックとは自分が作ったどんな魔法の型でも一時的にしまいこむ事ができるもので、しまいこんだ型を即座に出す事ができる。

戦闘に非常に有利なスキルで、誰でもLV20を超えると1つ、LV40を超えるとさらに一つストックする事が出来る。


ストックが使えれば素早く防御魔法を発動する事ができる為、兵士は第一属性がLV20を超えていないと成れない職業になっている(光の連合では)。

兵士のセオリーは常に防御魔法を1つストック、新兵にはこれが徹底的に叩き込まれる。


傷を負えば痛みは魔法で軽減できても傷口から魔力や血の漏出となり、有利な相手でも時間がたつにつれて戦闘は厳しくなる。

回復魔法も存在するものの、一瞬で傷を治すものはほとんどなく傷口を抑える程度のものがほとんどの為

大きな傷を負わないためにも急に使える防御魔法はとても大事な存在とされている。



ストック+1

第1属性がLV20で才能があると習得できるスキル。

スキルがない場合は1つストックできるが、このスキルがあると1+1で2個の魔法の型をストックできる。


+2は第1属性がLV30で、+3は第1属性がLV40でその際がある者はスキルを習得できる。

ただ成長途中や才能のないものはこのスキルを持っているかどうかわからない。


+1までは時々見かけるスキルだが、+2以降のスキル所持者はほとんどいない。

判別方法が簡単なのが素晴らしいスキル。



但しストックの使用には下記の制限がある。

・精霊の魔力が魔核で出来た型に入っていないこと

 ※魔法は「型を作る→精霊が(or自分で)魔力を型周囲に充填する→発動」となる

・自分の魔力を満たした型ならストック可能(ストックを維持するための魔力は増える)

・ストック中は維持するための魔力を少しずつ消費する。消費魔力は魔核の数によって変わる。




●その他の特殊スキル

特殊な魔法を使うことが出来るスキルで貴族の一族伝承になっているものが多い。

表立って公表されていないスキルなので一般的には存在しないものとなっている。

誰が何を持っているのか多くを把握している者はいない。


最後まで見ていただいた方、本当にありがとうございます、ます。

設定の公表なんて作品の幅に制限をかけることになりかねませんが

文中で大した説明もしていないことが多かったので、説明を兼ねて自分の頭を整理するためにもまとめてみました。


とはいえ私は作品書きのど素人なので、明らかな矛盾を書いてしまいかねないという不安はあります。

そういう点を発見したら遠慮なくご指摘いただけると嬉しいです。

(冷や汗書きながら修正するか・・設定を変更します←おぃ)


小説をじっくり書く時間、どこかに落ちていませんかね・・・

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