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異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
2章 下級貴族:アイリーシア家の過去 (18話~46話)
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姉妹の復讐劇8

ここで復讐編は終了です。


ここまでのあらすじ

自分たちの家を滅ぼした者の家に復讐すべく、姉妹は城内に進入。

全ての目標を殺し、クエスは昔奪われた家の品々を取り戻しに保管庫へ向かう。


ロリアに教えてもらった保管庫の手前まで来ると、警備の為か衛兵が2名立っているのが見える。

ここに大切な思い出の品が保管されている。それだけは必ず持って帰りたい。

その機会が今しかない事はクエスもわかっていたのでどんな手を使うか思考をめぐらす。


さっさと殺して保管庫内に入ってもいいが、保管庫や金庫は大抵魔法でロックされている。

強引な解除方法を使ったとしても、どこかへ連絡がいき騒ぎになる可能性が高い。

解除系の通常魔法にもそこそこ自信のあるクエスだが、簡単に解除できるとは限らないので強引な手段は最後の手に取っておく。


とりあえず接触してみて、様子を見よう。クエスはそう判断して衛兵たちに近づく。

クエスはこの侍女服が王族たちを相手する侍女用だと知っているので、そこを利用して攻めることにした。


「すみません、国王様からこちらにあるものを持って来るように遣わされた者ですが」

「ん?国王様付の侍女か?それにしては見たことないが……」

衛兵の一人が怪しむ。


「どんなものをもってこいと言われたんだ?」

もう一人の衛兵はクエス本人のことを怪しんでないようだが、記録の為か目的のものを聞いてきた。


クエスはここに何が入っているか知らないため、具体名は言えないのでぼかすことにする。


「はい、国王様が20程年前に手に入れたものをと。詳細を伝えるのは禁止されているのでご理解下さい」

困った顔をするクエスを見て衛兵たちも困ってしまう。


「国王様が、か。うーん……」

「まぁあの辺り一帯のものだよな。どれかわからないと記録のつけようが無いんだがなぁ…」


記録が必要なことを聞きクエスは一瞬ひるむが、何とか頭を働かせて対応を試みる。


「そ、それでは持ち出したものをこっそりとお見せするというのはどうでしょうか?」

最悪、出るときなら始末しても無駄な時間をすごすことにはならない。そう思いクエスは提案した。


「まぁ、それならいいんじゃないか?」

「いや、それだとばれたら彼女はただじゃすまないぞ…」

片方の衛兵は賛成のようだが、もう片方の衛兵がクエスの身を案じて話が進まない。


(もぅ、いちいち私の身なんて案じないでよ…)

変に心配されてクエスは複雑な気分になった。


「案じてもらえるのは助かりますが、私も早く国王様のものへ戻らないとそれはそれで…」

困った表情をするクエスを見て、衛兵たちもあまり強く入室を拒めなくなる。


「まぁ、だよな」

「俺たちのせいにされてもまずいしなぁ。そもそもここは宝物庫じゃなくて保管庫だし、良いだろうさ」



そういうと扉にかけられた施錠の魔法を解いていく。

クエスも離れて衛兵の間から覗くがさほど難しいものではなさそうだった。


「では、侍女様どうぞ」

「我々に丁寧に対応していただき有難うございます」

そういって厚く黄色味を帯びた金属製の扉を開け入室を許可された。


「あっ、すみませんが…」


一人の衛兵が急にクエスを呼び止める。

一瞬ばれたのかと思い殺す準備をしようとするが、振り返って見た衛兵の表情は少しにやけていたので、クエスは一安心した。


「あのぅ、侍女の方。収納魔法が使える道具は身に着けていませんよね?身に着けて入室すると入口のチェックで警報が鳴りますので」

「ああ、服装を改めて調べるとかではありません。そこまでのことはしませんので。ただの注意事項です」


衛兵たちがおどおどと対応するのがちょっと変な感じだったが、クエスは収納魔法が自分で使えるのでそんな道具は持ち込んでいない。

むしろ入り口のチェックを通れば問題なさそうなのでガッツポーズをとる。


「ええ、仕事中にそう言うものは身に着けられませんので、持っていませんよ」

「そうですよね、失礼しました。では、中へお入りください」


衛兵1人に案内されクエスは中へ入る。

入ってすぐに魔力感知のセンサーが発動する。多分宙属性のアイテムがないかチェックしているのだろう。


クエスがチェックを無事通過すると、魔法による施錠はせずに門だけを閉じ衛兵1人が通路に鉄柵をおろす。

保管庫に誰か入っているときは、後で万が一侵入者だったり不審な者だとわかった場合逃がさないために、こうする手順になっているのだ。


「いつも思うんだが、この作業ってそんなに意味があるのかねぇ?」

「まぁ大事なものを保管してあるんだし、そういうものじゃないのか?」

「いや、そうなんだろうけど……本当に大事なら貴重品を入れる城内の宝物庫に入れればいいのに」


衛兵はその意見になるほどなと思う。

そもそもここは倉庫みたいな扱いの場所だ。

管理品リストには貴重そうなものもあるのに、なぜか宝物庫には移されない。


「なぁ、城内の宝物庫は昼間しか空けられないからじゃないか?」

「なるほど、それなら合点がいくが……このリストの盾とか絵画とか妙な道具とか、夜に必要になることがあるのかねぇ」


「まさかあの可愛らしい侍女をいたぶる為に」

よからぬ想像をし始めた衛兵をもう1人が止める。


「おいおい、たぶん換金とか急な褒美とかじゃないか?俺たちが気にする意味など無いさ」

もう1人の衛兵は「夢が無いねぇ」とつぶやくと正面を向き、警戒態勢を続けた。



クエスは保管庫の中に入ると辺りを見回す。

保管庫と兵士たちは言っていたが、王冠や腕輪などそこそこ高価そうなものがまばらに置いてあった。


地面はきれいに磨かれた金属が一面に張ってあり、歩くたびにカン、カンと高い金属音が響く。


壁は巨大な石を削って出来ているのか継ぎ目も少なく、その壁に沿って木製の棚や帽子ラックのようなものが置かれていた。

部屋の奥には階段があり、少なくとも2階があることがわかる。


「うーん、ここから目的のものだけを探し出しすというのは結構手間がかかるわね」


腕を組んで難しい顔をするクエス。

主目的は達したのだから早めに脱出したい今、ここで時間をかけるのは得策じゃない。


「仕方ない魔法で無差別に回収しますか」

そういうとクエスは<道具収納>使いを5m近い円状のアイテムボックスの入り口を作る。

そして、棚等にまばらに置かれた装飾品や道具を次々とアイテムボックスに収納していった。


手早く収納していき、1階・2階全ての保管されていた道具などをアイテムボックスに入れ終えた後

クエスは薄い桃色の縁取りがされた五角形に近い盾を近くにある布にくるみながら手に持つ。

この盾は家の紋章が刻まれていて、昔アイリーシア家の玉座の後ろに飾られていたものだ。


「来た甲斐があったわね……あの子には感謝しないと」

そうつぶやくと閉められている入り口へ戻り、呼び出しボタンを押した。



「俺、あの侍女に声掛けてみようかなと思うんだが。なかなか美人だったしな」

にやつく衛兵にもう1人が無慈悲に声をかける。


「やめとけ、国王様の使い古しの上にたぶん俺たちよりはるかに腕がいいぞ」

「えっ、それ本当か?」


「王族付きの侍女たちの実力を知らないのかよ。のされた上に厳罰までもらったら笑い物じゃすまないぞ」

「全然そう見えなかったんだがな」


立ってこの部屋への通路をふさぐ鉄柵を正面に見据えたまま雑談する衛兵達だったが

部屋中にビーと低い音が鳴り扉が少し光っていることに気づく。


「お、侍女様がお戻りのようだ。扉を開けるか」

「そっかぁ、丁寧な口調だったからつい俺に気があるのかと思ってたのに…」


そういいながら衛兵たちは黄色味を帯びた金属の扉を開けていく。

この扉は外からしか開けられない仕組みになっている。

まぁクエスが本気を出せば壊すことは出来るだろうが。


扉が開くと同時にこの部屋への手入り口となる通路に下ろしていた鉄柵がゆっくりと上がっていった。


「有難うございます」

そういうとクエスは持ち出したものの一つである布で包んだ盾を見えるように前で抱えている。

その時包んでいた布が偶然外れて中の薄い桃色縁と盾らしき金属が露わになった。


「す、すみません。偶然布が取れてしまったんですが見なかったということでお願いします」

クエスは自然にミスをしたように行動し、弁解した。


衛兵は黙って頷きながらも(あの盾か、記録しておくか)と思いつつ侍女が出て行くのを見送った。

「上手かったな、今の演技」

「だな。あの丁寧な態度といい、さすがは王族付きの侍女だよな」


そう言いながら衛兵たちは扉を閉めて再び魔法で施錠した。

保管庫から出る細い通路を通りながら盾を収納し、クエスは思う。

(この盾だけを持っていくとは伝えていないし、嘘もつかずに上手く行けたわね)

少し上機嫌になったクエスは正門へと急いだ。



正門に戻る途中、通路の途中にある地下へ下りる階段の前を通る。

確かこの先には金庫か貴重品置き場か何かあったはずだ。

盗賊たちが侵入するならここだろうとクエスは目星をつけていた。


「そういやあの盗賊たちは上手くやったのかな?」


少し気にはなったがクエスたちにとって盗賊たちは使い捨ての陽動であり

自分たちのこの都市の脱出方法から目をそらすための道具しかないので、彼らの現状などは正直どうでもいい。


盗賊たちが無事に逃げられれば、それはそれでよし。自分たちの逃げた方法から目を逸らせる、という程度だ。


念のため地下方向に耳を澄ますが、地下は静かで戦闘音は特に聞こえない。


が、地下への階段の中腹の踊場にピンクの髪をした女性が血を流し倒れていた。鎧は砕け血だまりの上に仰向けになっている。

一応魔力を感じることから、まだ何とか生きているようだった。


「んー、あれは確かこの国の副隊長だったような…。盗賊たちはあれを倒せるほどの実力があったのね」


ちょっとだけ感心するクエス。

最低限侵入して、可能であれば脱出できる腕を持っていれば、盗賊など元々なんでもよかったので

クエスはアダマントたちが兵士を倒すなど最初からあてにしていなかった。


「この調子なら少しはこの国に想定以上の損害を与えたのかもね」


そう言うと左手を伸ばして血だまりに伏している副隊長に狙いをつけ<収束砲>を詠唱。

数秒後には、クエスの左手の先から強く直径10cm程ある光が放たれ副隊長の体を貫いた。


光が到達する前、魔力の気配で身の危険を感じて、力を振り絞り闇雲に<光の盾>を発動した副隊長のカリユだったが

シールドは難なく貫かれ、体をも貫かれて死亡した。


「まったく……あの盗賊たち、後片付けくらいしっかりやりないさいよね。証言者を残してどうするのよ」

そう文句を言いながらきっちりと止めを刺し、正門へ急いだ。



正門にたどり着くとミントが暇そうにぼーっと立っていたが、すぐにクエスが帰ってきたことがわかると手を振りだした。


「ここはまだ敵地なんだけどなぁ」

少し苦笑いしながらクエスはミントのそばまで走っていく。


「クエスお姉ちゃん、その格好は?」

ミントは結果報告よりも先にクエスの格好が気になったようだ。

クエスが慌てることなく無事に戻ってきている時点で、結果報告は聞くまでも無いといえばそうなのだが。


「あ、これね。いいでしょ?国王とかの周りにいる侍女が着ている服装らしいわ」

茶化すかのように語るクエスに対して、ミントはうらやましそうだ。


「いいなぁ、私も欲しいなぁ」

本気で欲しがるミント。

先ほどまでの惨劇が嘘みたいに正門前は和やかな雰囲気になっていく。


「で、クエスお姉ちゃん。仕事は上手くいった?」

当然上手くいったんだよね?といわんばかりの笑顔でミントは姉に尋ねる。


「ま、それはもちろん。全員きっちりと消えてもらったわ。あとお土産もあるのよ」

総言ってクエスは先ほどの盾を取り出す。


ミントは一瞬何かわからなかったが、思い出したかのように急に声を上げる。

「あーっ、それ!それってアイリーシア家の盾だよね。しかも母さんがいつも座っていた場所の後ろにあった」

「そうそう、ミントも覚えていたのね。持ってきたかいがあったわ」


懐かしいものを見て2人の姉妹は正門前で少しはしゃいだ。

場違いな光景だが、周囲は夜で人も少なく<日常風景>で付近の住民も気づかない。


「他にもいろいろあると思うから、後で確認してみましょ」

「うん、帰ったらすぐにね。それで、クエスお姉ちゃん、気分は晴れた?」


ミントが少し複雑そうな表情でクエスの顔を覗き込むように聞いてくる。


末っ子のミントは数年前から復讐劇にはあまり興味はなくなっていた。

正確には姉のエリスを何とか見つけ出すことのみに集中していた。


もちろん殺された一家の直系の者として、復讐すべきことは十分理解している。

ただミントの関心事は復讐よりも姉のエリスの捜索に向けられていたからだ。

ただこの作業は資金も人手も必要で進捗が芳しくなく行き詰っていたので悩みの種になっていたが。


姉が恨みという感情は抜きにしても、アイリーシア家の血を引くものとしてもやつらを殲滅しなければならないと言ったとき

ミントは複雑な気分になりながらも同意した。


万が一、自分たちの生存をバルードエルス家の者たちが聞きつけると、よからぬことをやりかねない。

その危険要素を事前に排除する。そう考えてミントは今回の作戦に積極的に協力していたのだった。


「そうね……気分はちっとも晴れてないわね」

クエスはミントの問いかけに少し間をおいた後、静かに呟くように答えた。


ミントは姉のとても寂しそう横顔を黙って見つめる。

たぶん最初から姉も心が晴れないことくらいわかっていたのだろう、そう思いながら。


「だけど、これで父さんも母さんもアイリーシア家に最後まで仕え死んでいったみんなも、クエスお姉ちゃんが貴族としての役目を果たしたと安心してくれるんじゃないかな」

「…そうね」



貴族はやられたら必ずやり返す。

その一家、仕えるものたち全てが協力し、団結し、反撃する。そうやって家全体のつながりを強くする。

クエスたちが襲われた頃の時代では、貴族の価値観として復讐することが一般的なルールだった。


本来は貴族同士の争いのけん制と家内での団結の意味合いが強いしきたりなのだが

いつしか復讐は生き残った者の義務、という形に変化した。


ちなみに現在ではここまで大ぴらな復讐はやってはならないとなっている。

クエスたちは長年伏していたため、そんな風にルールが変わったことなど一切知らないが。


今回の一件でクエスは家長としての仕事をやり遂げたつもりだった。

この後は安らかに眠ってもらえるよう、父と母に報告するだけだ。


「それに……これでエリスも安心して帰ってこられるんじゃないかな?私が復讐は終わらせてるから安心して戻ってきていいよ、ってエリスに言えるもんね」

「そうだね。戻ってきて早々、エリスお姉ちゃんに仇討ちの手伝いをさせたんじゃ、私たち今まで何してたんだってなるもんね」


そういって笑顔を見せるクエスにミントも笑顔で答える。

2人の姉妹は未だ静まり返る城を背にして立ち去りながら、次の目標へと進むことを誓った。



「ところで、あれはいつ解ける予定なの?聴覚阻害だっけ?」

「ああ、えーと、あれはあと1時間くらいかな。夜の2時前には効果が消えると思うよ」


「あと1時間くらいね。……まぁいいか、今のうちにこの都市から脱出してとっとと帰りましょ」

「うん」




クエスたちが城から出て30分後くらいか第5王女ロリアの死を目の前で見せられた侍女フロイアは

ずっと動けない状況のまま、ただただ自分のミスを悔やんでいた。

「私が、私があの女を招き入れなければ」


うー、うー、としか言えない状態で必死に叫ぶ者の周りの反応はない。

おかしい、どう考えてもこれはおかしい状況だ。


確かにくぐもった声では周りに聞こえるのは厳しいが、暴れて椅子が壁に当たり度々大きな音を立てている。

この音が廊下まで聞こえないはずがないので、誰もここに来ていないことになるが、それはそれでおかしな話だ。

ここは兵士たちの巡回ルートであり、これだけの時間が経てば1,2回は兵士たちが部屋の前を通るはず。

もしかして周辺の者たちは全員殺されたということなのだろうか。


早く、早くこの鎖よ消えて!

そう何度も願い続けた頃、ようやく手足を固定してある鎖と口をふさぐ布が光の粒となって消えた。


急いで布団で眠っているようなロリアのもとに駆け寄る。

生きていて欲しい、あの者が手心を加えててほしい。

そう強く願いながらロリアの手を握り呼びかける。


「お嬢様、お嬢様、もうあの恐ろしい者はいなくなりましたよ。起きてください、お嬢様」

必死にフロイアは呼びかけるが安らかにぐっすりと熟睡しているように見えるロリアは目を覚ますどころか指一つ動かない。


「ぐっ、お、お嬢様」


生まれた直後からほとんど我が子のようにかわいがってきたロリアが目の前で殺された。

何度呼び掛けても反応せず、もしかして生きているのではという希望すらついえたことが分かった。

フロイアは言いようのないショックが全身を襲って、ただただ泣き崩れた。



10分ほどか泣き疲れたところで少しだけ気持ちが落ち着いてきた。

とにかく危機的な状況なのだけは間違いない。

そう考えたフロイアは直ぐに廊下に出る。


廊下に出たものの近くには誰もいなかったようで人影が全く見えない。

とにかく衛兵がいそうなところに走る。

急げばあの女もこの都市内にいて捕らえられるかもしれない。


「そういえばあの女は保管庫に行くと言っていたわ……」


ならば保管庫を守っている衛兵はすでに死んでいる可能性が高い。

侍女はこの居住区から衛兵たちの待機するエリアへ向かう。出来る限り全力で急ぐ。


この後、侍女フロイアは無事待機していた衛兵に出会い、城内全体に緊急事態の警報が鳴り響く。

しかし多くの者がこの警報にすら気づかずにすぐには行動しなかった。


この状況を大勢が理解した時にようやく皆が気づいた。

自分たちに<聴覚阻害>の魔法がかけられていたことを。


いつも読んでいただき本当に感謝しています。ありがとうございます。

ブックマークが増えてきたのでやる気が溢れていますが

明日から仕事上のとあるイベントで2週間ほど忙しくなります。

可能な範囲で更新は続けていきますので、よろしくお願いいたします。


ブクマ・評価・誤字報告・感想など何でもかんでも大歓迎です!お時間がある方はぜひお願いします。


魔法紹介

<道具収納>宙:いわゆるアイテムボックス。非生物を収納できる。魔力を帯びた道具も可。宙属性のLVによって容量が変わる。収納量により維持のための魔力消費が増える。


修正履歴

19/04/18 <道具収納>の魔法の設定変更により、本文及び後書きを修正。

20/07/22 本文中の不自然な表現を多々修正。

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