表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
5章 貴族への階段(190話~255話)
205/483

都市長のお仕事6

ここまでのあらすじ


仕事の後に戦闘訓練をしたいとせがむマナに了承したコウだが、そこにシーラとメルボンドが加わることになった。


訓練場に着くと一番大きな戦闘場へ向かい、周囲に被害防止用の障壁を展開させる。

観客が1人いるが、大きな声援があるわけでもなく黙って見てくれているので気にならない。


俺が魔力を展開し始めるとシーラとマナもそれに呼応するかのように魔力を展開し始める。

俺たちがこうやって実戦訓練する時は、より実践に近い雰囲気を味わえるよう、スタートの合図は行わず状況に応じる形で始める。


「さて、お互いなまってないといいな」


俺はそう言って<風の槍>を時間差で5発繰り出す。

突っ込んでくるマナに3発はかわされたが、残りの2発でとらえる。


が、シーラが丁度いい耐久力の<光の強化盾>をマナの正面に張り、俺の2発を受け止めて砕けた障壁をそのまま突き破るように接近してきた。


「ちっ」


このまま接近されると近距離での爆発魔法が厄介なので、水属性に切り替えて慌ててマナの正面に<水壁>を作る。


なりふり構わず真っ直ぐに突っ込もうとするマナは<中爆発>を使って俺の水の壁を砕こうとするが、1mの厚さで作った水壁は完全には破壊できずに、大きな水しぶきが舞うだけだった。


その間シーラが水壁のない方向へと移動し<光一閃>を2発放ってくる。

その動きは確認していて<水泡の盾>で防ぐと、マナは<小爆発>で上に飛び、水の壁を越えてきた。


久しぶりの割には連携の取れたいい動きをしてくるので、俺の対応が後手後手に回ってしまう。


最近2対1はあまりやっていなかったが、自主練の時間が十分に取れていたマナはともかく、シーラまで動きが良いように感じることから

自分が戦闘の感覚を磨くのを怠っていたことを思い知らされる。


「行け、<火の百矢>」


マナの背中に100本の魔力の矢が発生したかと思うと、マナが<小爆発>で横へ吹っ飛び矢が放たれる。


降りかかる矢と移動したマナとシーラの3方向から攻撃されるとさすがにきついので、マナが次にどう動くかを注視しつつ

俺は後ろに下がりながら<水の強化盾>を張り次の魔法の型を複数準備しながら<水刃>をマナへと放つ。


マナは再び<小爆発>で横に飛び俺の攻撃をかわすが、ある程度飛ぶ距離はわかっているのでそこへ俺は狙いを定め魔法を放とうとした。

だが先にそれをカバーするようにシーラが動く。


「行きます<収束砲>」


シーラがあまり使わない高威力のレーザーを放つ。


先ほど作り出した水泡の盾では防御が心もとないので、マナが接近した時に使おうと思っていた<水牢>の対象を自分にして発動し

立方体の水槽を作り出して俺自身を閉じ込めた。


先ほどの水泡の盾を貫通したシーラのレーザーも俺の周囲にある水に阻まれ、俺の体にまでは届かず消えていく。

これならマナの爆発系魔法にも耐えられると安心した俺の隙を突くように、マナが<超高温>の魔法を放った。


「師匠、それは悪手だよ」


俺を包む水の塊が一気に高温になり、慌てて俺は水の塊を動かして自分の体を外へ吹き飛ばした。


「あっつ~」


周囲に展開してある魔力と水に含まれる俺の魔力が、マナの魔法の威力をある程度相殺してくれたがそれでもかなりの熱さを感じる程だった。

慌てて水中から自分を吹き飛ばし地面に転がっている俺に、マナが爆風で加速して突っ込んでくる。


1撃を受け止めるために剣を構えつつ、突進を妨害するために<水圧砲>を使いマナを狙う。

が、かなり近づいてきていたシーラが俺の放水を魔法障壁で受け止め、マナは妨害されることなく近づき、<散弾爆>の魔法を発動直前の状態にして俺のそばまで来て止まった。


「やられた…俺の負けだ」


超高温といい、散弾爆といい必要LV30台の高威力の型を絶え間なく準備され、一方の俺はシーラに対して意識を割かれつつ

高温化した水から身を守るため周囲に保持する魔力も削られた状態。


マナの魔法が放たれていれば、それなりにダメージを食らっていた。

さすがにこのタイミングでカプセル行きはまずいので、止めてくれたマナに感謝しつつ負けを認めざるを得ない。


片方をある程度黙らせるような手を打つ前に追い込まれ続けたのが明確な敗因だった。


「よっし、ばっちりー」


「このところ毎日練習していた甲斐がありました。収束砲、発動まで早くなりましたし」


「…シーラはさっき、作業続きでなまってるって言ってなかったっけ?」

「道場にいた頃よりは練習も減りましたので、と思って言った発言です」


なるほど、半分ブラフみたいなものか。

俺もちょっと疲れてて動きが悪かったかもしれないが、ここで言い訳するのはあまりに格好悪いのでやめておく。


不意に敵が来た場合でもちゃんと対応しなければならないのが現実だ。

ちょっと疲れてて調子が悪いなんて言ったところで、敵が手を抜いてくれるはずがない。


「じゃ、今日は一緒に寝ていいよね?」


「いいけど…疲れ切ってるし話もろくにできないぞ」


「それで構いません。私がそばにいられることを実感したいだけです」


2人はそうかもしれないが、俺としては悶々として眠れなくなるんだけどな。

いや、そう言いながら結局疲れ切っていつの間にか寝てしまうんだが。


そうしているうちに周囲の障壁が消え、メルボンドがやってきた。


「いやぁ、驚かされました。皆さんこれほどまで実力があるとは」


彼は素直に驚きつつ軽く拍手をくれる。


最近は自分の実力にそこそこ自信が持てていたが、こんな風に素直に感心されるとやはりうれしいものだ。

俺だけでなく、マナやシーラたちの自信にもつながるだろうし。


贅沢を言うなら、俺が勝った時に聞きたかった台詞だが。


「うーん、そう言われるとやっぱ負けたくなかったなぁ」


「いえいえ、あの様子ですと都市長様もマナ殿の一撃で重傷ではなかったでしょうし、私との実力差を思い知らされましたよ」


「いやいや、俺だって普段は内政面でメルボンドとの実力差を思い知らされているよ」


俺が笑いながら返すと彼も少し照れ笑いで返してくれた。


いつも穏やか過ぎて何か別のことを考えているのかと少し警戒してはいたけど、思っていた以上に彼は素直なタイプのようだ。

いい助役を付けてくれたことに、師匠達には感謝しないとな。




それから3日が経ち、魔石採掘の業者が来る日になった。


業者に立ち会うのは、責任者である俺とその護衛のマナ、大きな出費となるので経理からは補助のシーラ

今回話をつないでくれた機器類の取引担当ネミエス、そして魔石採掘仮担当のノットリスだ。


ちなみにノットリスはまだ魔石担当の仕事が無いため、彼に任せても問題ないか判断できないということで仮扱いになっている。


個人的には彼に任せていいと思っているのだが

一番収入の見込める事業なので、メルボンドに言わせると安易に決定するわけにもいかないそうだ。


また、朝食時にテレダインス家の者たちが同行したいと言ってきたので、2名この場に立ち会うこととなった。

旨味はないぞと再度警告したのだが、やはり一大事業なので少しでも絡みたい者がいたのだろう。


だったら最初から立候補しろよと言いたかったが。

貴族は責任もって国の発展に尽くす存在だと考えていたんだが、一口に貴族と言っても色々いるのだろう。



すでに業者が来ているらしく、急ぎ現地へ向かう。

そんな中、機器類の取引を担当するネミエスが俺に話しかけてきた。


「都市長様、今回の交渉は基本的に私とノットリスにお任せください」


「あぁ…まぁ、構わんが…俺は口出ししない方がいいのか?」


「いえ、決してそういうわけではないのですが…せめて商品を値切る行為だけはおやめいただければと」


値切ってはダメというのは少し驚いたが、ここは担当者の言うとおりにしておいた方がいいだろう。


下がまとめた話を上が口出ししてごちゃごちゃにした挙句、ご破算になれば下の者たちのせいにする

なんてクソムーブをかましたら印象めっちゃ悪くなるからな。


「あぁ、仕方ないな、わかった」


ちょっと残念に思いながらも了承すると、ネミエスが驚いた顔をする。


「ん、何?別に驚くことじゃないと思うんだけど」


「い、いえ。多くの都市長は予算を削減したいと思っていますので、こうやって素直に納得される方は少ないものですから」


「まぁ、そうかもしれないけど、俺より詳しい担当がそうした方がいいというなら、ここは素直に聞いておくべきだろう」


それを聞き彼女は少し考えこんだ。


「建材を自ら切り出したりと、都市長様はかなりの倹約家だと思っていましたので」


そういうつもりでやってたんじゃないんだが、考えてみればそう思われても仕方がない。

あれはあくまで後ろの作業である加工・建築に多くの人手を割けるようにやっただけなのだが。


前の作業が詰まれば後ろは仕事がなくなるし、逆に俺が大量に木材を切り出しておけば、加工は数十日分の仕事がストックされた状態になる。

その方が効率的だと思っただけなんだけどな。


「うーん…ということは今回購入する魔石採掘用の機械だけは値切っちゃいけないんだよな?」


「えっ、ええ、まぁ。そこは私がある程度詰めて交渉した部分ですので…」


「了解。じゃ、それでいこう」


コウの言葉に不安を覚えるネミエスだったが、もう現場が近いのでそれ以上は切り込まず、これで良しとした。



こういった大きなお金の動く可能性のある仕事は、たいてい貴族がやっている会社が請け負うことになる。

うまい仕事のほとんどは、こうやって貴族が絡んで主導し、自分たちの懐を潤しているというわけだ。


まぁ、魔法が絡む事業も多いので素体の者では出来ないという事情もあるし、少しくらいの旨味はやむを得ないところだろう。


さらに今回のような大きな額の取引になれば、対応するのはたいていその会社の偉い人である貴族や準貴族になる。


もちろん額が大きい場合はお客も国や貴族となるので、偉い人が出てくるのは当然ではあるが

そんな取引をその場で値切りしようとすると、売る側の貴族が頭にきてご破算になる可能性もあるらしい。


そのため、相手が貴族だと売る側といえども下手に出るとは限らない分、トラブルを避けるためにも事前に額を決めておくか言い値で了解するのが高額取引でのマナーとなる。



現場へ着くと、兵士たちに周囲を守られた貴族と思しき者が2名立っていた。

俺は頭を下げることなく速足で彼らに近づきながら軽く手を上げて挨拶をする。


「お待たせしました。ここの都市長をやっているコウです。今日はこちらまで来ていただきありがとうございます」


都市長に先に挨拶され少し驚いていたパミルだが、すぐに笑顔になり挨拶を返した。


「今来たところですので、待ってなどいませんよ。私はパミル、魔石関連部門の部門長であり、こちらがブルンドで、彼が販売の担当になります」


「ではこちら側も担当者を、彼女が交渉を担当していたネミエスで、彼が魔石の採掘担当になるノットリスだ」


俺の紹介で2人が相手に頭を軽く下げる。

マナやシーラ、他のテレダインス家の面々の紹介は予定通りこの場を仕切るネミエスに丸投げだ。


なんか、ふと考えてみると俺もずいぶん偉くなったもんだな…。

俺が紹介して他の者が頭を下げるとか、ものすごく違和感を感じる。


「それでどうでしょう。設置現場はお渡しした資料と差異はありました?」


「ぱっと見ありませんね。あとで来る作業員たちに詳細を調べさせますが、見積もり通りに行けそうです」


うちのネミエスが尋ねるとブルンドが笑顔で答える。

ネミエスの隣には仮担当のノットリスや経理担当のシーラもくっついて話を聞いている。


彼はここ2日で何度かこの場に足を運んだり、今回の取引見積書を眺めてネミエスと相談していたらしく、俺よりも状況を理解しているようだ。

仮担当でとどまっていることが、より彼をやる気にさせているのかもしれない。


最初に偉そうに挨拶しておきながら、結局やることが無く手持ちぶさたになっていたら、部門長と名乗ったパミルが話しかけてきた。


「コウ様、この度はうちの機器を選んでいただいてありがとうございます」


「いえ、こちらこそこんなに早く対応していただき助かります」


選んだと言っても、担当のネミエスが選んだものを2つ返事でOKして判を押しただけだしな。


「最近はメンテナンスと修理が主な仕事となっていたので、今回の注文には本当に感謝しています」


なるほど…まぁ、大戦も近くなってきたこのタイミングで、高価な魔石採掘の機械を新規注文するところはないのかもな。


「いや、あなた方の仕事が素晴らしいと聞いたので選ばせてもらっただけで、他意はありませんよ」


思わずそれならもっと値引きしてくれと言いたくなったが、ネミエスからの注意を思い出しやめておく。

メンテナンスで今後とも長く付き合っていくんだし、相手も貴族なんだから気を付けておかないと。


とりあえず社交辞令的な褒め合いを済ませると、パミルから小さな箱を渡される。


「どうぞ、お近づきのしるしです。正式なご挨拶は今日の契約成立後、改めて伺わせてもらいますが

 これからも我が部門だけでなく、我々ハース魔動機械をよろしくお願いします」


そう言って笑顔で小さな箱を渡された。

何だろうと思ったが、もしやと思い彼女に前置きをしておく。


「すまないが、ここで開けてもいいかな?」


「えっ、えぇ…」


パミルは少し困った顔をしたが、その反応でおおよそ察しが付く。

許可も取ったので遠慮なくその小さな箱を開けると中には金貨50枚が入っていた。


金貨50枚、つまり50万ルピだ。日本円で換算すると約1億円。こんなものをポンと渡されるなんて…やべーな、都市長の地位って。


「おぉ~」


隣で小さな声をあげ感心しているのは、いつの間にかそばまでやって来て、開けた箱をわざわざ覗きに来たマナだ。


箱の中から危険なものが出てくる可能性も無いとは言わないので、護衛が確認しに来るのは妥当だが…今のマナはただの興味本位で見に来ただけだろうな。


50万ルピというのは、今回1億ルピ以上の取引なので0.5%程度でしかなく、心づけ程度なのだろうが…ぶっちゃけただの賄賂だ。

まぁ、全く想定してなかったと言えば嘘になるが、こうも堂々と渡されるとは思っていなかった。


「申し訳ない、これは受け取れない。今俺は厳しく評価される立場でね。予算に関しても、素行に関しても。

 なのでこれは今回の取引から割引として引いておいてくれないか。これは受け取れないが、これからもそちらの会社にはお世話になるつもりだよ」


ちょっとだけ惜しい気もするが、すぐに賄賂を受け取るようだと師匠に色々指摘されかねないし、与えられた貴重な予算をこういう形で自分に懐に還流させるのは気が進まない。

何よりもこれを受け取ってしまうと、ハース魔動機械という会社と密接につながらざるを得なくなる。


ネミエスは俺の希望通りもっともよい相手を選んでいるとは思うが、すべての部門でハース魔動機械が優れているとは聞いていない。


だからといってそのまま拒否してしまえば相手の貴族のメンツをつぶしかねない。

だからこそ妥協点で、挨拶の額分割り引いてくれと提案したのだ。


「えっ、あぁ、そうですか…ですけど、もう費用に関してはほぼ合意しており…」


「うーん…そうだったなぁ」


俺が貰うお金を、新規客用のサービスとして引いて請求しろよと思ったが、そうはいかない事情があるのだろう。

ネミエスにも指摘されていたし、あまりそこを深く掘り下げるわけにもいかず、どうすればいいか考えているといいアイデアが浮かんだ。


「そうだ、ここの古い機械を撤収するのにも費用が掛かるし、そこはまだ見積もりが決まっていないだろう?

 そこに新規客としてお近づきのサービスという項目で50引いてもらえればどうだろう」


コウがここまでかたくなに受け取りを拒否すると思っていなかったので、パミルもどうしたらいいか困惑していた。


大型の機械から各種機器まで道具や魔道具を様々扱っているハース魔動機械なので、グループとして今後ともよろしくという意味合いで持ってきた挨拶の品を

まさか経理上記載して扱いにしてくれと言われるとは彼女も思っていなかったのだ。


「そ、そうですね…何とかそうしてみます。あはは…」


挨拶の品を持ってきて、それを割引としてだが受け取ってもらってえるので、今更出したものを引っ込めるわけにもいかず

パミルはただ笑って了承するしかなかった。


賄賂を受け取らないからこの話はご破算にする、なんて自社に戻って説明したらパミル自身が笑い者になりかねない。

その変な空気を察知したのか、向こうで話していたネミエスが声をかけてきた。


「都市長様、何かあったのですか?」


「あぁ、それがな……えっと、今ある古い機械を撤去する費用を50万ルピほど割り引いてくれることになったんだよ」


さすがに賄賂の話を出すわけにもいかないので、俺はとっさに結果だけを伝えた。

ネミエスが軽く眉間にしわを寄せたが、機械の導入費用に割引をお願いしたわけではないので文句を言われる筋合いはない…はずだ。


そもそも向こうがお金持ってきて、その額だけ引いてくれって言ったのだから、俺が値切ったわけでもない…よな。

いまいち話の流れが見えないからか、シーラとネミエスが相談し始める。


「ちょっと都市長様って、あんなに値切り癖があるんですか?」


「いや…そこまでお金に五月蠅い方ではないと思っていたのですが…」


「でも…というか、まだ見積もりも出来ていないものを50万という定額の割引が決まるって、いったいどういう」


「そこは後で都市長様本人に聞いてみましょう。今はブルンドさんと話を進めないと」


シーラの説得により、ネミエスも渋々ブルンドとの話に戻る。


「そこはこちらも人員を出しますので…」

「ではその費用分はこちらも差し引きで…」


向こうも順調に仕事の話に戻ったようで俺はほっと一息つけた。


やっぱりまずかったかようだが、今更話を引っ込めるわけにもいかない。

俺は心の中でネミエスに謝った。


今話も読んでいただきありがとうございます。

切りどころが難しく、少し長めの話となりました。

(戦闘をもう少し長くしても良かったのですが…)


誤字・脱字がありましたら、ご指摘いただけると助かります。

ブクマや感想など頂けると嬉しいです。

次話は4/12(日)更新となります。ではでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=977438531&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ