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異世界からのスカウト ~光と闇の狭間に立つ英雄~  作者: 城下雪美
1章 魔法使いになります! (1~17話)
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魔法の基礎 魔法核の練習

一歩一歩、魔法習得に進んでいきます。

今回は魔法を使う前の最終段階、型の練習です。


ここまでのあらすじ

魔法使いになったコウ。基本的な座学を終え魔力の扱いまでは習得する。


コウが瞑想を始めてから20分ほど立った頃、クエスが隠れ家に戻ってきた。

クエスは戻ってきて早速この屋敷内の状態を確認すると建物の外に魔力があることを感じる。

多分外で魔法の練習だろうなと思い、庭の見える部屋に移動し二人の様子を見てみることにした。


「ちょっと遅くなったかな、もう瞑想の練習をしているとはね。しかしきれいな球体で瞑想をするわねぇ、コウは」


そう言うとクエスはいつものラフな格好に着替えなおし、大きな窓を開けてそのまま庭に出た。


クエスが庭に出たことをコウが気づく様子は無い。

庭に出てきたクエスに対してボサツが手招きをするので、そのままボサツの方に移動する。


「んーと、コウはこっちには気づいていない、とか?」

クエスが尋ねるとボサツは首を縦に振る。


「たぶん、気づいていません。球体を維持するのにいっぱいいっぱいな感じです」

「そう?その割にはずいぶんきれいな球形を維持できているみたいだけど……」

そういいながらクエスはコウの方を見る。コウの周囲の魔力は初心者とは思えないきれいな球形を保っている。


「保っているのはさすがですが、あれは私が強引に形を整えた結果です」

そして最初の形が酷かったことをクエスに告げた。

たぶん出力が大きくて制御できなかったらしいことも併せて指摘する。クエスはその事に感心した。


魔力の出力が高いということはすでに第一属性のLVが高いことを示している。

一般的に魔法使いになりたての初心者は、魔力放出の出力が低いとか、さらに低レベルになると魔力が出せない・見えないの所から始めなくてはならない。

それがコウの場合は、普通の初心者が心配する事のない出力の出過ぎが問題になっていた。


「楽が出来そうと言うべきか、先が恐ろしいと言うべきか、なんにしても普通じゃない問題ばかり出てきそうね」

クエスが楽しそうにコウを見つめながらそう言うと


「ずいぶん楽しませる弟子を拾ってきましたね、くーちゃんは」

そう言ってボサツは右ひじでクエスを小突いた。


それから5分ほどして俺は瞑想の練習から解放された。

終わった頃には汗でびっしょりだったが、ボサツ師匠に「目を閉じてください」といわれた直後大量の水を噴射され

全身ずぶぬれになったかと思いきやそのまま水気は地面に落ちていき、結果的に体全体がさっぱりした。


多分汗を流してくれたのだろうということは理解できたんだけど、予告もなしにいきなり水をぶっかけられるのはさすがに堪らない。


「えっと、ここまで水を噴射する必要はあったのでしょうか?」

俺は恐る恐るボサツ師匠に聞く。抗議ではなく質問から入ったのはできるだけ低姿勢でいようと思ったからだ。


「そういう細かいことを気にするようでは、最高の魔法使いになってもモテるのは難しいですね」

と笑顔でボサツ師匠に容赦のない返しを喰らわされた。クエス師匠、まさか優しいボサツ師匠にまで俺の事を色々と話していたなんて。

余計なことをどんどん広めるのは本当にやめて欲しい。



「ちょっと遅れてごめんね、少し休憩してから待ちに待った魔法の練習に入るからね~」

クエス師匠はそういうと、ヤク●トサイズの7cmほどの瓶をこっちに投げて渡してきた。


瓶自体はストレートで何のデザイン性も無い。

ゲームや小説でのポーションとか大体は凝ったデザインの瓶に入っているイメージなのだが、これはただの飲み物だろうか?

ほぼ透明な液体の入ったこれはただの円柱型の透明なガラス瓶で上部が蓋で閉じられている。紙の蓋がある牛乳瓶に近い。


「あと、それは魔力の回復ドリンクね。少し甘めの味だけど飲みやすいのでお勧めよ」


上手くキャッチできたのでとりあえず開けようとするが……開かない、というより開け方がわからない。

蓋は牛乳瓶の蓋と同じで瓶の内側にあるのだが、その蓋が紙じゃなくて石っぽい素材になっている。

ラムネのように押せばいいのかと思ったがびくともせずどうしようもない。


「あー、違う違う。その蓋の部分の石に向かって魔力を出してみなさい」

クエス師匠が近づいてきて開け方を指南してくれる。

ボサツ師匠はその光景をほほえましく思ったのか笑ってそのまま建物に帰っていった。


指示通り魔力を蓋の石に向かって出すと、石がキラキラと白い光を発しながら消えていった。

俺は内心、これすげぇギミックだ!かっこいい、と思って見ていたが、俺が不審に思っていると思われたのかクエス師匠が急かしてくる。


「大丈夫だから早く飲みなさい」

とクエス師匠に急かされてじっくり観察することもなく口をつけて一気に飲んだ。


某水分補給の清涼飲料水みたいな味がしてさくっと飲めたが

量が無さ過ぎて最後の1滴まで便を傾けて舌を出して飲み干した。


地球にいた頃は良いとはいえない環境で過ごしていたせいか、こういう状況でも卑しく最後の1滴までとついつい悪癖が出てしまう。


しまった、不快に思われたかな?と師匠の方を見ると気にしてない様子で

「最後の一滴までしっかり飲むことはいいことよ。まぁ、戦場なんかでは飲んでいる時間が惜しいけどね。さぁ、今度は魔法を使ってみましょう」

そう言って笑顔を見せてくれた。


クエス師匠は俺の記憶をどこまで覗いたのか知らないが、気を遣ってもらったみたいで少し照れくさかった。

そして魔法使用の練習のため、芝生の庭からさっきの玄関右側の広い土のエリアに移動した。



「あ、その前に…」

そう言ってクエス師匠は小さな箱を取り出す。

中から2㎝角ほどの銀色の金属が入っていた。


「これをこんどからイヤリング代わりに使ってほしいのよ。イヤリングは魔力で動いているんだけど数カ月で魔力切れ起こすから。

 それに比べてこれは魔素体に埋め込めるタイプで魔力はコウ自身のものを使うのでほぼ切れることはないわ」


師匠は俺に小さな金属片を手のひらに置く。そして俺の目を見て「どうぞ」と言ってきた。


どうぞといわれても困るんだが…そう思って困惑していると、クエス師匠がニコッと笑う。

「使い方はさっきの瓶のふたと一緒よ?」


まぁどのみち翻訳アイテムがなければこちらで生活していけなくなるのは確かだ。

今更迷う必要などないし、師匠が悪いものを仕込むはずがないと信じてその金属片の周囲に強く魔力を流す。

するとその金属片がわずかに光だし…たかと思ったらどんどん俺の手のひらの中に沈んでいく。


「え、え、ちょっ、これ……えぇー」

困惑する俺を意地の悪い笑顔で師匠が見つめる。


「これはねぇ……起動する時みんな驚くものなのよね」

どうやら俺の驚く様子を見たくてずっと見つめていたようだ。

おれは不貞腐れながらもとにかく現状を受けいれた。


「今日中はイヤリングを外さないでね。今までの言語変換の内容をさっきのチップに移すから」

師匠はざっくりした説明をして気合いを入れ始める。

「さぁーて、魔法の修行にはいるわよー」

からかいながら俺を引っ張りまわすような展開に、何か言う余裕もなくただ頷区しかなかった。



いよいよ魔法の練習開始となった。

師匠が俺から少し離れた場所へ移動し、ただ立ったままこちらを見てくる。


足元には見たことない単位の長さを図る道具が置いてあった。

単位は見たことないのでわからないが、大枠が1m刻みになっているようだった。


「最初に確認するけど、私の魔力は大体見えてる?」


これはテストなのだろうか、師匠が聞いてきたので俺はじっくりと目を凝らす。

意識しないとほとんど見えないが意識すると師匠から1mほどの距離まで濃い魔力が漂っているのが見えた。

かなりすごい量の魔力を目の当たりにして俺は驚きながらも答える。


「えっと、師匠の、1m先くらいまで魔力が出ているように見えます」

俺の答えに「へぇ」と一瞬感心したような表情を見せたが、再び師匠の表情は真剣なものに戻った。


「1mね、かなり見えていると思うわ。正確には1m半ほどまでだんだん薄く魔力を出していたんだけど1mまで見えていれば十分ね」



そう答えながらクエスは思う。

コウはちょっと普通じゃない。私の展開した魔力が1m先のところまで見えるのは多分一般兵士クラスだ。

これは初心者のコウが到達する域じゃない。


クエスはあれこれ考えるのをやめて、とりあえずコウに魔法の元になる魔核配置を教えることにする。

魔力を見ることも、ある程度コントロールすることもできるので初日からでも魔法が使えそうだと判断したためだ。


「基礎要らず、いや勝手に習得済みは教えるのが楽でいいわね」

クエスは周囲にも聞こえない程度の声で嬉しそうに呟いた。



「じゃ、いくわよ。まず私の魔力を見て。今私の傍に4つの濃い魔力の塊があるでしょ?それが魔法を唱える基礎となる魔法核または魔核と言うわ。それじゃ、その形を光の魔力を使って真似してみて」


そう言うと師匠はいったんさっきまで出していた4つの魔核をいったん霧散させる。

そして再び光の魔力を拡散するように周囲に出す。


周囲に拡散させた魔力が凝縮され4つの丸い塊になり、空中に三角錐の頂点に当たる位置関係で留まる。

さらにそれぞれが薄い線で繋がり、完璧な三角錐の模型のようになった。

そのまま位置関係をずらすことなくその4つの丸い光を頂点とした三角錐の模型は回転し続けている。

これをいきなり作れというのはかなり難しかったが、今はやってみるしかない。


「師匠、これは距離感も大事なんですか?」

どこまでを真似すればいいのかわからなかったので質問したら、師匠は優しく答えてくれる。


「ええ、もちろんよ。一応言っておくと、各距離が同じ比率なら長くても構わないんだけど、今はややこしくなるので私のと同じ大きさ、同じ形を出来るだけそっくりに作ってみなさい」

そう言うと、真剣な目つきで俺の作る三角錐を見つめていた。


「あぁ、そうそう。さすがに回さなくてもいいわよ。これはわかりやすいように回しているだけだから」

その追加の一言に俺はほっと安心した。それなら何とかできそうな気がしたからだ。


いきなり4点の位置関係を保ったまま師匠のようにぐるぐる回せと言われると、魔力同士をつないでいてもまず無理としか思えなかった。



だが俺の考えは甘過ぎた。

4つの光の魔力を作り出し、似たような位置関係を作り出したものの師匠からはダメ出しの連発だった。


「コウは魔法核の配置が苦手みたいね?」


師匠の説明によると各魔法核の大きさはそれぞれのと比べて比率が同じなら師匠が提示したものと違ってもいいらしく、威力に関わるだけだからそれは気にしなくていいと言われた。

威力に関わるって結構大事だと思うんだけど、今の俺はその段階じゃないということなのだろう。


とりあえず魔法の完成だけを考えると一番大事なのは魔法核の位置関係とそれぞれの比率だけ。

今回は4つともすべて同じ大きさだから比率はあまり関係ないが、配置の正確さが難しかった。


うむむ、やはり俺の天才説はまやかしだったのかと少し落胆もしたが、この世界に来る時に全力で努力することを誓ったことは忘れていない。

とにかく師匠が提示してくれている型を必死に見て位置関係を再現しようと何度も試みる。


「おしい、1個が少しずれてるわ。んー、これも1個ずれてるわね」


30分くらい光の魔力から魔法核を作っては配置するもののダメ出しをされて魔力を霧散させる。

今のところは合格率は20%ほどだった。

ふぅー、っとため息をつきながら軽く落ち込んでいるとクエス師匠がそばまでやってきた。


「まぁ、そんなに落ち込むことはないわ。最初に魔核を作り出した時位置がずれていてもその後動かせば魔法は発動できるから」

「えっ、それなら…」


思わず楽な方に飛びつこうとするが、それはすでに師匠に見透かされていたのだろう。

「だけどね、一瞬でも魔法が早いと遅れた側は守りに回らざるを得ない。つまり調整している暇なんて実戦では無いの、わかるでしょ」

そう言われると全く反論が出来なかった。


あの学校で師匠に見せてもらったレーザーみたいな魔法。一瞬で木に穴が開いていた。

それを一瞬でも先に打てるかどうかとなると、確かに師匠のいうことは正しい。



「ふぅーーっ。少し息を整えたら、またいきます」


俺の決意をみてこれ以上は言う必要がないと思ったのだろう、師匠は少し離れてまたさっきと同じ配置の見本を作ってくれる。

それをじっと見ながら俺は息を整えた。



それから2時間後


成功率は5割弱まで上がった。師匠に言わせると成功率は最低でも98%はないと話にならないそうだが…。

だがやっていくたびにどんどん正確に位置を把握でき、4点の魔力を出した後すぐにどれがずれているか気付くようになってきた。

最初の頃はどれがずれているのかすらよく判っていなかったから、個人的には大幅な進歩だと思う。


だが、魔力の使い過ぎなのだろうか?体全体が少し重くなって魔力を生み出すのも一テンポ遅れて来た気がする。


「結構ばてて来たみたいね、そろそろやめておく?」


相変わらず師匠は意地悪そうに聞いてくる。

きれいな女性なのにそういう意地悪なところがちょっとマイナスだよな、いやマイナスなのか?


何にせよ努力すると誓っておきながら、初日に師匠の言葉に乗っかって練習を中断するのはさすがに情けない。

こうなれば意地だ。苦しい状態でも出来るようになってやる。その決意で再び大きく息を吐くと練習を始めた。



さらに1時間後、ふらふらになりながらも成功率は65%程まで上がった。これなら明日の元気なころはきっと…そう思いながら俺は地面に倒れこむ。

そういえばこれ、いったい何の魔法の型なんだろう?今日は魔法発動までできなかった。

何とか立ち上がろうとするも、体が動いてくれない。


「おーい」

師匠の呼ぶ声がするが立ち上がる力がわかない。体は動かして突かれたわけじゃないのに…魔力ってそういうものなのだろうか?


「それは慣れていないからよ。慣れればそこまでの疲労感はなくなるわ」


師匠のそんな声がする。あぁ、魔力切れの状態でレジスト出来なくなったのだろうか、また心を読んだのだろう。

返事が出来ない状態とはいえちょっと酷い。


そのまま師匠に布団まで運ばれてその日は晩飯も取ることなくそのまま眠った。



コウが倒れた夕方、クエスとボサツはコウが起きないのでそのまま寝かしておいて夕食を食べていた。


「いや~、なかなかのものねコウは」

クエスが肉や野菜を煮込んだスープを銀のスプーンですくい口にもっていきながら語った。


「くーちゃん行儀悪いです。まぁ、確かにコウはすごいです。魔法を覚えて1ヶ月ならあの状態もあり得ますが、昨日の今日ですから」

「だよね、だよね~」

ボサツの注意はスルーしてコウのことを語るクエス。ボサツもいつもの事なのかさほど気にしていない様子だ。


「ですがくーちゃんはなぜコウに光の魔力であんな形を練習させたのですか?第一属性の風ならもっと上手く出来そうですし

 もう少し単純な配置の魔法から始めれば魔法発動まで行けたと思います」


コウの指導は二人で相談してやることにしているが、それぞれの指導中は基本的に口を出さないことでも同意している。

とはいえ、あえてつまずきそうなことをさせるクエスの練習方法にボサツは疑問を投げかけた。


「うーん、あんまり簡単じゃ私が面白くないからかな?ぶっちゃけ今のコウなら3点直線とか、4点で四角とか楽勝だろうからね。

 まぁ、面白さは置いといてもコウはもっともっと上を見れる才能があるでしょ?なら単純な形ではなく努力が必要なものからすり込もうと思ってね」

クエスなりに考えた指導法を聞き、ボサツもなるほど、と頷いた。


魔法使いの頂点に迫れる才能があるコウには、最初から緻密な配置や動かし方の練習をさせておくというのは確かに悪くない。

単純なものばかり教えては、そればかり多用するダメな魔法使いになる可能性もあるからだ。


「とはいえ、今日の様子を見るとしっかり努力しそうな性格でしたね、コウは」

「そうじゃないと困るわ。俺は結構できるのでチャチャッとすごいやつ教えてください!とか言う貴族のご子息みたいな奴なんか相手にしたくないわよ」


ボサツが嬉しそうに言うと、クエスもうれしそうに同意した。

師匠にとって弟子がやる気に満ち溢れているのは嬉しいものだ。教えがいのある弟子が持てて二人は満足そうだった。


魔法の才能が高いものが貴族に多いこの世界では、ある程度の練習で貴族は凡人の強さを簡単に凌駕してしまう。

単純な魔力の強さだけじゃなくて魔力の操作や配置も、凡人の百分の一程度の練習でできるようになってしまうのだ。

それが故に素晴らしい魔法の才能を持つ貴族たちはとことん努力するという者が少ない。


さらに貴族としての傲りをもって成長した者ならなおさらその傾向が強く出る。

そういう状況を多々見てきた二人はあまり弟子を欲しがらなかった。

しかしコウを指導していて二人は思ったのだ。

伸びる上に努力する弟子を指導することはかなり楽しい、と。


「今度は私がコウに風の指導をしましょうか。今日のを見ているとなんだか楽しみです」

ボサツもいつしか話に夢中になり食べながら語っていた。

クエスはそれに気づくものの、研究以外に夢中になるボサツを見てなんだか嬉しくなる。


「風かぁ、コウは既に風のLVが20超えてそうだけどね。今日の光見てるとLV10は超えてる魔力だったし」

「そうですか。では一度風刃を全力で撃たせてみて、受け止めてみましょうか。ふふふ、楽しみですね」



食事が終わり語らいが終わると二人はコウの様子を見る。

相変わらずダウンして眠っているようだ。起きるのは真夜中か、明日の朝か。

とりあえず放って置いて、二人はそれぞれ自分のやることを片付けるため別々に部屋を出て行った。


ちょっと長めになったのは前話とうまく切れる部分がなかったからです(反省)

今回も読んでくれている皆様ありがとうございます。

1章最後まであと少しですが、そこまでは確実に毎日更新していきますので

これからも読んでいただけると幸いです。


修正履歴

19/01/12 魔法配置→魔核配置

19/01/30 改行追加

19/06/30 誤字修正

20/07/15 かなりおかしな表現を修正。ボサツの口調を変更。

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