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悪魔の館へようこそ  作者: 気まぐれメイ


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他人がごちゃごちゃ言ってくる人の話

本日のお客様は、あまり、綺麗だったり、

着心地が良さそうとは言えない服に、

ボサボサした髪をされていました。


「こんにちは、どうかされましたか?」

少し控えめに、声を掛けてみると、

お客様は、暗い表情からは想像が出来ないくらい、

情熱的に話をし始めた。

「私、この服のごわごわした感じが大好きなんです!

なのに、学校に着ていくと、貧乏人だってからかわれちゃって。」


私は口を開こうとしたが、まだ話が続くようだったので、

静かに見守ることにする。

「この髪も!

私は、ちょっとボサボサして、広がっている方が好きで、

だからこうしてるだけなのに。」

そこまで、息継ぎもせず大声で話をしていたお客様は、

はあっと大きく息を吸う。


「どうして!!

なんでみんな、私のことをほっといてくれないの?

私の好きにして、誰にも迷惑なんてかけてないじゃないの!」

かなりいら立っているのが、ひしひしと伝わってくる。

だけど、学校って、集団社会だからこそ。

周囲と違っている人って、良くも悪くも目立っちゃって、

後ろ指をさされてしまうものなのよね。

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