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フローラ王妃

「どこで覚えたんだ? こんな洗い方?」

「エッチな本で幼少期から勉強しましたのよ。確か、初めて知ったのは8歳くらいですわ。お父様の戸棚に隠してあるエロ本をお母様が渡して下さいましたの」


 ペラペラと自分の性体験を語るのはフローラ王妃がお嬢様育ちの故だろう。あまり、物事を隠すという考え方をしないのだ。


「なぜ、母上はお前にエロ本を渡したんだ?」

「将来~、エルヴィン陛下を楽しませるようにと、お母様から性の知識を教えて頂きましたの。お父様は複雑な顔をしておりましたけど~」 「お父上に少し同情する」


 貴族の女性は娘に性技を教えるのは、貴族の嗜みの一つである。


 将来、結婚して子供を産み、血脈を残して家に貢献するのが女性の務めだからだ。


 だが、父親は得てして、そういう事に複雑な思いを抱くものだ。


「私は小さい頃から、陛下のお嫁さんになるのが夢でしたので、一生懸命、性技を覚えましたの~。でも、実践するのが、初めてですので陛下が気持ち良いかどうか、少し不安ですわ。陛下、如何ですか~?」


 フローラ王妃が、懸命に身体を動かして、エルヴィンの背中に自分の胸や腹を当てて、上下に動かす。


 フローラ王妃の柔らかい乳房、腹、腕、そして、黄金の長い髪がエルヴィンの背中で躍動する。


「ああ、とても気持ち良い。ありがとう、フローラ」


 エルヴィンは心地良く答えた。


 まだ16歳のフローラ王妃は肌が美しく瑞々しい。


 二週間ほど前まで処女だったので、まだ性技は未熟だが、それゆえに初々しい愛らしさがある。


「喜んで頂けて嬉しいですわ。私、一生懸命、頑張ります~」


 金髪碧眼の王妃は喜び、満面の笑みを浮かべた。


その後、フローラ王妃は、一時間以上かけて自身の身体の全てを惜しみなく使い、エルヴィンの全身をあます事なくマッサージした。



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