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8話 二人きりの特訓とか意識飛びそうです

 アリア!アリア!アリア!アリアぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!

あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!アリアアリアアリアぅううぁわぁああああ!!!

 あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん

んはぁっ!アリア・ララモーラたんの真紅の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!

 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!

 昨日のアリアたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!


 ……はっ!!夢?今のは、さすがに俺でも気持ち悪いと思うぞ。

 確かにそれくらいアリアは好きだけどな。悪夢だったし、もう一回寝るか。


 ……


 今度はまた意味わからない夢だ。よくわかんないけど言い争ってる四人とそれを見ている一人。深く考えるだけ無駄だな。

 え?もう朝か。いつもと寝床違うから違和感がすごいんだよな。でもここじゃなきゃ会えないから、まだ帰るわけにはいかないんです。

 とにかく、アリアと会うためにも帰りません。口調が戻っていますが別にいいです。シャルナ先生やリュウガが帰るって言っても自分だけでも残ります。お金は……そのとき考えましょう。

 はぁ、アリアに早く会いたいですね。あとちょっとの辛抱なのです。今日も行けば会えるんですから。しかも昨日頑張って練習したので口調もバッチリのはずです。

 寝台から降りましょう。モーニングルーティンです。

 あれ?そういえばシャルナとリュウガの姿が見えないですが、どこ言ったんですか?

 宿で部屋を取ったのは一室。ベッドは三つあって宿の中でもだいぶ大きい部屋だった。とは言っても、人が二人も姿を隠すにはいささか狭い気がするが。

 着替えを済ませて宿の外に出ると、いた。なにをしていたのかはわかりませんが、なんかしてたのでしょう。

 二人で並んで歩いてました。え?手を繋いでいますよ!これはきっとなにか事件があったに違いありません。

 リュウガが強引に腕を引っ張ったとか、リュウガが無理やり手を掴んだとか、リュウガが……不毛ですね。

 シャルナとリュウガの愛の結晶である僕がなにかを言うこと自体間違ってます。

 普通に聞いてみましょう。


「おはようございます。朝早くからなにしてたんですか?」

「レオニス、昨日のアリアって子のことを調べてたんだけど、あの子神子らしいわ!」

「……?昨日言いませんでしたっけ?」


 とっておきみたいな感じで話してきたシャルナは、出鼻を挫かれリュウガを睨んだ。

 リュウガはそっと目を逸らし逃避。しかし、ターゲットは無防備な下の方へと移っていき、思いっきり踏み抜かれていた。


「ごめん。今のは忘れて」

「はい。それで、結局なにを?」

「いえ、特になにもしてなかったわ。強いて言うなら散歩かしら」

「そうですか」


 ちょっとした静寂が場を支配。気まずいです。

 リュウガの方を見やると小声で「俺の扱いやっぱ雑じゃね」と。リュウガですし、仕方ないですよ。

 そういえば、神力の吸収について聞いておかなきゃでした。昨日聞くの忘れてましたし。


「先生、先生は地面とかから神力を吸収することってできますか?」

「急にどうしたの?そんなことできるわけないじゃない」


 先生ができないとなると、神子だけの能力というのが正解なのでしょう。口振り的にありえないと思いますし。

 さすがに僕とアリアだけなんてことはないと思うので、そう思うことにしましょう。シャルナ先生たちに言う必要は、特にない気もします。いつか驚かせるためにとっておきましょう。


「とくに深い意味はないです。聞いてみたかっただけですから」

「あらそうなの」


 詮索してくることがないあたりさすが先生です。疑いのうの字もないですね。理想のお母さんです。

 感激の横からリュウガの声。


「レオニス、今日もあの子に会いに行くんだよな?」

「はい!」


 そうですよ。今日はこの後、まだ先ですがアリアと会えるんです。こんな幸せもそうないですよ。


「レオニスはあの子のことが好きなんだよな?」

「はい!大好きです!!」


 一眼見たときからアリアに惚れていた。そんな自分によくやったと伝えたい。いや待てよ?別に誰であろうとも一眼見れば惚れるでしょう!


「そうか、なら俺からアドバイスだ。想いってのは伝えたもん勝ちだぜ」

「リュウガからシャルナ先生に告白したんですか?」


 直球に先生が赤くなってます。リュウガに対しての褒美感が強いですね。無駄なことをしました。


「あぁ、一眼見てこいつしかいないと思ったからな」

「そのときのリュウガはきっと冴えていたんですね。それが今じゃこんな風に……」

「わるかったな。ダメな父親で。とにかく、想いはどんどん伝えていった方がいいぞ」


 確認の意味を込めて先生へと視線を向ける。少しだけ顔が赤いながらも、しっかりとうなずいてきた。


「レオニスは別に深く考えなくてもいいと思うけど、言われた側はやっぱり嬉しいし、ありがたいものよ」

「そうなんですね」


 アリアも言われたら嬉しいんだろうか?試してみるのが一番手っ取り早い気がするので、あとで試してみましょう。


「あとでアリアに言ってみます」

「えぇ、頑張ってね」

「おう、頑張れよ」


 両親からの励ましをもらい、そのまま村をぷらぷら歩くことにした。

 普段歩いている村の景色とさほど大差のない光景とはいえ、あふれ出る文化の違いに興味を惹かれ、時間はあっという間に過ぎ去り、


「それじゃあ、行ってきます。いや、行ってくる」

「いってらっしゃい」


 アリアと会う時間になった。

 昨日と同じように、同じ場所に向かう。時間は少し早め。待たせるのは嫌だった。

 大樹の前は静かだった。まだアリアは到着しておらず、風は穏やかに吹いている。

 少し意識を集中させれば、頬を撫でる微弱な風にも熱がこもっているのがわかる。

 アリアのおかげで気づけた現象を堪能しつつ、ゆっくりと時間は進み、丘の下に小さい女の子の姿を捉える。

 あれが天使。いや女神といってもいい。

 目下の女神様はこちらに気づいた途端駆け足になって近づいてきた。


「ごめん。待たせちゃった?」

「いや俺も今来たところだから」


 初々しいカップルのデートみたいな感じのやりとりっぽさが滲み出てますね。デート?あ、やば、思考停止しそう。

 よくよく考えたら二人きりなわけですし?べ、別に自分はアリアに対して何かしようだなんて微塵も思ってないですけど?えぇ。一ミリくらいしか思ってないです。


「話し方、変えてくれたんだ」

「うん。変じゃない?」

「大丈夫だと思うよ。昨日のよりも話しやすいし」

「お気に召したようで何より」


 リュウガに感謝です。成功しました。口調変化はやっぱ正解でした。


「それじゃあ、よろしく!」

「うん。とりあえず、なんで昨日の最後に失敗したのか自分でわかってたりする?」

「あ、あれは……」


 質問しておいてなんですが、過ちに気づきました。失敗したあとのあの温もり。尊い。

 アリアも思い出してるのだろうか?少し顔が赤い気がします。可愛いです。


「わたし、飛んでみたいの。空を自由に。だから空を飛んでる姿を描いたんだけど、ダメだった」

「えっとね、俺は風について詳しくないから教えて欲しいんだけど、空を飛ぶのって風属性の魔法使える人なら誰でもできるの?」

「お母さんはできるって言ってた」

「……なんとなく難しいような気がするから、まずは風を起こすとこから始めてみる?それでどんどん難易度上げていって、最終的に飛ぶのを目標にする感じで」

「わかった。でも風起こすのなんか簡単だよ?」


 アリアはその言葉を証明するかの如く右手の掌を上に向け小さな風の塊を作ってみせた。


「今のアリアがどれくらいのレベルなのか先に知っておいた方がいい気がしたよ」

「間違いないね」


 アリアの返答を聞きながら描く。それは幾重もの壁。

 魔法で言うと初級魔法『石壁』比較的簡単に壊れてしまう防御魔法。耐久は少ないが、一度に何枚も出せたり、想いによって強固になるため使い勝手はいい。

 目の前に突然現れた小さな壁にびっくりするアリア。びくっとしたのがかわいいです。


「今目の前に出したのは初級の防御魔法。何枚も重なってるから、本気の神法をぶつけてみて」

「うん。やってみるね」


 アリアが描くのはなんなのだろうか?全てを貫く様か、或いは数枚を木端にする様なのか。考えても栓のない話だが、考えずにはいられない。

 多分だが前者では神法は使えない。神力の制御が願いに追いついていないはずだから。

 アリアの突き出した両の手から暴風が吹き荒れた。荒ぶる風はやがて形を持つ。それは数枚の刃。

 風の刃が石の壁にぶつかり、その度に壁は砕け散っていく。あまりの勢いにさすがに驚きを隠せなかった。

 5枚目あたりまではすんなりと通り抜けた風も、徐々に失速する。そして、7枚目に当たった瞬間辺りに散った。


「今のはどんな風に描いた?」

「……レオの驚く顔」

「え?」

「や、やっぱなんでもない!」


 いやちょっとほんとやばい。この子やばい。無理。耐えれる気しない。もう死んでもいいかも。あぁいい人生だった。


「好き」

「え……えっ!?」


 急にアリアの顔が赤くなって明らかに狼狽してますがどう言うことでしょうか?めちゃくちゃ可愛いんですけど。


「す、好きって……えぇ!?」


 あれ?これ俺なんか言った?アリアが動揺しすぎな気がしますよ。


「ま、まだ会ってからすぐなんだからもっと大きくなってから言って欲しいかな。なんて」

「ごめん。ちょっと意識飛んでた。俺さっきなんか言ってた?」

「……なんもいってなかったぁ」


 ジト目を向けられました。破壊力が規格外ですね。そろそろぶっ倒れちゃいますよ?アリアはもっと自分の魅力を理解するべきなんです。可愛すぎるでしょ。


「可愛すぎだろ」

「……え?」

「あれ?また声出てた?なんか変なこと言ってた?」

「べ、別に変なことは言ってなかったけど」

「けど?」

「……なんでもない」


 アリアがそっぽを向いてしまいました。何を言ってしまったんでしょうか?変なことは言ってなかったらしいけど、不安ですね。


「怒ってる?」

「え?いや全然怒ってないよ。ただ、ちょっとずるいと思っただけ」


 怒ってないらしいです。よかった。けどずるいってどういうことだ?


「あぁいうことは、意識あるときにしっかり面と向かって言って欲しかったから……」

「?無意識だから素直な俺の本心だと思うんだ。俺が何を言ったのかわかんないけど、本心だってことはわかっておいて」

「……だからそういうのがずるいんだって」


 アリアが小声で何か言ったような気がしますが、聞き取れなかったです。ぼそっと呟く姿もまた可愛いです。


「とにかく、アリアの力はなんとなくわかったけど、やっぱり神力の制御が課題だと思う。でも、さっきの神法は凄かったよ。神法の形じゃなくてそれによる結果を描いて神法を作るなんて、俺もやったことなかったし」

「いや、あれはなんというか、偶然?そう!偶然!あんな風にうまくいくと思わなかったし」

「偶然であれができたなら努力すればいつでもできるようになるってことだから。偶然じゃなくなるように頑張っていこう?」

「うん。よろしくね。レオ」


 同じ神子のアリアにできるなら自分にもできるという安直な考えで、アリアを驚かせる神法を使ってみましょうか。自分ができれば教えやすいですしね。

 とりあえず描いてみましょう。頭の中でアリアの驚いた表情が、可愛いなこれ。集中が途切れそうです。集中しないと。アリアに。

 ダメ。無理。頭の中に天使が存在してます。やめです。これ以上は耐えきれません。

 目を開いたら目の前に天使がいました。これは危ないです。アリアの挟撃です。意識が……


「……え?」


 アリアが驚きの声をあげました。どうしてでしょう?自分が何かしたんでしょうか?謎です。


「レオがどうして風の神法なんて……」


 耳を疑いました。どういうことですか?確かにアリアが驚くような神法を使おうとしましたが、断念しましたし、仮に使えたとしても風の神法なんてあり得ないはずです。

 僕は土の神子ですから。

 にしてもさっきから風が強いですね。ちょうど神法を使おうとしたあたりから……

 マジ?


「どうして……!?」


 わけがわからなくなってきました。一体全体どうなっているのでしょうか?土の神子である自分が風の神法なんてどうあがいても不可能のはずじゃ……


「え?え?どういうことなの?」

「俺にもわかんないよ。ただアリアの驚いた表情を描いたら……実現しました」

「そうなの。って、え?」


 お互いに困惑してます。本当にどういうことでしょうか?理解できません。一大事です。こういうときに先生がいればいいんですが……そう都合よくもいかないので、後で聞くことにします。

 いったん放置することにしましょう。


「運が良かっただけかもしれないし、もう一回使ってみるよ」

「う、うん」


 もうアリアは描かない。描くのは風。吹き荒れる風。下から上に、どうせならアリアのスカートを……いえなにも考えてないです。

 微かな風が下から吹き上げてきている。徐々に風量があがってきて、アリアの顔が染まった気がしました。

 全く意図してないです。想定外の緊急事態です。びっくりです。本当にびっくりしすぎて意識飛びそうなんだけど。

 アリアに夢中になってましたが、本題は違います。風の神法使えましたよ?なんとなくですが、これならいける気がします。


「偶然じゃないみたい。風の神法も使えるようになったのかな?理由はわかんないけど」

「……な、なんで下からやったの!!」


 アリアに伝える前に怒られました。いやあの怒ってるところも可愛いんですけどね。本当に。


「ごめん。深い意味はなかったんだけど……」

「本当に?」

「……うん」


 ジト目ありがとうございます。本当に可愛いです。大好きです。


「嘘だよ。レオはそんなことしないってわかってるから」

「大好き」

「……」


 頬を赤く染めてそっぽを向くのはさすがに反則だと思うんですよ。しかも不意打ちだなんてずるです。

 危ないです。完全に何を伝えるか忘れるところでした。先に伝えておかないとダメですね。


「アリア、試しに土の神法使ってみてくれない?」

「え?わたし土の神法なんて使えないよ?」

「そのはずだと思うんだけど、とにかく一回使ってみてほしい」

「……わかった」


 アリアに見せた神法は針ずばばばばのやつだけなんですが、アリアは何を描いているのでしょうか。

 少しだけ地面が揺れた気がしました。

 嘘でしょ?さすがにそれは洒落にならない気がするんですが。全方位に針ずばばばばってマジですか。


「……え?」


 アリアも驚愕の様子。多分できるとは思ってたが威力がさすがに予想外だった。

 僕よりも強いんですけど……


「なんとなくできるとは思ってたけど、俺よりも強いなんて何を描いたの?」

「できると思ってたの?えっと、昨日のレオの姿を描いただけなんだけど」


 僕の姿だなんて、喜んでいいですか?いいですよね!嬉しいんですけど!!

 神法って想いの強さじゃないですか?ってことはそういうことですか?あぁ妄想だけで意識飛びそう。


「神法って想いの強さで威力が決まるんだよね」

「へぇそうなんだ……え?」


 知らなかったご様子。動揺が伝播してきそうです。その動揺はまずいですね。


「ってことはあんな威力の神法が撃てたのは、わたしのレオへの想いが……多分偶然だね。そう、偶然偶然」


 小声で何か言ってましたが、迷いが晴れた表情。自己解決?触れませんが。


「そういえば、どうしてレオはわたしが土の神法を使えるなんて思ったの?」

「確証はなかったけど、俺がアリアの神法使えるならアリアも俺の使えるんじゃない?みたいな感じで思ってた」

「……なんか繋がってるみたいだね」


 アリアと繋がってるとか意識持たないからやめてほしいけど、繋がりたいというこの気持ちに全くの嘘はないから繋がりたいというのは心の底から思っていることなのだけれど、でも繋がってるというセリフをアリアから言ってもらえたことがなによりも嬉しくて、やっぱりちょっと意識が吹っ飛んだ気がして、何が言いたいかってアリア大好きってこと。

 頭を振って意識回復。


「お互いの神法が使えるにこしたことはないよ。風はアリアが、土は俺が互いに教え合っていこう」

「でもわたし、神力の制御うまくないから、風の神法すら完璧に使いこなせないし……」

「アリアの神法は他人を描いたときに威力が大幅に上がるんだよ。まだ偶然じゃないとは言い切れないけど、偶然であれはさすがに無理があると思う。強い神法はいつでも出せるから、あとは自分の出したい神法を出せれば完璧だと思うんだ。だから、簡単なことを何回も描いて神力の流れを掴めれば自ずと使えるようになると思う」

「……」


 偶然じゃないって言った瞬間に、アリアがそっぽを向いたんですが、違ってたのかな?多分あってると思うけど。

 現状、アリアに足りないのは神力を意識して使うこと。他人を描いて出した神法のあとに全く疲弊してないところを見るに、完全に無意識のうちに大地や大気から神力を吸収して使っているはず。故に神力の込め方っていうのが理解できていないと思う。だから簡単な神法で神力の使い方を学べばいけると思うけど、本当にいけるのか?

 いけなかったらいけなかったでそのとき考えましょう。後回しです。


「空飛べるようになったら教えてもらうからね?一緒に飛びたいし」

「うん……うん!」


 一度目は僕に向かって、二度目は自分に聞かせるようにうなずいたアリアを見て、目標はガッチリと固定されました。

 絶対一緒に飛びますよ?すぐに叶いそうな気がしますけどね。


「そういえば言い忘れてることあったから今言うね?」

「なに?」

「アリア、今日も世界一可愛いよ」

「……!?」


 空を見上げてそっと思う。

 リュウガ、俺はやったぞ。

 空に映るリュウガから「まだ死んでないわ」って言われた気がした。

え?ルイズって誰ですか?

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