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タイムネメシス~二度目の人生は二つの入れモノde~  作者: あすか良一
エグザイル編
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第93話 『反応』

第93話


『反応』


ゴウッ‼


物凄い速度で何かが近付いて来た。

鋭い何かだ。

方角は俺の右斜め前、数瞬前に光と音を放った氷の魔物のいた方向だ。


素早くそれを右手でガードしようとしかけたが、その瞬間言い様の無い嫌な予感がした。

俺は腕を上げるのを止め、腰を沈めると共に上体を大きく横へと反らした。


本当にギリギリのタイミングだった。

今まさに一瞬前まで俺の頭があった場所を、何かが凄まじいスピードで切り裂こうとしていた。

一瞬その光景が俺にはスローモーションの様に感じられる。


脳の危機回避能力の一つとも言える現象。

人は命の危険を感じた時、周りの動きを遅く感じる事が出来る。

ゾーンとは違いほんの一瞬の出来事。

実際には脳の機能の減少に伴うタキサイキア現象とされているが、グレンの場合は1つだけそれとは大きく異なる部分があった。

本来はたとえ時間の流れを遅く捉える事が出来ても、自分の動きがそれに伴って速くなる訳では無いので、回避出来ないものは回避出来ないのだろうが、グレンの場合は時間の流れを遅くする事が出来たという点だ。それにより、グレンにとってこの現象は感覚をより鋭敏化させる結果となり、それは動きを修正するチャンスを得る事と同義となった。


俺は上体を反らしつつそれを見送る。

腰を沈めるのと連動して俺の視線がそちらへと向けられる。

俺の目の前を通り過ぎ様としているのは飛び蹴りの様な姿勢をしたローブの人影。

足先が丁度俺の肩口を通り過ぎようとしていた。

『ちっ‼』

このままじゃ躱しきれないと判断した俺はより大きくそれを避けようと身体を動かす。

それはほんの数センチ、いや数ミリ程度だったのかもしれない。

それと同時に右肩を抉られる様な衝撃が襲い、俺は後ろへと転がされる。


既に上体を反らしてきっていた俺にその衝撃に耐えるだけの踏ん張りが出来るはずもなく、更にはそれに続いてやって来た風に押される様にして吹き飛ばされた。

そしてそのまま3回転程後転させられ、頭が丁度上に来た所で、そのままの姿勢を維持し、足裏で地面を滑らせながら止まった。


俺はしゃがんだ態勢で右肩をチラリと見た。

痛みはそれほど無かったが肩の上を切られている。

実際にはあの時俺が見た光景では肩にそれは当たっていなかったはずだが、右肩には鋭いナイフで切られた様な跡が一直線にあったのだ。


視線を即座にさっき通った軌道を追う様にして向ける。

その先には既に俺に向かって駆けるローブの姿があった。

『速い‼』

俺は刀を抜こうと考えるが、瞬時にそれは間に合わないと判断する。

『くっ!』

左斜め前方に跳び退く様にして転がり、左肩で地面に着地し、上半身を起こすと同時に刀を抜いて構える。

俺は相手を視界前方に捕らえたと思ったが、既にそこにはいない。


シュッ!

僅かに聞こえる風の音、条件反射に近い動きで俺は刀でそれを弾き返す様にして右腕を上げる。


キン!

ほぼ音と同時に迫りくるそれを刀で弾いた。

しかしその衝撃に体を揺らされる。


俺は自ら腰を回転させ右へと上体を開きその衝撃を受け流しつつ、左手を腰の刀へと向け、踏ん張った。

そしてその右手側にいた相手を見た。

そこには体を回転させて背中越しに蹴りを繰り出そうとしているローブの姿。


左に掴んだ刀を瞬時に抜き放つ。

俺の刀とローブの蹴りとがぶち当たった。


ギン‼

先程よりも重く若干鈍い音が響く。


『ぐううう!!』

その衝撃に態勢が悪く浮かされかけたが、俺は踏ん張りながらも後ろへと滑っていく。


そして態勢を立て直す間もなく、両腕を開いた状態の俺へとローブの男が迫ってくる。


既に男は一瞬にして間合いを詰めて再び蹴りを放とうとしている。

その予備動作すら速すぎる。


刀での迎撃は間に合わない。

止むを得ず俺は刀を交差してそれを受ける。


次の瞬間豪脚とも言える蹴りの衝撃が刀から俺の全身へと伝わり、俺は大きく後ろへと足で地面を削りながら後退させられていく。

『マジか!?』

グレンは内心で焦っていた。

『バーンのパンチ並みの威力だと』


彼が驚くのも無理は無い。

元来足の力は腕の力のおよそ4~5倍はあると言われている。

単純に人間の脚力と腕力だけで比べても3倍以上はあるはずだ。


『何だこいつは!?』

ほぼ100%俺の敵である事は間違いないが、あれはさっきの氷の中にいた魔物とは別物だろと。


かつて戦いの基本は先制攻撃だと厨二のノリで言ったグレンはある意味で正しかった。

油断して自ら突っ込んだ上に、いきなりの予想外、いや予定外の攻撃を受け、怯まされたのだ。現に先程から後手へ後手へと回されている。

今も滑らされた先で苦戦中だ。


『くそっ!!』

滑らされた先で即座に立ち上がった俺に、今も尚凄まじい速さと威力で俺へと蹴りを繰り出し続けている黒いローブの人影。

俺は何とかそれを両手の刀で受けてはいるが防戦一方と言わざるを得ない状況だった。


反撃する隙が無い。

いや弾いた際に何度か反撃を試みてはいるが、その都度かわされ、弾き返されている。

しかも逆にそれによって俺に生まれる隙を見逃さず反撃が来る。

反応が少しでも遅れればカウンターを喰らうのは目に見えている程の受け流しだ。

そして徐々にだが俺は後ろへとその威力を抑えきれず後退させられている。


『これじゃ魔力を練る暇すらねえじゃねえか!!』


ローブの蹴りは変幻自在でその軌道さえ読めない時がある。

真っ直ぐに突いて来たかと思えば鞭の様にしならせて俺の首元へと伸びてきたり、片足で絶え間なく連続して突いてくる中で僅かに打点を変えて、時にはわざと間を空けて隙を誘ったりもしている。

このままじゃマズいと思い、その蹴りの間に俺の刀を突き返すも、その場で軸足を回転させてかわしながら蹴りを繰り出され弾き返される。

弾き返された衝撃の隙にまた蹴りを突き込まれる。

まだ蹴りを直接は叩き込まれてはいないが、このままだと押しきられるのは明らかだ。


よく言われるキックとパンチはどちらが強いのか。

ボクシングと総合格闘技などの異種格闘技戦に多く上がる議論でもあるが、単純にどちらが上かはハッキリと言えない。

パンチにはパンチのキックにはキックの特性がある。

パンチは柔軟性や正確性。

キックはその射程と威力。

無論この話は人間に限ったものだが、どちらを鍛えたか、どちらの技量が勝っているかによって大きく異なる。

たとえ全く同じ人間が戦った場合でも恐らくこれは変わらないだろう。

使い慣れているか、そうでないか、また相性などもある。

様々な要因があり、一概にどちらの方が強いとは言えない。

では刀とキックではどうか…

当然刀だろと思うかもしれない。

あるいは技量や経験によっては使い方次第でキックが上だと思う者もいるだろう。

これが銃と刀でもその状況によって判断は異なるかもしれない。

しかしこう言った議論は無意味でもある。

正解は強い方が上だ。

至極簡単な答えだが的は得ている。

勝った方が強いのだ。

勝ち方ややり方、扱う獲物や経緯には色々あるだろうが結局はそういう事だ。

つまりそれをどう使い、どうやって勝つかが重要であるという事。


『なんとかしないと』

受けている時間は短いが、撃ち合った回数は計り知れない。

『威力が俺の方が上ならばまだしも、技量まで向こうが上じゃやりようが…』

リーチは同じとしてもスピードが同じで威力が上でそれを操る技量も上…


『隙がなけりゃ、作ればいい!!』

グレンは右手の刀で弾く際に魔力を注ぐ。


ぶわっと一瞬にして刀から噴き出す炎。


ローブはほんの一瞬だけだがその流連な蹴りの動作を鈍らせた。


『今!!』

グレンがその僅かな合間を縫う様にして左手の刀を突き刺す。


途端、ローブの男は後ろへとバックステップしてそれかわそうとする。


『逃がすか!!』

突き出した刀に魔力を注ぎ、その先から生じた冷気がローブの男に伸びる。


それはローブの肩の部分を引き裂いた。


次の瞬間ローブは蹴りを放つ、そしてそれをグレンが刀で迎撃した。


ガチン!!


重く固い物同士がぶつかった音がして、後ろへと飛ばされた。

しかし今度はグレンだけが飛ばされた訳ではなくお互いにだ。


今の場合はローブの方が態勢も悪く蹴りの威力も万全ではなかった。


そしてその態勢のままお互いに距離を取って見つめあう。


『ようやっと一撃か…』

グレンはこれでようやく五分に出来た…とは思ってはいない。

技量で劣っていた分、奇策でそれを返したのだ。


『あの黒ローブ何者だ?』

あそこまで近付いていてもグレンにはフードに覆われた顔は見えていない。

まるで暗闇に覆われた様にして見えないのだ。

『それにあの足…』

先程からグレンが見えているのはローブの足の部分だけだ。

その足全体に緑の鎧の様なものがつけられており、グレンの刀と打ち合っても切れる事は無かった。

しかもあんなものをつけていながらあの速度。

どれ程の重さかは分からないがその足枷を外したらどうなるのか心配になるほどだ。


だが今は思考を巡らせる前にグレンにはやる事があった。

『今は出し惜しみしてる場合じゃないな』


距離を取れたのは好都合。

グレンの両足に、グレンの両腕に魔力が張り巡らされる。


先程隙を作ったグレンの行動、刀に魔力を注ぐ方法は瞬間にでも可能となっている。

肉体の動きを速めたり、強化したりするのも()()()には可能だ。

ただ慢心を突かれ、攻め立てられた焦りの強さが招いた思考の結果、それを行う余裕が無かった。

勿論強者でも隙を突かれてあっさりと負ける事もある。

無論グレンは自分が最強だとは思っていない。

今回は万全の状態であってもそれは難しかったかもしれないが…


尚魔力を練る時間が無いと言ったが、実際魔法を練る時間は全く無かった。

刀に魔力を注ぐ際は魔法を唱える訳ではないのでスーに魔力を注ぐのと同様、量の調整だけで済む。

身体強化は同時に足と手を強化するのには若干時間はかかるが一点のみならば可能だ。

因みにグレンの今の練度では全身強化はまだ出来ない。


『行くぞ!!』

俺は黒ローブへと向かっていく。


【???side】


ここはとある小屋の中。


「アタマハコワスナヨ!!」


「………」


そこには二体の魔物と三人の男の姿があった。


だが今そこに立っているのは二匹の魔物だけだ。


三人の男は倒れたままだ。

その内の二人は喉から血を流し横たわり。

一人は頭から血を流して仰向けに倒れている。


「オマエダケカ?」

緑の人型をした魔物はスキンヘッドで醜悪な顔をしており、薄黒いレンズの鼻眼鏡を掛けている。


「………」

もう一体の方は同じく緑の人型ではあるが、その体は大きく髪も生えている。手にはこん棒を握っていた。


「…シカタナイ」

この魔物はゴブリンリーダー。

主にゴブリンやホブゴブリンたちを統率する役目を担っていた。

一部違う魔物も指揮していたが、もう一体の魔物とは指揮系統が違っていた。

より明確に言えば大きい方の魔物は更にその上の者からの指揮でしか動けない様になっている。

そして()()()()()喋る様には出来ていない。


小さい魔物は考えた。

今ここにいるのは1体で獲物は3体、持っていくには…あと1体は欲しいと。


「キキ、チョットマッテロ」


「………」


先程からほぼ独り言の様だが、答えはしないものの動きもしない魔物に向かってそう告げる。


小さい魔物は小屋を出ていく。


………


それから数分後小さい魔物は息をきらせながら勢いよく戻ってきて、

「キキー!!」

と悔しそうな声を上げた後、腰の部分に付けられた布袋からあるものを取り出した。


それは一見、拳程の黒い石の様に見えるがよく見ると中で黒い靄の様なものが渦巻くようにして広がっている。


それをおもむろに掴んでから、頭から血を流して倒れている男の口へと捩じ込むようにして埋めていく。


するとドクンと身体の中で何かが鳴動したかの様な仕草で男が体を震わせた。


「キシャシャシャシャシャ!!」

それを見た小さな魔物は何かを喜んでいた。


【グレンside】


黒いローブへと突っ込むと、奴はそれを迎撃しようと足を蹴りだそうとしたが、

『イケる!!』


俺は力強く踏み込むと同時に奴の繰り出した蹴りを前傾姿勢でかわしながら手にした刀を真横に振るう。

しかし見事奴の胴へと届いたはずの攻撃が弾かれた。


『何!?』

すかさずそこへ蹴りが見舞われるが、

『見える!!』

それよりも早くバックステップしてそれをかわして一度大きく距離をとる。


奴もそのまま仕掛けては来ず、その場で刀に切られた箇所を見るようにしていた。

ローブは横腹の部分が切れていたが、その下は相変わらず闇の様に黒くて見えない。

ただ少なくとも痛みは感じていない様だった。


『鎧か?いや、だがあの感覚は…』

確かに刀に魔力は通していなかったが、防がれるとは思っていなかった。

確かにさっき打ち合った足の鎧と同じ強度だと考えれば辻褄は合いそうだが、何か違う…

正確には弾かれたのでは無く阻まれた感じだ。

切った時の感触が明らかに今までのそれと違っていた事を感じていた。


『ならば!!』

俺は右腕の魔力を伸ばす様にして刀へと注ぐ。

僅かに右腕の魔力の厚みが下がったが仕方ない。


刀は熱を帯びて紅く染まるが炎は出ていない。

薄く広く伸ばす様な感覚で魔力を維持した状態だ。

俺は何度か試して分かったがこの『炎月刀』は二通りの使い方があった。

一方は刀に魔力を注ぎ込む量。一方は注ぐと言うより刀全体に張り巡らせる事。

量の調整で生み出される炎、巡らせる事でその切れ味が増す。

未だどちらも完全には使いこなせてはいないのが今後の課題だが…


俺は再度、黒ローブへと打って出た。

それとほぼ同時に奴も前に出てきた。


確かに身体強化で先程よりも威力もスピードも上がってはいるが、決して余裕がある訳でもない。

魔法を使えばもっといけるのかもしれないが、俺はまだ一体一での魔法の扱いにそこまでは長けていない。

俺の魔法は殲滅系が多く、ぶっつけ本番で試せる程の自信がこの戦闘においては()()。特にスピード重視の戦いで使うタイミングが非常に難しかった。


よって今は…

俺は右手の刀を強く握る。


その瞬間前方にいたローブの姿勢が沈み込む、そしてその次の瞬間凄まじい速度で突っ込んで来た。

しかも飛び蹴りの格好のままで、強弓によって放たれた矢の如く、水平にして飛んできた。


『『えっ!?』』


俺はそれを見て有り得ねえと思った。

自分も大概だが、この世界でもやはり固定概念として物理法則的な何かは信じていた。

魔法だからオールオッケーと言うのも最近馴染んではきたが、こういう光景を目の当たりにするとやはり驚くのは仕方が無い。

普通俺たちの世界での飛び蹴りはそんなのじゃない。

しかもスピードが増してる気がするし。

最初の攻撃の時も焦ったが、直視すると尚更だ。

俺と同様飛んでいたり魔法なのかという思考が一瞬だけよぎったが今はどうでもいい。


今のグレンは驚かされてはいても焦ってはいなかった。

戦闘に入る前まではさっさと蹴散らしてエンリの所に行って、エルザの無事を確認しよう程度の認識だった。

恐らく初見で今のを見ていたら危なかっただろう。

だが、ここにきて相手がもう一段上に上がる事も想定していたグレンにとっては問題なかった。

余裕を無くした今だからこそ言える事かもしれないが、

『それでも負ける気はしない!!』


奴はそのままのスピードで蹴りを俺の頭の位置目掛けて突っ込んでくる。


俺はそれを()()避ける気はしない。

前へと踏み出し、それが交差した。


キーン!!

と言う甲高い音が辺りに響いた。


そして交差した後、黒ローブは前方に回転する様にして着地し振り返る。


俺はその場でしゃがみこむ様な姿勢のままで…

ゆっくりと立ち上がって振り返った。


交差した瞬間、ローブの方はグレンがそれをかわすのを読んでいたかの様に逆がわの足で首を狙ってきていた。

だがグレンもそれを読んでいた。

恐らくは飛んできた足とは別の足で攻撃してくると。

グレンはそれを左の刀で防ぎ、いなす流れで右の刀で切り裂いた。

本当は胴へと攻撃を当てるはずだったのだが、ローブは寸前でそれをかわそうと体を捻らせる様にしてずらされたのだ。

双方におよそこの世界の者が見ても、人の動きのそれでは無かった。


俺の前に黒い塊が落ちて、霧散した。

俺は立ち上がって奴を見た。


ローブ姿のそれは左肩のあったであろう部分を失っていた。

当然ローブも切られておりその半身もまた(あらわ)になっていた。


切られたはずの腕の部分から出血は見られない。

代わりに切り口の周りを黒い靄が蠢くようにして覆っている。

顔は未だに見えないが、僅かにだけ晒されている部分は緑色をしており、その下の途中から下半身部分が鎧に覆われている様だ。


『やっぱりな…』

あれはエーゲ村の時と一緒のやつか?


「お前魔族か!!」

刀を構えつつ問い掛けてみる。


「………」

ローブからの返事は無い。

依然としてその場に立ってこちらを見ている。


『答える気は無いか…』


そう思った直後、


ドカーン


という大きな爆発音が響いた。


『まさか!?』

俺の意識はそちらに向いてしまった。

向かざるを得なかった。

今の爆発音は俺が向かおうとしていた方向からしたのだ。

『エンリ!エルザ!』

何かあったのか!?そう思わざるを得なかった。

この場を捨ててその場へと飛んで行くか一瞬迷った。


そしてそのタイミングを狙ったかの様にして状況が動いたのだった。
















これでも大分端折ったつもりだったのですが、やはり説明個所が出来てしまいます。

これもあれもと詰め込みすぎて結局削る作業の繰り返しです。

もっと分かってもらいたい。もっと伝えたいと考えているのですが…


因みに作中のキックVSパンチなどはあくまで作者の考え方であって、実際にはこうだろとか本当はそうじゃない等々あるかもしれませんがご了承下さい<(_ _)>

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