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無心
暗闇の中光りが。。。
たんたんたん、手をつなぎ僕は姉と走ってた。
思い出はあんまりない。
僕の思い出は、、。
ブー、ブォンとバイクに揺られている。
じぁねーありがとう。
僕はバイクからおり、保育園に行った。
何となく楽しくて、何となく寂しい風に思えたことを今でも覚えている。
そんな無邪気な時間は、人生の中で幼少の時でしかない。
小学校にあがった。僕は何不自由なく、悩み事もなくあがった。
その頃、今の僕には分かる好景気だった。
家には車も数台あったし、海外旅行にも行った。
子供の頃って、何が有ると、何が良くなると考えもしなかった。
今が楽しければ、良いって。。。
当たり前かも知れないけど考えもしなかった。
キンコーンカンコーン、休み時間だ。
暖かい時はぬるくて、寒い時は冷たい水はよく飲んだ。
寒い冬でも半ズボンで小学校は通った。
小学校四年生の時に事件は起こった。。。