第二章 システム
「システムオンライン、ようこそ管理者様。」
「オォー、誰かいるの?」彼は驚いて周りを見た。
「あれ誰もいない?おかしいな、確かに声が聞こえたような…」彼は考えながら、再び周りを見た。
その時もう一度声が鳴った。「ピー、システム更新完了。初心者プレゼントを受け取りました。能力交換ポイント一万、武器交換ポイン一万、軍団召喚ポイント五万、道具交換ポイント十万。初心者であるため、初めの能力解放は無料です。慎重に選んでください。」
「えー、えっとあなたは誰ですか?」浩介は聞いた。しばらく待っても返事はなかった。彼はもう一度聞いた。「あなたは誰です?」しかし、まだ返事はなかった。
確かにあいつはシステムとか言ったな、システムで呼んでみるか。
「システム?」浩介は言った直後に返事がきた。
「はい、管理者様。」
「能力の選択をしてください。」と少し冷たい声が聞こえた。
「能力で何?後、どうやって選択する?」浩介が聞いた。
「はい、能力とは超能力、魔法、身体能力です。選択は頭の中でシステムで思い浮かぶとメニューが脳内で見えます。」システムが答えた。
なるほど、能力で超能力とかか、えっと、頭の中で思い浮かぶ。
メニュー:能力
武器
軍団
道具
メニューが彼の頭の中に出てきた。
「ワォー、これがメニューか、すごいなぁ。」彼は言った後、目を閉じて頭の中で能力のメニューを選んだ。
メニュー:能力:超能力
魔法
身体能力
「どうしようか、超能力もいいし、魔法もいいよな。身体能力でなんだろう。まぁ、とりあえず超能力見てみるか。」彼は頭の中で超能力を選んだ。
メニュー:能力:超能力:空間系超能力
炎系超能力
水系超能力
雷電系超能力
風系超能力
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暗黒系超能力
「えー、すげ、なんかいろいろあるんだ。どれにするか迷うな。」「魔法も見てみるか。」
メニュー:能力:魔法:氷系魔法
炎系魔法
光系魔法
空間系魔法
土系魔法
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闇系魔法
「魔法も多いな、これも迷うな。」「身体能力も見るか。」
メニュー:能力:身体能力:剣術マスター
拳術マスター
弓術マスター
槍術マスター
盾術マスター
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斧術マスター
「身体能力も悪くはない。」
「どれにしようかな。迷うな。」
「システムおすすめの能力である?」
「はい、おすすめは魔法か超能力です。管理者様の身体状況から判断すると、まず身体能力系は使えません。超能力は素早く使えますか、身体へ負担は大きい。魔法は呪文を唱える必要はあるけど、魔力さえあれば、永久に使えます。」
「なるほど、どうしようかな。……よし、決めた。」
「魔法にする!」