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プロローグ

こんにちは。新人の柊冬木です!

初投稿ですが読んでもらえると幸いです。


それでは、読者さんに至福の時間を!

 眩しい光が、カーテンの隙間から入りこんできた。


 朝だ、大っ嫌いな朝が来てしまった。時計はもう7時を指している。


 はぁ、学校行かなきゃ…。


 仕方なく制服に着替えて二階の俺の部屋から一階のリビングへ向かう。リビングにはいつも通り誰も居なかった。両親は仕事が早朝からあるから、俺が起きる時間にはいつもいない。よく朝早く起きれるよな。


 そんなことを考えながら置いてあった朝食を食べる。朝食を食べ終えた時には時計が7時半を指していた。それから歯を磨いたりなんだりして、家を出た。


 学校までは5分だから家ではゆっくりできる。


 そうこうしてる間にもう学校についた。教室に入る前に1つ言っておこう。この俺『根暗 爽(ねくらそう)』はボッチだ。友達?そんなもんいるわけがない。むしろいらない。 べ、別に強がってるんじゃないんだからね⁉︎

 教室のドアを開ける。その瞬間、たくさんの人が俺に注目する。急に嘔吐感が湧き上がってくる。気持ち悪い。いつものように自分の席についてすぐさまスマホを手にする。これが一番落ち着く。

 チャイムが鳴った。こうして俺のなんの面白みも、変化もないいつもの1日が始まる。


 ―――――――――――――――――――――――――――

 学校が終わった。一緒に帰る友達もいる訳ではないし、部活にも入っていない俺は真っ先に家へ向かう。どこに何があるか分かるようなくらい見た景色。買い物に来たおばちゃんや、犬の散歩をするおじさん。子供と一緒にどこかへ向かう夫婦。普段と何も変わらない何の変哲もない退屈な日常。

 この時俺は知らなかった。この日を境に平凡で退屈な日常に終止符を打たれることを…。


 俺は早く家に帰るために路地裏を通っていく。誰にも会わずに早く帰れるこの道を俺はよく使っている。

しかし、今日は何かいつもと違った。この路地のどこかで声が聞こえる。「なんだ?珍しいな。しかも喧嘩か?辞めてくれよ…俺の聖域を汚さないでくれ。」






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